【シーン1:干上がる喉、干上がる河】
GM:《風の稲波亭》、朝。依頼を求める冒険者たちの姿でにぎわっている店内に、軽い気持ちで朝食を頼んだ新参の阿鼻叫喚の悲鳴や、これだよこれって感じの常連の姿がちらほらとあります
(※《風の稲波亭》厨房担当のカリマが作る料理はアホほど辛い)
GM:そんな感じでわやわやとしている店内ですが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。適当にRPどうぞ
クラウス:「ここに初めて来て2週間となるが……未だにこの辛さには慣れないな……ぐっ」 未だに辛さに慣れないクラウスが四苦八苦しながら料理と格闘しています
カリマ@GM:「ホレホレ、朝に辛いもの食べると健康にいいんダヨ。嘘じゃないよ。たんとお食べ」
レイク:「うん、美味しいわね。エリスが好きそうな味だわ」 モグモグ ※辛さは考慮に入れません
(※エリス=レイクのPLが別卓で演じているPC。ケンと同じ冒険者の宿に登録している)
マリオン:「ライブやりまーす、よろしくおねがいしまーす!」 勝手に各テーブルを回って次のライブのチラシを配ってます。ぴらー
ミトラ:温もりのある暖色系の光を放ち、店内をシックな食事空間に染め上げています
モブ冒険者@GM:「おかわりはいいから水! 水くれ!」
アーミル:「ふにぃ、今日も賑やかで楽しいねぇ~」 鼻歌交じりに朝食をもぐもぐする 「何でみんな辛そうにしてるんだろぉねぇ?」
クラウス:「水……水をくれ……」
マリオン:水を求める手に握らされるチラシ!
店員@GM:「あ、はいどうぞ」 つジョッキで水
クラウス:「ああ、助かる。皆なんでそんなに平気なんだ、この辛さは異常だろう……」
ミトラ:「マリオンくんは精が出るのねー。ライブ頑張るのねー」(ぺっかぺか)
マリオン:「ミトラくんもステージ照明で参加する?」
ミトラ:「うむむー考えとくのね。ライブの日までこの街に居れば、参加しても良いのねー」
アーミル:「あ、それひとつく~ださ~いな~」 両手で受け取る体勢を取ってチラシをおねだりする
マリオン:「はい、どうぞ! あたしマリオン、アイドルやってるんだ!」
アーミル:「わぁ~アイドルさん? それはとっても楽しそうなのぉ~」
マリオン:「楽しいよぉ! よかったら遊びに来てね!」
アーミル:「私もお歌とか歌いたいなぁ~。あ、でも声も合わせて、全部の音をまとめるのも面白そうだよねぇ~」 指揮棒を綺麗な所作で振りながら
カリマ@GM:「ヤーヤー、マリオンちゃん調子はどうだい。朝に麻婆豆腐一発行っとかないカイ?」
マリオン:「カリマさんありがと~!」 その場で受け取りながらも皿はこっそりクラウスさんの卓に置かれる
クラウス:「!?」
ミトラ:流れるような押し付けである
クラウス:「(おいこれはどういう事だ説明しろ)」小声
マリオン:クラウスさんに言及される瞬間、姿なき職人を発動!
マリオン:(スッ……)
GM:汚いなさすがレプラカーンきたない
クラウス:「(やりやがったな……)」
アーミル:「あ、こんなところにおいしそうなお料理がぁ~」 クラウスの卓に出された麻婆豆腐を見ながら
クラウス:「よ、よかったら食べるか(チラッ)」
アーミル:「えぇっ、いいのぉ? やったぁ~ありがと~!」
クラウス:「ああ、遠慮なく食べてくれ(ほっ)」
アーミル:「じゃあ早速~、いっただっきま~す♪ ……んにゃ~、幸せいっぱいなのぉ~」 高速で完食、耐辛強度は某カレー店の10辛も及ばないという
レイク:「あ、この肉美味しいわ。そう言えばエリスってパン好きだったなー」 モグモグ
常連冒険者@GM:「はっはっは、今日も新入り共は楽しそうだな」
モブ冒険者@GM:「(チーン)」 モブ冒険者は しぬほどつかれているようだ!
