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狐に包まれる

狐に包まれる~新年~

作者: SHIN

雪狐ゆきこが、突然産気づいた。


ちょうど、大晦日の午後・・・


この時、三人の「産婆さん」が押し掛けてきたため、事なきを得た。


「ザ・産婆」と呼ばれているらしい。


そして・・・


翌、元日・・・


「さあ!

初詣に行きましょう!」


産婆さんが帰るなり、雪狐ゆきこは産まれたばかりの女の子を抱いて、外出の準備を始めた。


「ちょ・・・

冬狐ふゆこ連れていきなり!?」


しかし、産後だというのに雪狐ゆきこは元気だ。


「狐を舐めないでください!

すぐ動けますよ!」


本当に元気だ。



僕たちが行ったのは、小さな祠。


ここは、もともと地元の信仰が息づいていた祠だった。


雪狐ゆきこは、手を合わせる。


「どうか、皆が誤解の少ない時代になってくれますように。」


僕も手を合わせる。


「どうか、少ない言葉で多くのことが伝わる世界になりますように・・・」


そして・・・


「「私たちが末永く・・・

この子が健康で幸せでありますように・・・」」


金運の加護と、円満の加護があれば後は、それ以外願うことはないだろう。


正しいことを言っている人が、傷つきませんように・・・


また、自分が正しくとも平気で人を排除したがる人が増えませんように・・・


相手から怒りを買って、その理由を勝手に決めつける人が少しでも減りますように・・・


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― 新着の感想 ―
[良い点] ~新年~の話からこのシリーズを発見し、とても世界観が好きだったので、シリーズの最初を探して一気に読ませて頂きました♪ (*´▽`*) 短い文章ながら、しっかりとした世界観が構築されている…
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