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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

猿橋と光と影の巷談

「うわっ…やだ。誰かの悪戯いたずら?」
 畦道の隅っこで首のない生物が転がっていた。トラクターに轢ひかれたのか、柄の悪い子供の悪戯か…血だまりから察するに多少生きて、殺されたのだろう。
 惨い仕打ちを前に妹も息をのみ後ずさっている。
 猫や狸が死んでいるのも見かけるもののこれまで残虐な死体はあまり目にかからない。夜の暗がりの中ぼんやりと浮かび上がる毛並みが生々しさを増さしていた。
「…埋めてあげる?」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

日本列島のどこかにある──とある山間部の、窪地にある狗守村いぬかみむら。そこは昔から山に住み、里に降りてくる山犬──オオカミの伝承が多く残る地であった。彼らは神秘性を纏い、人間に敬われ神と同一視されていた。
 人口は多くは無いが、人々は農業を生業とし、周囲の村には数少ない学業施設などもある。
 そんな平和な村で、ある事件が起きた。

 私の名前は猿橋 南風見(なふみ)。変哲もない、庶民的な女子のつもりだった。ベタだけれども、あの時までは。普通だった──
夏休みが始まり、主人公の猿橋 南風見は廃駅のホームで真夜中の異界に迷い込む。
異界から帰る事ができるのか。
夏休み初日
簡単な紹介
2023/08/24 06:09
最初(夏休みが始まりました)
2019/02/26 06:22
怪しい女子生徒
2019/03/03 05:37
姉妹ふたりで
2019/03/03 05:46
スイカと妹
2019/03/15 17:55
午後の廃駅ホーム
2019/03/30 07:59
夜が続く異界へ
人面獣
2019/03/30 08:05
チョゲ
2019/03/30 08:13
光子の記憶
2019/03/30 15:08
ヒグマ
2019/04/01 14:50
戦利品
2021/08/29 04:43
なぐさめ
2023/08/21 05:42
幽世を彷徨う
オオカミ
2023/08/22 02:48
割れたスイカ
2023/08/22 03:41
ネムフスキー
2023/08/22 05:38
おうさま
2023/08/22 12:26
工場
2023/08/23 00:19
工場探検 開始
2023/08/25 19:41
惨劇
2023/08/26 06:12
光子のおばあちゃん
2023/08/26 16:08
光子の秘密
2023/08/27 10:02
現実逃避
2023/08/27 18:41
線路遊び
2023/08/27 18:42
認めたくない
2023/08/27 22:20
赤い塊
2023/08/27 23:05
怪物
2023/08/28 00:00
人身事故
2023/08/28 00:38
現し世へ
夜明け前
2023/08/28 00:44
山中他界
2023/08/28 00:48
山の王
2023/08/28 01:01
送り犬
2023/08/28 01:04
2023/08/28 01:11
南風美は死んだ
2023/08/28 01:22
地獄行き
2023/08/28 01:35
死後のホーム
2023/08/28 01:49
お墓参り
2023/08/28 02:05
最後
2023/08/28 02:10
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読んでくださりありがとうございます!

オオカミが大好きで書き始めたら、何だか曖昧な内容になってしまいましたが…無事に完結させられて良かったです!

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見つけてくれてありがとうございます。

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