転生皇女 不惑のアンジェ【第一部:前回までのあらすじ】
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【第一部(第一章~第二十三章):前回までのあらすじ】
養父ダンテス・クレイモン伯爵の養女になっていたアンジェは自らが皇女であることは全く知らず、使用人同然として暮らしていた。
ダンテス・クレイモン伯爵が娘ジュリエッタを皇女として王宮へ送り込んだあと、邪魔なアンジェを始末するつもりでいたが、アンジェは聖女狩りの男たちに捕まりそうになったことがきっかけで、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを思い出す。
養父と義兄の魔の手を避けようとアンジェは伯爵家から逃げ、教会へ転がり込む。
けれど、逃げ込んだ教会がテロ攻撃に遭遇し、戦争とは無縁の世界で、うろたえる住民を見てアンジェは避難所を立ち上げようと決意する。
偶然知り合った治癒魔法師のバルジャンと、アンジェを助けた黒狼ルゥとともに領民を支え、教会での復興の目指す。
教会でピアニストというチートスキルが目覚めたアンジェは、楽曲を演奏するたびに、作曲家の人生の一部を映像として現れる現象に感動していた。
満月の夜、魔女の呪いがとけた黒狼ルゥはルーク王子となり、アンジェに愛を告白してプロポーズをするが、アンジェは出会ったばかりという理由で返事を保留にする。
そんな中、王宮から、偽アンジェを捕らえろと命を受けた騎士や、テロを主導する聖騎士の義兄ガイが現れ、治癒魔法師のバルジャンは驚愕する。
乙女ゲームの破滅ルートになりかねないと危惧したアンジェは、治癒魔法師のバルジャンと、王子ルークとともにバルジャンの生家へ向けて旅立つ。
が、朝になると黒狼に変身してしまうルーク王子は、あとで落ち合おうと一足先に、夜明け前の森の中へと入っていく。
バルジャンとアンジェは二人だけで森の道を歩いていくが、アンジェの美しさに目を止めた狩人の男たちが、バルジャンを襲いアンジェを殴り、さらっていく。
襲われたバルジャンの元へ黒狼ルゥが現れ、血だらけの現場にアンジェの危機を感じ追いかけていく……




