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番外編※留学part2

拙い文ですが気楽に読んで頂ければ幸いです。

ファンタジー要素も多いので現実では起きないような事も起こります。ご了承の上お読み下さい。



ブライアンとはもう、3年会っていないが月に1度の文通を続けていた。

ブライアン!ブライアンがここに来るの?手紙でカナダに短期留学することは伝えていた。でも、ブライアンの住んでるところはバンクーバーから遠くて会うことは出来ないって言ってたのに!


私はパーティー会場を周りブライアンを探した。

広い会場の中央付近に10代位の子供達が何かを囲むように集まっている。

その中心に180cm近くはありそうな高身長にスラッとした手足、スーツ姿が相まってまるで絵本から飛び出した王子様かのような男の子が立っていた。蜂蜜色の柔らかそうな髪と、透き通るような白い肌、グリーンに近い青い目。3年前の可愛らしい天使という感じは抜けて、すっかり美男子という感じだけどブライアンだ!


「ブライアン!」


『えっ?』

「貴方、ブライアンでしょ?!バンクーバーは遠くて行けないって言ってたのに何でここにいるの?」


『ちょっと、また貴方なの!!勝手に話しに入って来ないでよ!ブライアンと話そうなんて図々しい子ね!』ドンッ!!

留学先の学校でカースト上位にいるリサに突き飛ばされた。


ヨロッ、、ドシッ!! 痛~~っ、コイツ本当に救いようがないな!


コッコッコッ、、スッ 

『、、大丈夫?』


ブライアンが手を差し出して立ち上げてくれる。

「ありがとう、、。」


『ブライアン、そんな子気にすることないわ!私達とお話ししましょ!』グイッ。

リサがブライアンをつれていこうとする。


パシッ!! 『 触るな。 』

ブライアンは先ほど迄の柔らかい表情とは違う、全てを凍りつかせるような冷たい表情でリサを拒絶した。


『ご、ごめんなさい。』

リサはブライアンの様子にすっかり萎縮してしまったようだ。ブライアンを取り巻いていた周り子達にも緊張が走る。


『(ニコッ)ごめんね。驚かせてしまったよね。僕はこの子にケガあると行けないから、係の人の所に連れていくよ。皆はそのままパーティーを楽しんで!』


フワッ!!「えっ?!ちょ、ちょっと!」


ブライアンは軽々と私を抱え上げスタスタとその場を離れた。



今、私はブライアンに抱えられたまま屋外にいる。


何?!この状況! は、恥ずかしすぎる!!

「ちょっと、降ろして! もう大丈夫だから!」


フワッ、、

ブライアンは私を噴水前のベンチに座らせてくれる。


この子、本当に私の知ってるブライアン?

さっきのあの冷たい表情。私の知ってるブライアンと余りに印象がかけ離れている。


「あの、、人違いだったらごめんなさい。3年前に日本に留学したことがあるブライアンですか?」


『・・・・。』

「、、ち、違うの?」


『プッ!!プククッ!!も~~、その不安そうな顔、かわいすぎるんだけど!!』

「あっ!!やっぱりブライアンでしょ?!」


『フフッ、そうだよ!モモ、久しぶり!!』


3年前の、あの天使の笑顔! ブライアンだ!!


「ブライアン!!」ガバッ♡

嬉しすぎて、思わずブライアンに思いっきり抱きついてしまう。まぁ、ここはカナダだしね!


ギュッ、『モモ、、凄く、会いたかったよ。』



感動的(?)な再開を果たし、落ち着いた私達は手紙では書ききれなかったお互いの事を話して時間を過ごした。


「でも、ブライアン。手紙ではバンクーバーは遠いから会えないって言ってたのにどうしてバンクーバーいるの?」

『実は、今回両親にバンクーバーに公演に行くって聞いて、どうしてもモモに会いたくて連れていって欲しいってお願いしてみたんだ。そしたら、案外簡単に連れてきて貰えたんだよ。、、本当は明日、サプライズで突然現れようと思ってたんだけど、まさかモモもパーティーに参加してるとは思ってなくて驚いたよ!』


「そう、、良かったね。ご両親とも上手くいってるみたいで安心した。私、ブライアンが日本に来た時、両親と仲良くないみたいな雰囲気だったし友達もいないって言ってたから心配してたんだよ!」


『うん。僕の両親は殆ど家に居なくて会えるのは年に数回しかなかったんだ。家には何時も家政婦達しか居なくて、両親は僕の事を必要としてないんだってずっと思ってた。友達も近付いてくる奴は、皆僕の両親が目当てなんだろってずっと卑屈な態度を取ってて、気が付いたら誰も近付いて来なくなってた。

モモと出会って友達の大切さを知って、思いきって僕から話しかけてみたんだ。そしたら皆普通に接してくれるようになって、今では友達も出来たんだよ!

