建国のお話
新作です。設定詰めてたら時間かかりまくったのですが、終わらせることを目標に…。
なにもない荒涼とした土地に、四人の素晴らしいお方がいらっしゃって、この国をお作りになられました。
建国の中心だったのは、アイリス様。深みがある青い髪に紫から白に色が移る瞳をお持ちの方でした。そして、彼女を守るように、三人の方が周りにはいらしたといいます。黄色い瞳の剣使い。癒しの黄色を帯びたピンクの髪の少女。青のグラデーションを持つ国の頭脳。
アイリス様が一度魔法を使えば、荒涼とした土地にもあっという間に緑が生い茂り、ふわりと手をふるだけで、天気が変わる。剣使いの要望に合わせて、鉱物を加工し、国の頭脳の計画に従い、宮殿を建てることもできたとか。癒しの魔法だけは、少女に敵わなかったともいいますが、実際のところはどうなのでしょう。
いつも一緒にいたという四人のお方ですが、建国の疲れからか、アイリス様は、しばらくしてお隠れになりました。
残された三人の方はどうなさったのか、詳細は残されていませんが、国の基礎を作り、国民に余りある愛を注いだと言われています。
建国のお話の登場人物の本当の名は、
建国の魔女アイリス、剣使いのシオン、癒やし魔術の使い手エキナセア、国の頭脳サルビア。
そしてこれは、伝説に残る四人の、二度目の人生のお話。
前作、「病弱な少女は冷酷な皇太子に溺愛される」 https://ncode.syosetu.com/n3446hl/ 第一部終了ということで完結にしてあります。よかったら、そちらもどうぞ。
それから、前作から読んでくださっている方、ほんとうにありがとうございます!
今年はもうちょっと定期的に更新できるようにがんばりますのでよろしくおねがいします。