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登場国編

縁の国


異世界アカツキノタイラに古くから存在する大国の一つ。

東の暁の国、西の宵の国に挟まれる形で広大な領土を保っており

暁の国、宵の国との仲を、統治一族の平家が

その影響力で取り持ってきたことが、国名の由来となっている。

首都連理の都は、周辺に地平の向こうまで続く穀倉地帯を有しており

周辺地帯で大量に生産された多種多様な食料は

都内の大市場において取引されている。

東から暁の国、縁の国、宵の国と3つの大国が並んで存在するため

縁の国には交易の中継点となる都市拠点も幾つかある。

戦国時代から江戸時代末期にかけての日本のような

和風文化が浸透しているが

電気に似た性質を持つ超速子エネルギーや

法力を利用したテクノロジーも発達している。



暁の国


異世界アカツキノタイラに古くから存在する大国の一つ。

ペンドラゴン王家が代々統治者として国をまとめている。

縁の国から見て東の隣国である。

暁の国が造られ始めた黎明期

遠方の宵の国地方とは友好関係が薄かったが

縁の国平一族が間に入り仲を取り持つことにより

両国の信頼関係は徐々に厚いものとなっていった。

領土内には広大な森林があり、森林資源を利用した

林業から始まる木工、建築、製材が国の基幹産業となっている。

暁の国には、中世ヨーロッパに似た洋風文化が古くから浸透しており

暁の国の民は日本語とほぼ同じ、アカツキノタイラ語を話すものの

他国の民よりカタカナ語を多用する傾向がある。

欧米風の顔つきをした者たちが

縁の国、宵の国より、割合的に多く住んでいる。



宵の国


異世界アカツキノタイラに古くから存在する大国の一つ。

源家が代々君主として国をまとめている。

縁の国から見て西の隣国である。

人が住む集落の集まりから国が形造られた時期は

縁の国、暁の国に比べてやや遅く

そのため、当時の国力は他の2国より小さなものであったが

縁の国が宵の国、暁の国の仲を取り持つことにより

交易が盛んになり、宵の国は大国へと成長していった。

首都夕闇の都は、芸能の都として知られており

都には芸事を深く学び探求している興行団体が数多くある。

それらの興行団体は、宵の国、縁の国、暁の国の各地を訪れ

抱える芸人や歌い手、踊り手などが、芸事を披露することで

金銭収入などの利益を得ている。

縁の国と同じく、民たちの間には

戦国時代から江戸時代末期にかけての日本のような

和風文化が浸透している。



天の国


異世界アカツキノタイラに存在する神の国。

天照が(つかさ)の神として月読と素戔嗚(すさのお)、2柱の弟と共に国を治めている。

概念的には人間界と冥界の狭間に位置する国であり

人間界で多くの功績を残した者が、死後、新たな朽ちない体を与えられ

首都高天原で生活している。

朽ちない体を与えられた彼ら彼女らは、悠久の時を気の済むまで使い

自己研鑽や創作などを自由に行うことを、天の国において許されている。

従って天の国の民たちは、ほとんどの者が

仙人のような人智を超えた能力を持っている。

計り知れない価値を持つ創作物や、非常に有用な能力を

天の国では手に入れることができるが

それらを得るためには、国を治める3柱の神々の許可が必要となる。

その許可は滅多なことでは下りない。



アカツキノタイラの世界には四季があるが

日本のそれと比較すると春秋が幾分長く、夏冬が幾分短い。

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