クラウス:「……毎度思うが、ここの常連の舌はいったいどうなっているんだ」
カリマ@GM:「ハッハッハー、そのうち慣れる慣れル」
レイク:「(私みたいにね)」
アーミル:「えぇ~、おいしいのにぃ」
クラウス:「(やめてくれ……俺はまだ正常でありたい……)」
常連冒険者@GM:「(ちなみに正解は『慣れた連中は他所で食べてきてここでは食べてない』だ)」
常連冒険者2@GM:「(2割ぐらい普通に辛党連中混じってるけどな)」
クラウス:「(それはそうと、なぜこいつらは美味しく食べれるんだ……)」
ミトラ:(辛いってどんな感じなのね? ちょっと気になるのねー)
ロビニア@GM:「さてと、あと残ってんのは……おーい、お前ら飯は食い終わったか?」
クラウス:「あぁ、食べ終わった」
アーミル:「てんちょーさん、このお料理もう一杯おねがいしま~す♪」 まだ少し足りなさそう
ロビニア@GM:「おうよ、カリマ、おかわりだとよ」
カリマ@GM:「イイ食いっぷりだネ! どんどん行こウ!」
GM:アーミルさんの前にどんどんと追加の皿が積み込まれていく!(
アーミル:「わぁいまーぼーどーふ、アーミルまーぼーどーふだぁいすき♪」
マリオン:「はーい、広報(後方)のおしごとかな?」 レイクさんの後ろ辺りからスッと復活
レイク:「あ、出てきた」 食べながらも一連のやり取りは見てたらしい
マリオン:「キミ、ここのお料理ふつうに食べるんだね。すごいなー、赤いと辛いのも平気になるの?」
レイク:「赤いとってわけじゃないわね。友達も辛いの好きだし」
ロビニア@GM:「おう、仕事だ仕事。ミトラも珍しく店にいるんだからこっちゃこい」
ミトラ:「うにゃ、およびなのね? いくいくー」 ぽてぽて駆け寄ってこよう
ロビニア@GM:「仕事の内容なんだがな、最近ローラ川の水量がやけに少なくなっていることに気付いてたか? 一部の村なんかではすっかり畑に引く水が干上がっちまってるって話でな。そいつの原因を調査してもらいたいんだ」
GM:ここ、ディザはルキスラ帝国の中でも農業が盛んで食料庫として知られている街なんですが、それを支えているのがローラ川という大河なのですね。その川の水量がなんか減っているっぽいと
クラウス:「差支えなければ教えてほしいのだが、それによる村の被害は深刻なのか?」
ロビニア@GM:「結構まずいらしいな。今のところは先日雨も降ったしなんとかなってるらしいが、それでも川の様子が変わらねぇどころかますます干上がて行ってるって話だ。このままじゃ作物が駄目になっちまうってよ」
レイク:「それじゃあ作物どころか水分補給もままならなくなるわね」
マリオン:「ライブに水分補給は必要不可欠! 熱中症で倒れたら大変だよ!」
アーミル:「えぇっ!? 畑さんのお水がなくなっちゃってるって大変なの! ご飯が食べられなくなっちゃうのぉ! 私、お料理できなくなっちゃったらとっても悲しいの! 早く原因をずばーん! ってやっつけちゃうの!」」
ロビニア@GM:「本流の方はまだいいんだが、支流なんかがやばいらしくてな。このまま放置もできねぇってことで依頼が出たわけだ」
レイク:「(エリスが帰ってきてパンが食べられないなんてなったらいけないわね)」
ミトラ:「お魚さんが住めなくなるのね。そいつは悲しいのねー」
クラウス:「ふむ……手を貸そう。報酬はどのぐらいだ?」
ロビニア@GM:「ああ、報酬は25,000Gってところだな。どうだ、受けるか?」
クラウス:「25,000Gか……よし、引き受けよう。だが、俺一人では手に余るかもしれない、誰か組まないか?」 周りの人に呼び掛ける
レイク:「私も行くわよ」
ミトラ:「もちろん手を貸すのね! よろしくなのねー」
クラウス:「(ビクッ)あ、あぁ……よろしく頼む」
アーミル:「むしろどどーんと来いなの! お料理できなくなるなんて絶対に嫌なの!」
マリオン:「あっ、麻婆豆腐大好きなお兄さん! あたしも行くよ!」
カリマ@GM:「麻婆豆腐と聞いテ」
クラウス:「ちょ」
カリマ@GM:「ハッハー、仕事の前に無理に詰め込ませたりはしないヨー。冗談サ」 ちょっかいかけて厨房に戻って行きました(
アーミル:「無事に帰って、みんなでまーぼーどーふ食べようねぇ~!」
依頼名:ローラ川水源異常調査
依頼主:ディザ太守ステラ・マローヴァー
報酬:25,000G
依頼内容:ローラ川の水量が日に日に減り、一部農村では畑に引く水を確保できない状態が続いているので、その原因を調査、可能ならば解決してほしい。
ロビニア@GM:「おっし、お前らみんな受けてくれるな。よろしく頼むぜ」
クラウス:クラウスが苦労しそうですね
GM:がんばれ常識人!
