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最終話決戦

      ~自由への翼拠点~

「・・・」

グラーフはただ水平線を見つめている。そんな中ナッサウが聞いた。

「同志グラーフ。どうしたんですか?」

グラーフはただ見つめ続けながら言う

「・・・風が騒がしい。」

「?・・・いつもと変わらない気がしますが・・・」

「・・・警戒しておけ・・・他の者にもそう伝えろ」

「・・・はっ!」

そう言いナッサウは下がった。

「・・・索敵機を飛ばすとするか・・・」

       ~付近にて~

「・・・諒だ。一応少将だ。総大将にフォンゴレ隊の援護を命令されている。よろしく」

「こちらはフォンゴレ。話は聞いています。かなりの功績を上げているそうで。一緒に戦えて光栄です。よろしくお願いします諒少将。」

互いに挨拶を済ませると無線が届いた。

『こちら総大将。太刀風隊の到着は遅れる。襲撃を受けているそうだ。』

それを聞き二人は

「「全員作戦開始!」」

同時に自分の部下に指示をした。

「・・・さて弩級戦艦ナッサウがいるみたいだが・・・」

悩んでいるなかフォンゴレがいった。

「私達が囮になろう」

「何?」

「私達がナッサウを引き付けその隙に侵入してください。」

「それでは!フォンゴレ隊が壊滅してしまう!」

諒がそういうとフォンゴレ隊の隊員がこう言った。

「元々我等はフォンゴレ隊は死に損ないの集まり。名誉ある戦いで散り逝くなら本望です。」

と言った。そう言い

「守るも攻むるも黒鐵くろがね

浮かべるしろたのみなる

浮かべるそのしろもと

皇國みくに四方よもまもるべし

眞鐵まがねのそのふね日の本に

あだなすくにめよかし

石炭いはきけむり大洋わだつみ

たつかとばかりなびくなり

たまひびきはいかづち

こゑかとばかりどよむなり

萬里ばんり波濤はたうを乘り越えて

皇國みくにひかり輝かせ海うみ行ゆかば」

そう歌い突撃していった。べネットは驚愕していた。

「・・・死ぬのが分かっていて突撃なんて・・・無茶よ・・・」

諒は

「・・・大和魂・・・か。」

と言っていた。そして

「・・・彼女達の犠牲を無駄にするわけにはいかない・・・行くぞ!」

「「「「了解!」」」」

        ~本拠地~

「・・・同志グラーフの言う通りだったな。」

「・・・貴様・・・MP-40か・・・」

「あぁ。そうとも。」ガチャ!

そう言いMP-40は銃を向けた。

「・・・」

諒も銃を向けようとした瞬間

「ウォォォォォォォォ!」

長門がMP-40に体当たりを食らわせた。あまりに唐突なことに動けず体当たりをもろに食らった。

「グッ!」

上から押さえつける長門にMP-40は銃を向け

バァン!

「長門!」

撃たれたところから血が流れ出る。だが長門はそれでも動じず銃を持つ腕を地面に叩きつけた。

「グァァァ!」

「ここは私に任せろ!」

「クッ!先には・・・行かせない!」

「・・・ふっ、通りたければ私を先に倒してから行くことだ。さぁこい!」

・・・しばらく歩き続け・・・

「あら・・・MP-40は突破されたの?・・・でも私はそう簡単には倒されないわ。」

ドイッチュラントはそう言い砲を向ける。九九式はそれを見て

「発射!」

機銃を撃った。ドイッチュラントは避けず弾が直撃した。血が飛び散り誰もが倒したとおもった。だが

「この程度も見破れないなんて残念。」ガスッ

「ッ!?」バタッ

ドイッチュラントは九九式の後ろに回り込み殴り倒した。

「ッ!?九九式!?」

「・・・二人は先行って。」

川内がいった。

「え?」

「ここは私が何とかする。だからビスマルクとグラーフは諒達が倒して。」

「だが大丈夫なのか?」

「私は絶対!負けない!生きて帰って見せる!」

「・・・分かった。任せたぞ!」

「うん!」

「・・・貴様ニンジャか・・・」

「・・・貴女も?」

「・・・ドウモ川内=サン ドイッチュラントです」

「・・・ドウモドイッチュラント=サン 川内です」

       ~総司令部~

「・・・来たぞ。グラーフ。」

「・・・あちゃぁーもう来たのか~・・・まぁいいけど。同志ビスマルク。機関銃(ベネット)の相手は任せたわ。」

「は!」

「こっちはこっちで決着つける。」

そう言い艦載機を飛ばす。爆撃機が爆弾を落とし戦闘機は機銃を撃ちこんでくる。それを避けつつ攻撃しようとするのだが艦載機の撃墜で手一杯である。その時だった。

「フン!」ゴキッ!

「グハッ」ボキッ!

膝蹴りをまともにくらい。身体中が砕けるかと思った。

「ガハッ!ゲホッ!」

あまりの衝撃に倒れ込んでしまう。それを見たグラーフはとてもつまらなそうに

「爆撃。」

爆弾を投下した。諒が死を覚悟したその時だった。

「機銃発射!」

その声とともに爆撃機が撃墜された。

「・・・だいぶ酷いな。この傷は・・・」

撃墜したのは天龍だった。

「・・・1つ・・・借りが出来たな。グッ!」

「おい!喋るんじゃねえ!」

「こいつは俺がやる。」

「・・・他のやつらはどうなった?」

「一応フォンゴレの援護をしてるらしいが・・・どうなってることやら・・・」

      ~そのころ入り口~※台本書き注意

フォンゴレ「グハッ」

ナッサウ「何だこの程度かこの娘も。期待はずれ・・・」ガチャ!

フォンゴレ「・・・」

フォンゴレ(もはやこれまで・・・・)

木曾「よお姉ちゃんおぉっとお少しお話ししようじゃないかぁ」

ナッサウ「糞して寝な。」

木曾「あ、こりゃどうも。」

???「待て!リハーサルと違うじゃないか!」

・・・take2

フォンゴレ(もはやこれまで・・・・)

木曾「よお姉ちゃんおぉっとお少しお話ししようじゃないかぁ」

ナッサウ「ここは立ち入り禁止エリアだ。」

木曾「へっへっへぇ。知ってるよ?質問がある・・・ここで何してんだ?」

ナッサウ「何だと?」

木曾「俺たちゃ港湾労働者組合の者だ」

太刀風「アンタらがウチの優秀な組合員を使わずに荷物積んでるって小耳に挟んだ…まさか違うよなぁ?」

ナッサウ「面倒なやつらか来た。」

木曾「あぁ全くだ。」

ナッサウ「なんの騒ぎだ?」

木曾「じゃぁ姉さんに説明させてもらうが組合員を使わねえ船はうちの港から出すわけにはいかねえ。ウチのもんの姿が見えねえわけだが?」

ナッサウ「”国家”の機密に関わる作業してるんだ、今すぐ”こっか”ら出て行ってもらおうか。」

木曾「それ脅してんの?」

ナッサウ「あぁ。その通りだ。」ポイ。ガチャ

木曾「・・・」バキッ

ナッサウ「」ドシャ

木曾「組合を舐めんじゃねえ。」

        ~総司令部~

「グゥゥ!」

グラーフが倒れる。

「敗因はただ1つだ。お前は遅すぎた。それだけだ。」

このあとグラーフは捕まり全てが終わった・・・?

諒「初めてじゃない最終回を採点してやろうか?」

主「採点ですか?」

諒「あぁ。(ズドンズドン!)0点だよ。」

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