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勇者と姫のそれから  作者: べるこさん
第2章 地球編
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後半 エロいというか 下ネタです。すみません。

「出雲さんから 依頼を受けました!」


夕食後 同居する 三人の女子を俺の狭い部屋に集め 言った。


「どう言った 依頼なのでしょうか?」


三人は顔を見合せ 代表してシオンさんが口を開く。


「最近 この界隈で 魔物による被害が多発しているらしい。それで、簡単に言えば 魔物退治かな」


「ですが この世界には魔法も魔物も存在しないのでは?」


昨日 そう説明したばかりなのだから シオンさんの疑問も当然だ。

俺は マリアを見ると マリアも思い出したのか ハッ とした様子だ。


「もしかして また 響が?」


マリアの問いに 俺は首を横に振る。


「響ではないけど 響が使っていたものと 同じものだと思う」


「えっと?」


マリアと二人で話を進めてしまい 取り残されたシオンさんとサヤは説明を求めてきた。


「仕組みはよく分からないけど 人工的に魔物を作り出す事ができるみたいなんだ。俺とマリアは以前 こっちで 大オオカミに 襲われたんだ」


「人工的に・・・・もし その原理が分かれば あちらの世界でも魔物の発生を抑えられるかもしれないわね・・・・」


サヤは ブツブツと 呟きながら 考え込み すぐに 顔を上げ 詰め寄ってきた。


「ナオキさん!一度 その響と言う人物に合わせて欲しいの。もし 魔物の発生の仕組みが分かれば タラクシャや向こうの世界の 魔物の発生を抑えられるかもしれない!」


サヤは興奮し捲し立てるように言った。確かに 魔王は倒したけど 魔物の発生が止まった訳ではないし 町の外に出る仕事 例えば 猟師や林業 町や村を回る行商人などには 魔物は驚異であり 街道付近では 定期的に魔物退治をしているが それでも被害は少なくない。

医者であるサヤにしてみれば 怪我人が少なくなって欲しい。

いくら駆除しても いつの間にか また復活している。まさにいたちごっこ ならば 元を断とうと考えたのだろう。


「あまり気乗りはしないけど 仕方ないね。ただし俺も同席するからね!」


「あら?ナオキさん 妬きもち? 」


「違う!その えっと・・・・そうあいつは 催眠とか使うから だから、その・・・・兎に角 一緒に行くから!」


「フフフフ ナオキさんって 可愛い!」


俺をからかいながらも その目は真剣で決意のようなものを感じた。




夜の町 繁華街の路地裏など 人気のないところを重点的に 歩き回ったが 成果はなかった。

あったのは 酔っぱらいの 若者に絡まれたり 柄の悪い若者に絡まれたり・・・・

それも仕方のないことだった。高校生が 美人を三人も連れて練り歩いているのだから 絡みたくもなるだろう。俺だって そんな奴を見れば 心の中で 舌打ちくらいはするはずだ。

本当は 一人で来るつもりだったのに 三人に 先回りされ 玄関で待ち伏せを受けたのだ。軽く マリアに説教をされ 同行することとなった。

何でも

斥候 シオンさん

前衛 俺

後衛 魔法支援 マリア

衛生兵 サヤ

らしいが 町中を縦列で隊列を組み行進するのも変なので 結局 固まって ゾロゾロと歩いている。

結局 この日は何の成果もなく帰宅する事となった。


翌朝 --土曜日

学校の休みを利用して 今日は 南港へ買い物に行くことにした。そこのショッピングエリアには大きな家具屋さんも入っているので 出雲さんに譲ってもらった家のための家具を買いに行くのだ。

しかも ショッピングエリアで使える商品券もたんまりとある!

念のために 鞄には100万円の束も入れてあるが 人間の慣れとは恐ろしい。1000万を持ち歩いた経験をすると100万くらいでは 動じなくなった・・・・。

ちなみに 遥と踊子さんもついてくると聞かないので 今日も五人で行動する事となった。


「どうしたの 何だか みんな眠そうね・・・・って もしかして!?」


遥は怖い顔で睨んでくるところを見ると盛大な勘違いをしているようだ。

遥って 結構 エロいのか・・・・?


