診断結果。
結婚22周年の本日、とうとう診断の結果が出ました。右腎癌です。
幸いなことに、転移もなく初期段階。そして片側だけということで望みはありますが、やはりショックです。夫の場合は海外との行き来をしながらの繰り返しの検査だったので結果が出るまで4カ月と・通常よりも時間がかかり、その分の憂鬱はありましたが、時間がかかった分、ある程度の覚悟ができていたとはいえ、やはり癌という言葉には重いものがあります。
医師の説明によると、摘出が確実ですが、摘出してしまえば、再発の可能性はかなり低くなりますが、いずれ糖尿病を発症したり透析を受けることになる可能性が高くなるそうです。
凍結という治療方法もあり、こちらも保険の適用内ですが、腫瘍の大きさと、腎臓内でも血管の近くであるという状況から、あまり適切ではないだろうというのが医師の見解でした。40代後半という年齢を考えると、摘出をすすめたいようでした、この冷凍治療は、年齢や体調の兼ね合いでも、どうしても手術に耐えられない場合におすすめしている治療だそうです。
凍結ではない部分切除がもっとも望ましいのですが、腫瘍の場所が太い血管のすぐ近くということがネックになっています。そして、凍結にしても太い血管の近くというのはやりづらい場所だそうで、なかなか悩ましい状況です。
夫としては、早くザクッと治してしまいたい、しかし後々の透析や糖尿病のことが気がかりというところで揺れています。
冷凍治療はこちらの癌センターでは実施していないので、セカンドオピニオンということで、凍結療法を実施している病院への紹介状を書いてもらいました。
転勤と重なってしまったため、新居探し、引越し、仕事の引継ぎと重なるために、体力的に気がかりですが、なんとかサポートしていこうと思います。
食事の面では、炭水化物をはじめとする糖質が腫瘍のエサになることは有名な話ですが、癌センターの病院食は炭水化物を普通に提供しているんだそうです。専門のところであってもその対応ということに疑問を感じました。
夫は腫瘍があるとわかった段階で、私が糖質を控えるように話したので、控えめにはしていますが、もともと、麺類、ご飯、パンなどの炭水化物は好きなほうなので、寂しそうにしています。特にカレーライスやフライが好きなので、物足りなく感じているようです。
私が3年ほど前から糖質カットの食生活をしているので、一人でも作りやすいメニューを参考にしているようです。カレー好きの夫は今はサバ缶を使ったスープカレーがお気に入りのようです。