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 近藤さんに連れられるままに彼女の寝室に着いた。

 寝室にはクイーンサイズはあるだろう、大きいベットと本がきっちり敷き詰められている本棚と本を読んだりの普通に使う分には申し分ない大きさの机とそれにあった椅子が二脚あった。

 寝室に来る途中で途中で気づいたがいつしかポケットに紙と袋を入れられていたらしい。

 紙を開いてみれば僕への伝言が書かれていた。

「袋に入ってるのは薬だ、思いが定まった時に飲むと良い」

 そう書いてあった、それ以外はこれと言って情報は無く、袋に入っている薬を見てもただの粉状の物でそれが何か確定させる情報はなかった。

 近藤さんが椅子に座りながら喋り始める。

「椅子に座って、私は酒を入れないと寝れないから飲むが君も飲むか?」

「僕はいいや」

 椅子に座りながらそう答えた。

「じゃあいろいろ教えてあげる、何から知りたい?」

 何から聞くべきなのだろうか、魂のようなものか、それともさっきの話の主題になっていた罪と代償か、もしくはあの女性についてくらいかな。

「じゃあ、罪と代償って何?」

「それか、まあ詳しくは分かっていないと言うか何も分かっていない、この世界の摂理、例えば彼女は恐らく我ら人類において最初に自殺という罪を犯したんだろうな、だから彼女は代償として死ねなくなった、そう言った罪を咎めるものだと思えば良い、その罪を犯した者が私達と同類の化け物になる、後は気になる事は?」

 罪か、僕もあの時自殺をしたならば永遠にこの世をさまよう事になっていたのかな、今となっては分からない事か。

「人の胸あたりにある物は魂で合ってる?」

「あってる、恐らくだがな、今分かってることは、魂には意識と記憶が宿っている事だけ、前世だの云々はそれが原因だ、まあ仮説段階だから気にしなくても良い、それとあの女が見えなかった原因も教えておく、あの女は体を持っていない、魂だけで体を形成してるらしい、ただ実態が無いわけではない、魂を知覚したものは触れられてそいつが認識する世界では実態を持つとあの女は言っていたな」

 魂それに転生ね、仏教的世界観に近いのかな、あと認識したら触れられるか今の量子力学でも観測することで波と粒子が変わるみたいなのを聞いたことがある、それを考慮すれば不思議だがおかしい事では無いのだろう。

「それくらいかな、聞きたい事は」

「じゃあもう寝ようか、もう遅い」

「僕はどこで寝れば?」

「一緒の布団に入るしかないだろう、今は夏じゃない、弱っている君の体では床でふて寝して死ぬなんて事も考えられる」

「分かりました」

 近藤さんがベットに入る。

「入っていいよ」

 招かれるままにベットの中に入ろうと掛布団を捲ろうと掛布団を掴もうとしたとき近藤さんに手首を掴まれてベットの中に引きづりこまれた。

「捕まえた」

 そう聞こえた時には既に僕の視界には下の方に魂であろう靄が見えるだけでそれ以外は何も見えなくなっていた。

 そして僕の体は温かく柔らかい物に包まれた。

「暖かいね」

 ベットに入った辺りから声の出し方というか話し方が変わっている様な気がする、どこか甘い感じというか、甘えてる感じだ、酒のせいか、だとしても酔うのが速すぎる気がする。

「じゃあ、おやすみなさい□□」

 確かに今誰かの名前を呼んだ、確かにそういう文脈だった、だが聞き取れなかった、でもはっきり聞こえた、日本語でも英語でもない、音だけ聞き取って日本語で表現するなんて事も出来ない、そんな言葉だった。

 この人名が恐らく近藤さんが連れていたという人の名だろう。

 さっきあの女性が言っていた僕の前世について考える上で必要な情報になりそうだ。

落としどころは見つけました、ストーリの動かし方も見つけました、でも始動が見つかりません、取り合えず物語としてはほぼ完成してるのでその内完結します、はい今思えば前世だの魂だの化け物だの同じ様な題材擦ってる気がする。

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