「お前 何か 勘違いしてないか?」


遥は 急に顔を真っ赤にして 怒り出す。


「な、な、な、何も勘違いなんかしてないわよ!大体 直輝は ヘタレなんだから 勘違いしようがないわ!!」


はい・・・・仰る通りです・・・・。

どーせ 俺は ヘタレですよーだ。

一緒に寝ている マリアにだって 指一本触れてませんよーだ・・・・。


「はいはい。俺はヘタレです。この調子なら 誰とも 遥が想像したような事はできませんね」


「えっ!?そ、それは・・・・ちょっと・・・・困るかな・・・・?」


更に顔を赤くした遥は ゴニョゴニョと 何かを口の中で呟いた。


「と、兎に角 何かあったの?って あれか・・・・例の世界征服の・・・・?」


「あー それは 解決したっていうか 俺には無理だって分かったから」


「だったら 何をしてたのよ?」


遥と踊子さんにも 昨日 出雲さんの依頼で自警団の真似事をしていた事を伝える。


「兄上は その様な事を・・・・私には何も言っていなかったのだがな」


「可愛い妹に危ないことをさせたくなかったんじゃない?」


踊子さんは モジモジしながら


「思い人に 可愛いと 言われると 気恥ずかしいな」


んー?どうなんだろう、勘違いなのか わざとなのか・・・・確かに 踊子さんは 可愛い いや どちらかと言えば 美人だけど

言ったら また、調子に乗りそうなので 止めておこう。


「兄上の気持ちは 置くとして 危険ではないのか?」


居住まいをただし改めて聞いてきた。


「危険か 危険じゃないかと言えば 危険だけど まあ 問題ないと思うよ」


「いや・・・・直輝君の実力は知っているが 油断は禁物だ。それに 何だ・・・・私も戦えるほうだし手伝っても良いのだぞ?」


踊子さんの忠告はもっともだし 油断するつもりもない。格下だと分かっていても 油断すればミスをする。ミスが自分の怪我なら自業自得だが 一緒に行動する人や 周りの人間に何かあれば取り返しの付かない事になるだろう。

俺が 自分の心を戒めていると マリアが嬉しそうに


斥候 シオンさん

前衛 俺 踊子さん

後衛 魔法支援 マリア

衛生兵 サヤ


ですねと言っている。昨日も そんな事を言って 結局 固まって移動していたのに。それこそ 遊びじゃないんだから・・・・。


「えー だったら 私も行く!」


と 遥まで調子に乗る始末・・・・。


「では 遥さんは司令官で!」


マリアは更に編成を考え出し 遥は司令官に任命される。

「遊びじゃないんだから」と呟く俺を他所に ガールズ達は ワイワイ キャッキャッと盛り上がっていた。

そんなこんなで 南港に着き目的の家具屋さんへと入る。前回もフロアガイドを見て二階フロアの半分がこの家具屋さんが占領していて 凄いなとは思っていたが 実際に 店内に入ると更に実感できた。前回ここに来た時は 家具には用事がなかったので 店内までは入ってなかったのだ。

