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月と太陽  作者: ゼーデ
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壊れた日常

いきなりの物音に、パーティーに来ていた人々はパニックに陥っていた。

だが未だにその音の原因は分からない。


「・・・なに・・・?」


リリアが緊張した様子で呟いた。


「分かりません。けれど、普通じゃないことだけは、確かです。」


グレイラは静かにそういった。しかし、その目には恐怖などは感じられず、強い決意の光のようなものが宿っていた。


原因はなんとなく分かる――・・・。


きっと、ファルデ王国が戦争を仕掛けてきたのだろう。


ファルデ王国は隣にある国で、革命が起きたことによって友好関係が絶たれ、今では戦争をしてしまうほど関係が悪くなってしまっている。


戦争の動きを怪しんでいたが、まさか今仕掛けてくるとは・・・・。


グレイラは少なくとも自分の推測が、間違っているとは思わなかった。

――だからこそ危険なのだ。


創立120周年のパーティを狙うことで、我が国の王族や貴族を一度に殺すことができる。

ファルデ王国にとってはこれ以上のチャンスはないだろう。


「リリア、グレイラ早くこっちへ来なさい!」


王が呼んでいる。早く行かなくては・・・。


「グレイラ行こうよ・・・!」


リリアがグレイラをせかす。


「ええ・・・。」


王と王妃がいる方へ、二人は走る。


だが、ドレスが邪魔で上手く走れない。


何とか王たちのもとへ行くことができた二人は、その場の様子を不安な気持ちで見つめていた。


「国王様ー!!大変です!!」


一人の兵士が、息を切らしながら走ってきた。


その様子に会場の空気は一瞬にして張りつめた。


「・・・どうした。」


王は冷静に聞き返す。


「城下町が・・・、大砲で襲撃されています・・・!!さきほどの音も爆撃による音です!」


それを聞いた人々は、一気にざわめき始める。


「・・・――ついに始まったか・・・。」


王のその一言によって、今の自分たちの置かれている状況を、改めて思い知らされた。



――――もう、あの頃のようには戻れない。

これは・・・シリアスなんですかね・・・。

自分の文のセンスのなさに撃沈しました・・・。

それでも続きを読んでくださる方は、私には神様的な存在です!

次はリリアorグレイラ視点書きたいと思います。

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