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~一話~ 学校っていうのはいつでも初登校の日はテンションが上がるもの・・・だと思いたい!

久しぶりだ~~~!!!!!

と叫びたいほど久しぶりです!!!

4月12日

俺は耳障りな音を、辺りに撒き散らす目覚まし時計の音で目が覚めた。


「っん・・・あぁ、朝か」


そしてベットから起き上がりクローゼットから着替えを取り出し、着替えをしようとする。

そこでふとある事に気づき、俺は手を止めて苦笑する。何故なら俺は私服を取り出していたからだ。


「おいおい、今日から高校生活が始まったのに私服取り出すって俺は馬鹿か」


まだ俺の中では、春休みの雰囲気が残っているようだ、これは改善しなくては。

そして俺は再びクローゼットを開けて私服をしまい、制服を取り出す。名桜高校指定の制服だ。


学校に行く準備が出来ると、一階の階段を下り、台所へ向かう。台所では母親が皿を洗っていた、父親が居ないところから、もう出勤した様だ。


「おっす、母さん、また老けたんじゃね?」

「はい、今の発言イラつきます。罰として朝ごはん抜きでーす♪」


俺は台所に置いてある食パンの袋から、食パンを2枚取り出し口に咥える。そして椅子に置いてあった鞄を手に取り、玄関へと向かう。


「行って来まーす」

「ちょっと!母親の言う事は無視ですかー?無視なんですかー?」


家中に母親の声が響く、まったく母は朝からハイテンションだな。

玄関に到着して靴を履く、そしてドアに手を掛けた。


「竜騎君!門限は6時半だぞー!」


母親が玄関に来て、俺に通告をする。余談だが、母親の名前は多賀たが希夜きよ。性格は、なんか抜けてる、一言で言えば「天然」だ。


「門限を破ったりしたらお父さんの説教ですよ!せ・っ・きょ・う!」

「だ~!もう分かってるっつーの!あんまりしつこいと9時以降に家に帰還するよ!じゃな!」

「ちょっと待って!あなたべんt」


母がなにかを言おうとしたが、この俺にはまったく耳に入りません!


「あ~あ、竜騎君お弁当忘れてっちゃった……。」


フンフフーン♪あ~今日から高校生活が始まるというのにな~。

そういえば学校生活の初日は嬉しくてテンションが上がると聞いた事があるのだが、果てしなくダルイのは俺だけなのだろうか?

それにしても、母はほんとに何を考えているか分からん。


                        ~★☆★~ 

「う~ん・・・どうしようかな~」


その頃、多賀(母)は困り果てていた。何故なら、竜騎に渡そうとした弁当を、竜騎が受け取らないで出て行ってしまったからだ。


「竜騎君にこの愛親弁当(母の造語だと思う・・)を届けるべきかな~届けないかな~」


と、このような低レベルな問題で悩んでいたのである。


「そうだ竜騎君がきっとこのお弁当を取りに来てくれるってことでOK~」


そして勝手に納得をして、何時も通りに家事を再開するのだった。


                        ~★☆★~


「あ~ようやく学校に着いたか~」


まあそんなこんなで、家から徒歩で約十分くらいで学校に…この「名桜めいおう高校」についたぞ~~~!!

すごくダルイ…じゃなくて楽しそうな学校生活がおとずれそうだなー。

見上げる校舎は、長い歴史があるとは思えない程に新しく、壁は日の光で白く輝いていた。確か今年度から、校舎を改装するとか言っていたな。だからこんなに新しいのか……。

そんな事を思いながら、俺は校門に足を踏み入れ、校舎へと歩いて向かった。




この度、震災合われた皆さんへ諦めずに頑張ってください。

私はなにも出来ませんが応援しています。

お次は次回予告

次回

「初めて会う人達には愛想よく接すれば大概親しくなれる」

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