向日葵畑と夏の妖精 ~ 季節外れの詩を書いてみた ~
真っ青な大空が果てしなく広がる。
その大空の端にもくもくと。
くっきりとした入道雲が佇む。
ジリジリとした太陽照るなか。
僕と君は、黄色く微笑む向日葵畑のなかを駆ける。
白いワンピースのスカートをふわりふわりとさせながら、
つかまえてごらん!
少女のように無邪気に微笑みながら言う君。
まてまてまて!
ひらひらと逃げまわる君。
まるで、妖精のような君。
ふわり。
あ!
君の被る麦わら帽子が風で飛び。
ぱさり。
君の後ろに落ちた。
落ちた麦わら帽子を拾った君を。
つかまえた!
僕は君をぎゅっと抱きしめた。
つかまっちゃったぁ。
そう言いながら、満面に微笑む君。
汗ばむ君の白い肌が、艶やかに輝いていた。
僕は、君が手に持つ麦わら帽子を取ると。
────────サァァァ…
麦わら帽子で僕と君の顔を、
画面向こうの読者に見えないように隠しながら。
僕は君の唇に─────
なんか、はっちゃけたくなったのでした…m(_ _)m
お立ちより下さりありがとうございました。