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2人でいればなんとかなる!

拙い文ですが気楽に読んで頂ければ幸いです。

ファンタジー要素も多いので現実では起きないような事も起こります。ご了承の上お読み下さい。




タッタッタッタッ...

ハァ、、ハァ、、ハァ、、先輩、ごめんなさい。 

私、間違ってました。  先輩の気持ちを考えず、全部独りよがりでした。 自分がどうして先輩と一緒にいたいのかも見失っちゃう、どうしようもないバカだけど、もう迷いません。 私は先輩と一緒に居たいです。

先輩が居ないとダメなんです。


早く先輩に伝えなきゃ、、早く先輩に会いたい!




ーーー食堂ーーー

ガヤガヤガヤガヤーー....

ハァ、ハァ、ハァ、、キョロキョロ、、食堂中を見渡すが先輩がいない。


「ハァ、ハァ、、どこ? どこにいるの?」



『ねぇ、あなた珀の彼女よね?』

「!」

振り向くと知らない女生徒がそこにいた。 誰だろ? 見たことがない綺麗な人だ。


1年生なら全員知っている。 上級生なら知らない人もいるかもしれないけど、こんなに綺麗な人だったら絶対に記憶に残っているはずだ。 一般入試で入学した上級生か?


「あの、どちら様ですか? 私の事知ってるんですか?」

『知ってるわ。 あなた珀の彼女でしょ? 私、珀の幼馴染みで南夏音っていうの。』 じっ..。

先輩の幼馴染み? 安倍先輩の他に幼馴染みがいるなんて初めて聞いた。


「はぁ、先輩の幼馴染みですか、、。 あっ、私は広瀬モモと言います。 初めまして、、ですよね?」


((じーーーーーーっ..... ))


な、何? 何でこの人じっと見つめて来るの?? ここまでの美人さんに見つめられると、なんか怖いんですけど!!


『まぁまぁね、、。』 ボソッ。  

!!! え? 今私、値踏みされた?! って、そんなのどうでも良いわ! 

この人なら先輩が何処に行ったか分かるかも!


「南さん! 東大寺先輩が何処に行ったか知りませんか?! 安倍先輩に、食堂で学食を食べてると聞いたんですけど見当たらないんです!」

『...知らないわ。』

「え? ここで昼食を食べてなかったって事ですか?」

『さぁ。 見かけてないわよ。』


も~安倍先輩、適当なこと言ったな! ヤバい、時間がない! お昼休みが終っちゃう!

「南さん、すいません! 私、急ぎますので失礼します!」 タッタッタッ..

『・・・・・。』







キーンコーンカーンコーン...♪ ガラッ、、スタスタ、、

『起立、、礼、、着席!』

『では、理化学の授業を始める。』


ズーーーーンッ....会えなかった。 何やってるんだよ、私は。 折角、ナヨ君にも応援してもらって、(チラッ)、うっ! ナヨ君がこっち見てる!


((じーーーっ...はぁ...ヤレヤレ...))


バレてる! あれは、先輩に謝れなかった事がバレてる!!

だって仕方ないじゃん! 色々探したけど見つからなかったんだから!


コツコツコツ...トンッ!   

ん? 手? 私の机に突然現れた手。 恐る恐る顔を上げると、


『私の授業で余所見をするとは、随分余裕だな広瀬君。』


そうだった! 今は東大寺先生の授業中だ!!

「す、すいません、、。気を付けます。」


『ふん。 大方、夢見がちなことでも考えていたんだろう。 いいか、広瀬君。』 グイッ! 


ビクッ!! 東大寺先生の顔が近付いてくる。

『...俺の折角の忠告を無駄にするなよ。』 ボソッ。 


「!!!」


スッ、、『(ニコリ♡)気を付けなさい。』 

クルッ、『では、次の問いの説明をしよう。 科学的根拠としてはーーー....』

何でこの人がこんな事ばかり私に言ってくるのか分からないが、この人の言わんとしていることは分かる。 思惑はどうあれ、この人には十分振り回された。 でも、もう振り回されない。 私は先輩のことが好きだから先輩と居るんだ。 誰に認められるとか認められないとかはどうでもいい。 

先輩が私を必要としてくれる限り、私は先輩の側にいる!!


先生、貴方がどんなに私たちを邪魔してこようと、私はもう惑わされませんよ!! 受けてたとうじゃないですか!! ゴゴゴゴゴーーー...!



キーンコーンカーンコーン...♪

『それでは、私の授業はここまでだ。』

『起立、、礼、、着席!』


ゴゴゴゴゴーーー...「先生、少し宜しいでしょうか。」

『...ああ、良いだろう。 ここでは何だから理化学室で話そうじゃないか。』






ーー理化学室ーーー

ガチャ、、『さぁ、入りなさい。』

「はい。 失礼します。」 スタスタスタ...


