表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/33

#2 果物の香り

前回のあらすじ:着いた。

という訳で2話です。

前回文字数500位だったので3倍にしました。

いまだに会話文が難しいのでアドバイスください。


それでは、ゆっくりしていってください!

「いやー遠いところからわざわざありがとうございます。さぁさぁ、こちらへどうぞ。」


一行は町につくなり村の集会所へ案内された。


「町長若っ」


フェリックがこう漏らした。

確かに、町長など地方の長といえばおじいさんを思い浮かべるが、この町長は30台後半位に見える。


一行は集会所についた。

リョーヘイが切り出す。


「今回はどのようなご依頼で…」


町長は語りだした。


「では話していきましょうか。申し遅れましたが、私はこのレーシアの町の町長、ソンチョです。」

「町長なのにソンチョってむごごごごぉ」


失礼なことを言いかけたマリーの口を、ジョーが塞ぐ。

そんなことは気にせずソンチョは続ける。


「掲示板に書いた通り、私達の村のお年寄りと子供達が何名か連れ去られてしまいました。

この季節は特産であるこの果物の収穫時期なんです。あ、そちらはこの果物で作ったジュースなので、どうぞお召し上がりください。」

「やった!ありがとうございます!」


マリーが嬉しそうにジュースを飲み干す。それに他の三人が続く。桃のような甘味にかすかに酸味が感じられ、確かに飲みやすいジュースである。秋の味覚を一行が楽しむなか、ソンチョが話を続ける。

「まあ幸い男手はとられなかったので作業にあまり支障は出ません。しかし、数日後に収穫祭を予定していて、子供達をはじめたくさんの人々が楽しみにしていたんです。しかし、こんなことになってしまって…このままではホントにかわいそうなことになってしまいます。

どうかお助けいただけませんでしょうか…」

「任せてください!」


リョーヘイが期待に答えようと高らかに宣言する。


「こちらこそお願いします。

ちなみに宿屋はあちらなので、拠点として活用してください。」

「そして、さらわれた人々の場所の検討はついてるのでしょうか…」


ジョーが尋ねる。


「いや、夜中のうちに起こったのでわかりません。しかし、やつらは人目のつきにくい洞窟や森に拠点を置くことが多いので、そちらを探索してみてください。」



話を終え、宿屋に荷物を運び込み、他の手がかりを求め、町の人々に話を聞くことにした。


「奴らが西の方から来るのが見えたなあ」

「いやあ、わからねえなあ。」

「確か、何とかの洞窟に運べ、て声が聞こえた気がします。」

「すみません、わかりません…」

「子供達の声が森から聞こえた気がしたなぁ。」

「どうでもよいが西の森の奥に洞窟があるってよ」




「…ざっとまとめるとこんな感じか。」

「わかりませんという意見をまとめる必要はねーだろ、リョーヘー」

「いや、なんとなくだ。とりあえずこれらの情報を元にして、探索を始めよう。」


そうして出発しようとしたとき、


「おーい!」


聞きなれない声がした。


「何のようがあるんだい?」

フェリックが訊く。どうやら村の若者のようだ。


「俺の名はテッド。この村で僧侶をやってるものだ。」

「僧侶がどうしたんだい?」「実はさらわれた子供の中には俺の子供もいたんだ。俺も子供達を助けたくていてもたってもいられなくなったんだ!」

「ほおほお」

「だから俺もつれてってくれ!」

「断る!」


応対していたフェリックが叫び、場が凍りついたが、フェリックは続けた。


「と言いたいところだが、うちのパーティー回復に不安があってね。僧侶と言ったね。回復役が増えるならこちらからお願いしたいところだよ。」

「ありがとうございます!一生懸命頑張ります!」

「それじゃ、仲間が増えたところで改めて、レッツゴーです!」


マリーが元気よく言った。

こうして、一行はレーシアの町の西側の探索へ出かけて行った。




「…」

「…」

「…」

「…ねえどうしてソンチョさんがいるんですか?」

「あ、バレた?いやー実は私も付いていきたいと思いましてねぇ」

「人数が増えるのは構わないですが、町長の不在はどうかと思います…万が一死んだら大変ですよ…」

「あ、そこらへんは大丈夫です。私攻撃はからきしですが守りに関しては自信があるので。もし私が死んでも私の頼れる友人が町長職を継いでいくので。」

「そういう問題ですかねぇ…」

ソンチョさんは攻撃力低いパラディン的な感じをイメージです。

早くもキャラ崩壊しそうで怖いです。


次回は初戦闘です。少し文字数少なくなるかもしれませんが、絞り出して何とかしてみます。


次回もゆっくりしていってください!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