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番外編※留学

拙い文ですが気楽に読んで頂ければ幸いです。

ファンタジー要素も多いので現実では起きないような事も起こります。ご了承の上お読み下さい。


『Today I will teach you the life of Japanese junior high school students!We take 6 classes of class during the day and then ~~(今日は皆さんに日本の中学生の生活について教えます!私達は日中6限位の授業を受けて、その後~~)』


『Thank you, Momo.I guess everyone was interested in Japan after hearing about the Momo.(ありがとう、モモ。皆もモモの話を聞いて日本に興味を持ったんじゃないかな?)』


生徒会を引退して直ぐの夏休み、私達は今カナダのバンクーバーにいる。何故かと言うと、毎年学園が選抜するカナダ留学のメンバーに選ばれたのだ。メンバーは私、ナヨ君、セナ君の3名。そして特別枠で伊東もいるのだが、IQが特段に髙い伊東は逆に招待される側で別行動だ。クソッ、伊東のくせに!!

留学期間は3週間で、現地のスクールに実際に通い、生活も現地の一般家庭に各々ホームステイしている。

私は以前、英語に対する苦手意識が非常に強く何をやっても上達しなかった。でも、小学生の時に出会ったブライアンとの文通や、英語が堪能な東大寺先輩のお陰もあって今では毎回テストで上位に入る迄になっていた。

でも、実際英語を話すとなるとどしても身構えて思うように言葉が出なかったりする。今回の留学は完全に英語を克服するための絶好の機会なのだ。


東大寺先輩も夏休み始まって直ぐにイギリスに短期留学しちゃったし、この夏休みで私もちゃんとレベルアップしとかなきゃ。東大寺先輩とは夏休みの最後の日に会う約束をしている。今から新生・広瀬モモを御披露目出来ることが楽しみだ!


『Yuki, Coming to my house on weekends?I have no parents on weekends♡It will surely be a good memory for you♡(ユウキ、週末私の家に遊びに来ない?週末は両親が居ないの♡貴方にとってきっと良い思い出になるわよ♡)』


『Well…I have some plans for the weekend.sorry...(週末はちょっと予定があるんだ。ごめん...)』


おっ!何やらセナ君が美女に誘惑されているぞ!あの子は確かカースト上位のリサだ。どこの国にもスクールカーストというものは存在するらしく、リサ達は特にそれが顕著で、自分の認めない子に対しての扱いが酷い。この前なんか大人しいナディアって子に、足をかけて転ばせて笑っていた。本人達は意気がっているけど、そういうのって見てる側は結構引くよね。まぁ、私もナディアを助けた事を切っ掛けに目をつけられたみたいだけど。

かかってこいや~~っ、返り討ちにしてくれる!!


『Oh, Hirose!What do you promise the weekend?!(あっ、広瀬!約束してた週末どうする?)』

「What?!Hey, what about!(何?!ちょっと、何のことよ!)」

『黙って!助けてくれ!しつこくて困ってるんだ!』

「あぁ、そう言うことね。ゴホンッ、そう言うことならば私に任せなさい!」


「Oh, it's a weekend, so you can watch a movie together at home!So don't get in the way!Goodbye~, Lisa!(ああ、週末のことね!それなら、家で一緒に映画でも見てまったりしましょ!そういうことだから邪魔をしないでね!じゃあね~、リサ!)」


『grrr~!I'll make you regret!(必ず後悔させてやるんだから!)』

フフンッ、どうだ!参ったか悪党め!


『お前な~助けてくれとは言ったが、煽ること無いだろ!』

「だって、あの子日頃のやってることが酷いんだもん。」


『モモちゃ~~ん!もう帰るの~~?』

「あっ、ナヨ君! も~、ナヨ君!カナダにいる間は英語で話そうって3人で約束したでしょ!」

『え~~、ちょっとくらい良いじゃん!ずっと英語なんて気が休まらないよ!』

「ダメ!3週間で英語漬けになって完全マスターを目指すんだから!」

『OK!You a boring egghead!!(分かったよ!この頭でっかち!)』

「なっ!頭でっかちですって?!あっ、Wait a minute!(ちょっと待ちなさい!)」

『お前らは、、ハァッ。言っても無駄か。』


『Hi,Momo!You're going to the party today too, right?(モモ!貴女も今夜のパーティーに参加するでしょ?)』

「Hi,Nadia!Yes, I will!Nayo and Sena said they would join!(ナディア!ええ、参加するよ!ナヨ君とセナ君も参加するって言ってたよ!)』

『Good, I'm glad you came!(良かった!貴方達が来てくれて嬉しいわ!)』


今日の夜、私達は市長主催のパーティーに参加することになっている。

というのも、私達が留学している学校は地域でかなりの有力者の子供達が通っているハイレベルな学校で、先ほど私に声をかけてきた市長の娘ナディアと仲良くなった私達はパーティーに招待されたのだ。


ーーーーーーーー以下英語会話ーーーーーーーーーー


「市長さん今日は私達をお招き頂きありがとうございます。」

『やあ、君達がナディアが言っていた日本から来た留学生達だね。今日は子供も沢山参加しているカジュアルなパーティーだから気軽に楽しんでいってくれ。』


市長への挨拶を終え、私達は市長の娘ナディアにエスコートされパーティーを楽しんでいた。


『モモ、今日はスペシャルゲストでハッシュフィールド博士がご家族でいらっしゃるの!』

「へぇ、その方は有名な方なの?」

『なに言ってるのよ!今話題の猫型ロボットを開発したハッシュフィールド博士を知らないの?!凄くご多忙な方でお会いできることは奇跡に近いんだから!』

「私メカ系とか疎くて。そんなに有名ならサインでも貰っとこうかなぁ。」

『それにね、ハッシュフィールド博士には私達と同年代のお子様がいてそのお子様がとってもイケメンだって噂なの!』

「ん?同年代の子供?イケメン?ハッシュフィールド?、、、ねぇ、ナディア。その子供の名前って分かる?」

『ええ!確か、ブライアンよ!ブライアン・ハッシュフィールド!』

「!!!ブライアン!!!」






お読み頂き有難うございます。誤字脱字がありましたら直ぐに直しますので教えてください。

参考にさせて頂きますので感想、評価宜しくお願いします。

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