まさかの延期。
夫がいよいよ生体検査を受けるために帰省してきました。が、まさかの一週間延期となりました。
「風邪気味なんだよな。」
検査の2日前にこちらに到着したのですが、到着して開口一番の言葉がこれでした。そして翌朝になってみるとさらに悪化を認めざるを得ない状態になっていたのです。そこで主治医と相談の結果、一週間延期と相成りました。
もう早く検査を済ませてはっきりしてほしい、という気持ちと、『すごいモノⅢ』をほんの数日間でも試せるチャンスだからラッキーという気持ちが入り交じっています。
前述の『すごいモノⅢ』とは『すごいモノⅡ』よりもグレードが高く、腫瘍に効くとされているものなんです。
さて話が逸れましたが、生体検査は腫瘍に針を刺して細胞を採取するため、このことによって腫瘍が広がる可能性が高く、そして、この結果が出てしまえば、手術などの治療方針が決定してしまいます。それを思うと、少しでも症状を軽くしておきたかったのです。
そしてちょっと困ったことになりました。夫の異動の辞令が出ました。検査の結果次第で、異動先の変更も考えられるとのことですが、どちらにしてもこんな最中に異動先の住まい探しと引っ越しは避けられず。ああ、なんてタイミングでしょう。もっとも、今度は日本への異動というのが若干の救いです。地元ではなく、また単身赴任の状態ですので、私が自宅と赴任先の東京を往復することもあるかもしれませんが、国内であれば、いくらか気が楽ですが、治療はどうなるのかと、実に不安です。