『で? 何だね。話しというのは。』 スチャ..コトッ。

出た! Not'sメガネ!


「話しは、昨日先生に言われた事についてです!」

『ほぅ、昨日の話の続きがまだあると? 俺はもう終ったと思っていたが。 それに、俺は親切で君に忠告をし、君もそれなりに理解したはずだろ?』


「分かってますよ! 理解した上で言いたいことがあるんです!」

『分かっているのに何だと言うんだ。 早く言え。』


「先生に私達の考えが甘いと散々言われ、私もそうだと思いました。今のままでは絶対に先輩のご両親には認めて貰えない、私達はもっと頑張らないといけないと思いました。先輩にもっとこれからの事を考えて、今以上に自己研鑽しろとも言いました。 それが私達の未来のためだと思ったから。」


『へぇ、まぁそれであの2人に認められるかは別として、言い心がけじゃないか。 そのまま勝手に頑張ってみれば良いだろ。 私には関係な、』

「良くないですよ! それじゃ、私達が一緒にいる意味がないじゃないですか!」


『一緒にいる意味?』


「そうです。私達はお互いのことが好きだから一緒にいるんです! 他の誰かに認めて貰いたいからじゃない。 自己研鑽も、他の誰かのためじゃなく自分達が幸せになるために頑張るんです。」 もう間違わない。


「私は先輩と一緒に居れることが幸せです。 先輩が側に居てくれるならどんなことでも頑張れます。 だから、たとえ先輩のご両親が認めなくても、先輩が私を好きでいてくれるなら私は先輩の側にいます!」 

先輩のご両親に認められるとかはもうどうでも良い。 ただ、先輩の事が好きだから一緒にいたい。


「もう、誰かに認められるために自分達を犠牲にするような真似はしません!」

2人で居ることが大切なんだ。 その為に自分達を犠牲にするなんて本末転倒ってもんなんだよ!


『....言いたいことはそれだけか。』


「はい! 以上です! お忙しい中、お時間を取らせて申し訳ありませんでした! 失礼します!!」 クルッ!! スタスタ、バタンッ!!


「ふぅ~ッ、言えた! って、え?!」

理化学室を出ると思わぬ人がそこにいた。 私が今一番会いたかった人。


「先輩! どうしてここに?!」


『モモを、探してたんだ。 教室に行ったらナヨがここだって教えてくれたから。』

私を探してた? どうして? 朝、先輩から暫く会わないって言われたから、先輩が私に会いに来ることはないと思ってた。 言わなきゃ、、私も先輩に伝えたいことが沢山ある。


「先輩、私に何か用があったんですか? 私も先輩に伝えたいことが、」

『俺の用はもう済んだ。 モモの伝えたいこともちゃんと伝わった。』


「え?」 ま、ま、まさか!!


『さっきの、聞こえてた。』 やっぱりーーーッ!! は、恥ずかしすぎるんですけど!!


「あのですね、、昨日、先生と色々ありまして、、それで、あの、、」

『モモ、、』 ギュッ、、先輩が私を抱き締めてくれる。


『俺の側に居てくれてありがとう。 俺を好きでいてくれてありがとう。 俺もモモと一緒に居れることが幸せだよ。 モモが居れば何にでも立ち向かえる。』

先輩が同じ気持ちだと言ってくれる。 これ以上の幸せはないんじゃないだろうか。


『2人で居よう。 どんなことがあっても、2人で居ればなんとかなるよ。』

「はい、、居ます、、先輩と居ます、、、うっ、ズピ~~ッ!」

『ハハッ、、また泣いてる。』 

「だって~~、、色々ありすぎて~~ッ、、ウエッ、エッ」

『ハハッ!』

「もう! 笑わないで下さい~ッ!」 ハハッ、、、


今回、東大寺先生に振り回されたように、この先も色々あるかもしれない。 でも、今を大切にしよう。 2人一緒に居ればなんとかなると信じて。


 












スチャ、、コトッ。  プルルルルルルルーー...

『久しぶり。 元気にしてたか? ...ああ、俺もなんとかやってるよ。 ...なぁ、俺たち。あの時、何で2人で居ることを選ばなかったんだろうな。 ...いや、ただ何となくそう思っただけだよ。 ...あぁ、分かってる。 サチ、、今更だけど、あの時は悪かった。ーーー...』 



ドサッ、、ふぅ~~...

『フッ、、面白いな。 俺も甘くなりそうだ...。』


お読み頂き有難うございます。誤字脱字がありましたら直ぐに直しますので教えてください。

参考にさせて頂きますので感想、評価宜しくお願いします。

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