表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/27

本屋にて。

本屋をウロウロしていたら。気づくとタイトルに"死"とか"生き方"という字が入っている本ばかりを本を手に取っていました。

そこはガンで亡くなった方々の本もたくさん並ぶコーナー。夫の今後も心配でならないし、その時に私たち家族がどう受け止めるのか、どう乗り越えるのか、ということも心配です。


今のところ夫は普通に生活しているので、このようなことを思うのは誠に失礼だと思いますが、先に逝く確率がすっかり高くなってしまった今、私はその事実に無意識に向き合おうとしている気がします。


せめて子供たちが大学生になるまで、できれば社会人になるまで、もっと欲を言えば家庭を持つまで。もっともっと願うなら、その時まで今の仕事をしているかわかりませんが、定年を迎える年齢まで…と願ってやみません。ずいぶん昔、「神様、あと少しだけ」というタイトルのドラマがありましたが、まさにそんな心境です。


今はまだ残された時間を知らされているわけではないので、これからを少しでもよりよく過ごしたいと感じています。そのためには、関係修復も必要だと感じています。

原因は色々ですがこの20年余り、ケンカもたくさんしてきたことで、私は夫とケンカにならないよう、どこか恐る恐るといった感じで当たり障りのないように接する癖がついてしまっているんです。


夫の行動に腹を立て、居直られるときと謝ってくれるときと半々で、謝ってくれてもスッキリと忘れることができないという私の思考の癖にも問題があるとは思います。そんな具合なのでちょっとしたことで過去のことを思い出してイライラしてしまうので、優しくなれないんです。


残された時間を知らされる前に一歩ずつできることをやっていこうと思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