今回の買い物は


リビングに必要な物 一式

ダイニングに必要な物 一式

寝室のベッド 人数分


格好良くコーディネートされた リビングやダイニングのセットやその値段などをチェックしていると ガールズ達が 顔を突き合わせて何やら内緒話をしているようだ。

盗み聞きは気が引けるが 怪しい雰囲気を漂わせているのを放置もできず 勇者スペックを発揮し 聴力に集中する。

♪♪♪勇者 イヤーは 地獄耳♪♪♪


マリア 「ですから 主寝室に大きなベッドを置いて みんなで寝れば良いではないですか」

シオン 「しかし 一度に全員ですと さすがのナオキ様でも・・・・」

サヤ  「ナオキさんのは 立派ですから きっと全員 満足させてくれるはずです!」

マリア 「そう言えば 確かに・・・・」

シオン 「お二人とも ご覧になったことがあるのですか?」

サヤ  「私はこの前 ナオキさんが倒れた時 治療や検査の時に・・・・」

マリア 「私は ナオキさんが召還された時 裸でしたから」

遥   「えっ?えっ!?みんな 何の話をしているの?」

踊子  「蒲魚(カマトト)振るな。分かっているのだろ?」

遥 「そ、そりゃあ・・・・だけど どうして 一緒に・・・・」

踊子 「マリアさん 遥は一緒に寝ないらしいぞ。では、5人で寝れるベッドを探そうではないか」

マリア 「あら、それは残念ね。では、5人で寝れる物を」

遥 「ちょっと待って そ、その私も一緒に・・・・」

踊子 「しかし6人となると もう特注しないと無いだろう?そもそも 部屋に入るのか?だったら ベッドは諦めて 布団を敷いたほうが良くないか?」

サヤ 「私はナオキさんと一緒に居られたら何でもいいわよ」

シオン 「いつも一緒に寝ているマリア様が羨ましいです」

マリア 「そうでもありませんよ。一緒の部屋で寝ているのに 手も出してこない。毎晩 悶々とするのに 自分で慰める事もできません。私 このままだと どうにかなりそうです」

遥 「えっ?えっ?えっ?マリアさん な、な、な、な、何を言っているの?」

シオン 「遥さんは経験が無いのですか?私はよくナオキ様を思い浮かべて・・・・」

踊子 「私もたまにするぞ!」

サヤ 「みんな どれくらいの頻度でするの?」

一同 「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」

踊子 「なんだ ウブな振りをしておいて遥が一番 多いではないか!」

遥 「だって・・・・・」

マリア 「話がそれましたね。では、五人となるとお布団のほうがよいと言うことでしょうか?」

踊子 「合宿のようで楽しそうだな」

サヤ 「でも 二人きりでも手を出さないのに みんなが一緒なら 尚のこと なにもしてこないんじゃない?」

遥 「そうね・・・・直輝ってヘタレだから」

シオン 「では、最初は順番に二人で寝るようにすれば よろしいのでは?」

踊子 「布団なら簡単に移動できるしちょうど良いではないか」

サヤ 「誰が一番にしてもらえるか競争ね」

踊子 「色艶な下着・・・・いや 裸で迫ったほうがよいのだろうか・・・・」

マリア 「いえ、ナオキさんはシオンのエプロンドレスやみなさんのセーラー服に 欲情されているようですよ」

サヤ 「えー だったら私もセーラー服 着てみたいな」

シオン 「私のこの姿に ナオキ様が欲情を・・・・フフ・・・・フフフフ」

サヤ 「シオンさんが 獲物を狙う猛禽の目になっていますよ」

マリア 「シオン!甘いですよ。あなたはいつもその姿なのですから新鮮味がありません。どうせなら セーラー服のほうが良いと思いますよ」

踊子 「敵・・・・では、ないにせよ 塩を贈ってどうする!」

マリア 「どちらにしても 勝つのは私ですから!私のが 一番 大きいですから!!」

遥 「ところで そ、その 最終的にはみんなでするの?」

マリア 「将来はそうなるでしょう」

踊子 「なんだ、想像して 興奮しているのか?」

遥 「し、してないよ!ちょっと 恥ずかしいなと思って・・・・」

マリア 「兎に角 ナオキさんに その気になってもらわないと 話が進みませんね。そのための 準備をいたしましょう!」




俺は 赤裸々なガールズトークを盗み聞きをし 妄想も体の一部も爆発寸前だったので 顔を真っ赤にして トイレに駆け込んだ。

トイレで何をしていたのか?

聞かないでください。マリアが俺が居て ナニかをできなかったように 俺もここ最近 ナニかをできなかったのだから・・・・。

ちなみに スッキリした顔で トイレから出てきても ガールズ達の 話し合いは 終わっていなかった。





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