両親とも僕から歩み寄ればもっと関係が良くなるかも知れないって思えるようになって、正直に自分の気持ちを伝えてみたら二人はただの研究バカなだけで僕の事大事に思ってるってことも分かったんだ!』


3年前には知れなかったブライアンの心の内。日本であんなに皆に好かれてたブライアンがそんな思いを一人で抱えてたなんて、、。


「ブライアン、一人で頑張ったんだね、、。凄いよ、ブライアン。やっぱりブライアンは凄い。」


『違うよ、、一人じゃない。モモが支えてくれた。日本でモモと出会えたことが、僕に勇気を与えてくれたんだ。モモとの文通もずっと僕の心の支えだった。』


ブライアンは私にこんなこと言ってくれるけど、やっぱりブライアンは凄い。


『 ありがとう、モモ。 君は僕の女神だよ。 』ギュッ


ブライアンはまっすぐ私を見つめ感謝の言葉を口にし、優しく私を抱き締めた。


パッ!『それはそうと、モモ!随分英語が上達したんだね!モモがこんなにネイティブになってるなんて驚いたよ!』


「うん!ブライアンとの文通と()()()()()で私英語が話せるようになったんだ!」


『え?、、、彼氏?、、彼氏って誰の?』


「やだな~、ブライアン!私の彼氏に決まってるじゃない~~♡」


『は?モモ、、何いってるの? モモに、彼氏??』


「あれ?ブライアンに言ってなかったっけ?私、彼氏が出来たんだ~~♡と~ってもカッコいいんだよ~~♡あっ、写真見る?ちょっと待ってね。」ガサゴソッ。


ガタッ!! 『いい!! 見ない!!』

ブライアンは凄い勢いで立ち上がり、顔面蒼白でフルフル震えている。


「なっ、、どうしたの?!!」

『・・・モモ、ごめん。僕、、急用を思い出したからもう帰るね。』

「えっ?!ブライアン、どうして?!折角、会えたのに!それにナヨ君とセナ君にもまだ会ってないでしょ?!」


『、、どうしても急がなきゃならない用事だから。ごめん!!』ぴゅーーっ!!


「ちょ、まっ!!」

ブライアンは脱兎のごとく帰って行った。



その後、パーティー会場を探したがブライアンどころか、彼のご両親までもういなかった。急用って言ってたけどこんなに呆気なく帰っちゃうなんて、余程の急用だったんだろう。ブライアンと変な別れ方をしてしまったのは残念だけど、会えないと思っていたのに少しでも再会出来たんだ。私は、今はそれで良しとすることにした。日本に帰ったらブライアンに手紙を書こ~とっ!




********************************************************☆


『Momo, I'll arrive in Japan soon!Don't you need to use English anymore?(モモちゃん、もうすぐ日本に着くよ!もう英語は使わなくても良いでしょ?)』

「No! The mission is until you get off the plane!(いいえ!飛行機を降りるまでがミッションよ!)』

『Uuuu~!You a boring egghead!!(うぅぅぅ~!この頭でっかち!!)』

「Shut up!Don't say your selfishness!(お黙り!ワガママを言うんじゃないの!)」

『Haaa~…You guys are noisy to the end!(ハァ、、お前達は最後まで騒々しい奴だな!)』


私達は無事に短期留学を終え日本に帰ってくることが出来た。

この留学で私は完全に英語を克服出来たと言えるだろう。


フッ、フッ、フッ、フッ、、これで私のハイスペックな最強な女計画に憂いは無くなったのだ!! フハハハハッ!!!!

お読み頂き有難うございます。誤字脱字がありましたら直ぐに直しますので教えてください。

参考にさせて頂きますので感想、評価宜しくお願いします。

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