夢のJK!
3部はじまります!
拙い文ですが気楽に読んで頂ければ幸いです。
ファンタジー要素も多いので現実では起きないような事も起こります。ご了承の上お読み下さい。
『栄えある紳士淑女である新入生の皆さん、我が聖バーナード学園高等部への入学おめでとうございます!今ここにいる新入生の皆さんの殆どが中等部からの進級となりますが、高等部ではさらに皆さんが~~~~』
春もうららかな晴天の中、中等部よりもさらに洗練された印象の校舎の中で聖バーナード学園高等部の入学式が行われていた。
そう、、私こと広瀬モモは先日中等部を卒業し今日から花の高校生、すなわちJKになるのである!
39歳だった時、何度もう一度高校生に戻りたいと思ったことか!
やっぱり人生で一番花のある時期って高校生だよね~~♪
大人と子供の間で自由であって自由じゃない。だけど、許されることが一気に広がり全てが目新しくて、毎日がまるで初めて来たテーマパークのように光輝いて見える。例え失敗したとしても、子供の内はいっぱい失敗して経験を積めと許して貰える。まぁ、、限度もあるけどね。
と・に・か・く、友情も恋愛も全てが何をやっても楽しいってことだ!!
『それでは、新入生代表挨拶に移りたいと思います。それでは、新入生代表、、』
おっ、そろそろ出番か!
『新入生代表、、伊東大輝君! お願いします。』
ハイ、ざんねーーん! 今、「どうせ広瀬モモでしょ!」って思ったでしょ~~。、、、って、残念なのは私だよっ!!私も自分が新入生代表に選ばれるって思ってたよ!!なのに、、なのにっ、、グスン、グスン、、
伊東が、、伊東がまた、進級試験で満点の500点を取ったから、、う、うわ~~んっ!!
シクシク、シクシク、、、
『モモちゃん、何ボケッっとしてんのさ。もう、入学式終わったよ!』
「ナ、ナヨ君、、う、うわ~~んっ!!」ガバッ!
『お~~ヨシヨシ、モモちゃんは新入生代表になりたかったんだもんね!』
「うんっ、、な、なりっ、、なりだがっだぁ~~っ!!」
『うんうん、ヨシヨシ!』
『ハァ~、お前らはまた何やってるんだよ。』
「ゼナぐん~~っ、、」ヨロヨロ
チョープッ!ビシッ!!「イデッ!」
『茶番に俺を巻き込むな!』
スンッ「フンッ!何さっ!気取っちゃってさっ!わたしゃ~~そんな薄情な男に育てちゃ覚えはないよっ!」プンプン!
『プッ、お前達は本当に仲が良いな!』
「!! 東大寺先輩!」
『入学おめでとう、モモ!ナヨもセナもおめでとう!また、学園生活が賑やかになって楽しくなりそうだな!』
「『『ありがとうございます!』』」
『先輩、余り広瀬を甘やかさないで下さいよ!コイツ、最近うるさくって仕方ないんですから!』
「ちょっ、セナ君!告げ口しないでよ!」
『ハハッ、良いんだよ!モモは元気なのが魅力のひとつなんだから!なっ、モモ!』
ぱぁぁぁあ♡「♡♡先輩♡♡」
『セナ君、、、バカップルには言うだけ無駄だよ!』
「そ、そうだな。」
今日から始まる高校生活、私達は様々な夢と希望を胸に、新たなスタートラインに立つ。中等部とは違い高等部は更に此れからの人生を大きく左右する。気を引き締めて勉学に励まねば!
ガヤガヤ、、、
入学式後、先輩と別れて教室に向かった。
高等部では他国クラスと自国クラスの枠組みも無くなり、成績順に特進クラスと1クラスから5クラスまで分けられれる。1年生は卒業前に行われる進級試験でクラスが決まるのだが、それには一般入試の生徒も加わるためエスカレーター式ではあるけどお受験さながらの緊張感があるのだ。だが、うちの学園で一般入試で入れる生徒は非常に少ない。合格枠は特進クラスの30名に選ばれる人数と決まっており、一般中学より1年近くは教育が進んでいる生徒に混じってその座を勝ち取ることは非常に困難なのだ。
私のクラスは勿論、特進クラスだ。ナヨ君、セナ君、伊東、寧ちゃんも一緒だ。他の生徒も中等部からの顔見知りばかり。今年は一般入試の合格者は居なかった様だ。出席番号順に席に着き担任を待つ。
ガラッーーー
『おはよう諸君。今日から君達を担任する東大寺善だ。』
え?1年生の時に担任だった東大寺先生だ!何で高等部に?
皆も疑問に思った様でざわついている。
『静粛に。何故私が高等部に居るのか疑問に思っているようだな。その理由は、、。』
皆が固唾を飲んで話を聞いている。その理由は?、、ゴクリッ。
『 私が優秀だからだ!! 』デデンッ!!
「え?」『え?』『え?』『え?』『え?』『え?』.....。 え?