マリオン:いやー頼もしいリーダーだなー
レイク:タノモシイナー
GM:よっ、リーダー!
クラウス:リ、リーダー……だと……? 今回で(※TRPGが)初なのにぃ……
ミトラ:常識人が手綱握らないと瓦解するからね、しかたないね
レイク:ヒューヒュー(
ロビニア@GM:「直接影響被ってる農村の連中なんかも様子を見に行こうとはしたらしいんだが……森の獣の様子もおかしいらしくてな。水源の方に様子を見に行くために森に入ると獣に襲い掛かられてそれどころじゃないらしい。だからお前たちの出番ってとこだな。何か依頼について聞いておきたいことはあるか?」
マリオン:ディザから水源までの距離と所要時間はどのくらいですか?
ロビニア@GM:「そうだな……水源は“神へのきざはし”にあるもんだからどこまで遡ればいいのかわからん。少なくとも原因は麓の森より奥らしくはあるそうだから……まずそこまで半日、奥までかかると1日以上はかかるだろうな」
レイク:「1日以上かかるなら今すぐ出発した方が良さそうね」
マリオン:中継地点の村かどこかで一泊する感じになりますかね
GM:そうしてもいいし、ぐいぐい森まで進んでもいい
クラウス:「森の獣の情報はあるか?」
ロビニア@GM:「あそこは結構なんでもいるからなぁ……追い払われた農村の連中の話だと虎だのでけぇ蛇だの、とは言ってたな」
クラウス:「虎に蛇か……大きいなら厄介だ。人を募って正解だったな」
GM:せっかく聞かれたからそうだな、虎だの蛇だのについて〈魔物知識〉判定を難易度+2で振っていいことにしよう。虎16/20と蛇17/20だ
〈魔物知識〉判定は両方ともにミトラが知名度を抜く。固定値10は伊達じゃない。森への侵入者へ襲いかかっているのは、サーベルタイガーとインシルペルスのようだ。インシルペルスは弱点も抜いている。
ミトラ:「うに、その虎とか蛇なら見たことあるのねー。遠目だったけどー」
GM:まぁ一般的な冒険者(レベル5相当)でもてこずる相手なので、農民じゃどうしようもないね。NOUMINならなんとかしそうだけど
マリオン:アッケナイモノヨ……
レイク:( 農)ならなんとかなった
アーミル:( 農)<秋神様に仇名す者は始末するのみィ!
カリマ@GM:「あ、珍しいの獲ったらお肉持ち帰ってネ」
クラウス:「あ、あぁ(辛いのはもう勘弁だが)」
アーミル:「だ~いじょうぶなの、私が作るときは辛くしないのぉ~。お料理は、み~んなを幸せにする楽しくておいしいものが一番だからねぇ~♪」
カリマ@GM:「お土産よろしク」
ロビニア@GM:「それじゃよろしく頼む。ローラ川になんかあったらザルツの一大事だかんな。しっかりな」