モモちゃん
拙い文ですが気楽に読んで頂けると幸いです。
ファンタジー要素が多ので現実では無理がある事も起こります。ご了承の上お読み下さい。
あの後、散々検査され、私は一時的な記憶喪失になったという結論が出された。
しかし、何よりも一番驚いたのは、自分の姿を見た時だ。
病院で目を覚まし、先生たちが記憶喪失だ何だと騒いでいる間トイレに行きたくなって、ふとトイレの鏡を見た。
鏡に映っていたのは小学生位の、ぽっちゃり(・・・いや、かなりデブ)な女の子だった。
肌は子供なのにくすんでいて、顔ははち切れんばかりの見事なパンパン具合。目は大きいが、脂肪がついているせいか腫れぼったい一重、鼻にも脂肪がついて見事な団子鼻。簡単に言うとリアルアン●ンマ●だ。
手足は象のように太く、腹に肉が付きすぎていて下が見えない。
鏡の中の女の子は私と同じ格好をしていて、同じく手にギプスをしている。私が動くのに合わせて同じ動きをする。
あ、察しっ。
どうやらこの鏡に映っているのは私のようだ。
って、、、。
「な、な、なんじゃコリャー!!!!!!」
この日私は、3度目の意識を手放した。
『モモちゃんは体格がしっかりしてるから、腕の骨折だけですんだんですよ。良かったですねぇ。』
先生が、50代位の男女に話していたのを思い出す。
ーーしっかりどころか、ただのデブじゃん。私を守ったのは脂肪じゃん。。
グスっ。
どうやらモモちゃんと言うのは私のことらしい。私は11歳の女の子で、あの50代位の男女と(私の父と母らしい)3人暮らし。
私が病院に運ばれた理由については、河原にいた子供達から事情を聞いていたモモちゃん両親が教えてくれた。
どうやら私はあの妙にナヨナヨした「ナヨ君」と言う子と一緒に、河原の土手で遊んでいた「セナ君」と言う子をしつこく追いかけ回していたみたい。業を煮やしたセナ君に手を払われた拍子に土手から転げ落ちて怪我をしたんだって。
セナ君の両親は責任を感じ直ぐにセナ君を連れて丁重に謝罪に来たが、しつこくセナ君を追いかけ回した私にも非があると言う事で、大人達の話し合いで今回のことはお互いに水に流すことになった。
私はその時意識がなかったから、セナ君の様子はわからないけど、かなり憔悴して反省していたようだ。
セナ君と言う子には悪いことしたなぁ。
何でひつこく追いかけ回したのか全く理由は分からないけど誰だってそんな事されたら手ぐらい払うよね。
「今度会うことがあったらちゃんと謝らなきゃね。」
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