『そう、言わずと知れた優秀な私は中学教員ならず全ての教員免許を持っている。今回、高等部の教員に欠員が出たため優秀な私が高等部に異動になった。こんな優秀な私に此れから1年間学べることに誇りを持ちたまえ。』
え?そんな理由?っていうか、この先生こんなキャラだったっけ?中等部1年の頃はもっとクールな感じだったのに只の自意識過剰じゃん。
あっ、東大寺先輩のお兄さんに何て失礼な事を、ごめんなさい東大寺先輩。
『それでは、殆どの生徒が顔見知りだと思うが、初めてクラスが一緒になった人も居るだろうから一人づつ自己紹介をしていってくれ。』
東大寺先生の指示を受け、出席番号順に自己紹介をしていく。
『私は相田ニハイルです。趣味はCM観賞。将来の夢はCM制作会社に入社する事です。』
趣味がCM観賞って、またレアな、、。
『おっ!次は俺か!俺は伊東大輝!趣味はかくれんぼ!将来の夢はユーチューバーだぜ!』
お前は小学生か!! くっ、、コイツに毎回負けているとは、、。
「僕は、小宮那良です。趣味はモモちゃんの観察で、将来の夢はモモちゃんと老後まで一緒に居ることです♡」テヘッ♡
ナヨ君ーー、君はそれで良いのかーー?!自分で言って、照れてこっちをチラチラ見るの止めて!
『俺は瀬名勇気。趣味は剣道。将来の夢は日本の神道文化を研究して、神道をもっと身近なものにしたい。そして神道を通して全世界の人にも日本の文化を広げたいと思っている。』
わ~~っ、流石セナ君!至極まとも!しっかりしなさってる! さっきまで私は特進クラスとは名ばかりの特殊クラスかと思い始めてたよ!ちゃんとしたクラスなのね、良かった~!
その後も何人かの自己紹介を終えて次は私の番だ。
「私は広瀬モモです。中等部では生徒会長をやっていたので殆どの皆さんと何かしら接点があったと思います。高等部でも皆さんや学園の為に貢献していけたらと思っていますので今後とも宜しくお願いします。因みに趣味は料理で、将来の夢は、」
『東大寺先輩の♡お嫁さん♡でしょ!』
「(ボフッ♡)!!! ち、違うわよ!なに言ってんの伊東君!私の夢は別にあるわよ!!」
『うっそだぁ~~っ!あんなに何時も「東大寺先輩♡先輩、先輩♡♡」って言ってるくせに~~♪』
「ちーがーうーっ!!私の夢は総理大臣だもん!!!」
あっ、しまった!総理大臣って!動揺して変なこと言っちゃった!本音だけど、口に出したら只のバカじゃん!!
『えっ、「総理大臣だもん!」ってマジで言ってんの?!隊長、子供みた~い!か~わ~い~いっ☆』
ブチッ、、コイツ、殺してしまおうか。
、、クスッ、クスクスッ♡
『本当に~!広瀬さんって思ったより子供だったんだね~♡』『可愛い~~♡』
『広瀬って、完璧主義者かと思ってた~!』 皆に笑われる。
セナ君を見る。『ハァ、、。』って、明らかなため息!
ナヨ君を見る。『もう!モモちゃんは~!』って頭を抱えている!
寧ちゃんを見る。、、何故か真顔でgood!
ハァ、、自分の事ながら、まんまと伊東に弄ばれてしまった。恥ずかしすぎる。
みんなの好奇な視線にいたたまれなくなり席に着き、ふと顔を上げると、、。
ゴゴゴゴゴゴッ、、な、何!? 東大寺先生が何故か此方を凄い形相で見ている!!
直ぐに何時もの東大寺先生に戻ったけどさっきの様子は何だったんだろうか?
私が将来の夢が総理大臣って言ったから?でも、伊東とナヨ君がふざけてた時は微笑んでたじゃん!何で私だけ?!、、わ、分からん!
『これで29名、全員の自己紹介が終わったな。』
ハッ!! 私が悶々としているうちに全員の自己紹介が終わったようだ。
ん?でも、今29名って言った?30名の間違いじゃ、、。周りを見渡すと、机が1つ余っている。あ、欠席者がいたのか。
『今日は、引越しの準備が間に合わなく一般入学生の1名が欠席しているが、此れからその1名を含む30名で1年間勉強していく。』
へぇ~、一般入学生いたんだ。1名って少な! まぁ、試験問題難しかったもんね。伊東は人間じゃないからチート級の500点を取ったけど、私は何時も495点以上なのに今回かなり勉強して494点だった。それでも卒業前に張り出された順位表では2位だったのだ。
『先生!一般入学生ってどんな子なんですか?』
『ああ、此方の手違いで詳しい情報が今手元にないんがだが、何でも試験で伊東に次ぐ496点を取った秀才らしい。』
な、何ですと!!496点?! 私より上!!!何てこった!ここに来ての更なるライバル登場とは!!
『一般入学生が今年は1名しかいなくて学園に馴染むのは大変だと思うから仲良くしてやってくれ。それから、この特進クラスは、学年きっての優秀な生徒が集まった特進クラスだ。くれぐれも(ジロッ)恋だ恋愛などに現を抜かさず、他クラスに恥じぬよう勉学に励むように。以上、ホームルームを終わる。』
ん?んんん? 何、今のジロッて?! 確実に私を見て言ったよね!?
え?まさか、東大寺先生って、私と先輩の事を良く思ってないのかな?
もしかして、高等部に異動してきたのも私達を監視するためなんじゃ!
ど、どうしよ~~~~!!!
お読み頂き有難うございます。誤字脱字がありましたら直ぐに直しますので教えてください。
参考にさせて頂きますので感想、評価宜しくお願いします。




