望みを捨てずに。
乳がん経験者の友人からのメッセージが届きました。
『スピリチュアルなことになるかもしれませんが』という前置きで『本人や周りの気の持ちようで良い方向に向かう場合もあるよ。』と。
彼女は二十年ほど前に偶然の早期発見で手術を受け、その後再発することもなく実に元気に過ごしているので、私も彼女が乳がんだったことを忘れてしまっていたくらいでした。ご両親はかなり心配されていたそうですが、彼女自身がケロっとしていたそうです。そして彼女のお母さまが何年か前に70代後半で小脳の大出血をしてかなり危険な状態だったときも、介護を覚悟しつつも元気に帰ってくる気がして仕方なかったそうです。そしてお母さまは、本当に元通り元気になって、90歳に手の届きそうな現在もお元気でいらっしゃるとのこと。両方とも楽観的な気持ちが後押しに一役買っていたように思います。
それならば、望みはまだまだ捨てるには早すぎるね、と。希望が湧いてきました。もちろん不安はありますよ。エコーでは大丈夫なように見えても、いざ開腹したら…という可能性だって十分にあるわけですから。
しかし、ナントカは世にはばかるという言葉もあるくらいです。夫は人格者でありながらも、十分に世にはばかる要素を持っていますので、無理矢理にでも大船に乗ってみようではありませんか!と不安ばかり並べても始まらないという気持ちも出てきたところです。
不安から久しぶりに動悸を感じるここ数日ですが、気を取り直して夫をフォローしようと思います。