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傷跡
幼い頃から『人はなぜ生まれて、死んでいくのか』という問いに囚われています。
今も答えは出ていません。
今夜も眠れそうに無い
ベッドを抜け出し
夜空を見上げる
使い古された『満天の星々』を見上げながら
遠くに行けたらと思う
日常から逃げたい訳じゃない
今の環境に不満がある訳でもない
このままの時間が過ぎていくことに
不安なことは何もない
だからこそこのままではいけない
何かを残していかないといけない
自分の生きてきた証を少しでも・・・
数十億分の1である一人の人生が
退屈だったある一人の人生を
誰が興味を持つのだろうか
偉業を成し遂げたわけでもなく
趣味に没頭していたわけでもなく
運動も勉学も秀でた人物でもない
たかが一人の人間に
誰が興味を持つのだろうか
人生の終わりに何を残せるのか。
永遠の課題かもしれません。
お読み下さりありがとうございました。