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深窓の麗人  作者: Akumi
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4


「王女殿下、入ります」



侍女のエリーはそう言って扉を開けた。




 引きこもり始めてから、早3ヵ月。一人で何もできないダリアは侍女が出入りする事を許している

下手な詮索もしてこない、

特にエリーは、王女が特別だった。




髪を結われながら、食事を摂るわたしに話しかけることもなくテキパキと去っていく




毎日のように自分が処刑される夢ばかり見るばかりで、

「いつ」「なぜ」「何のために」とグルグル考える内に疑心暗鬼になり、人との関わりを絶ってしまった。

ーーー『ダリア…許してくれ』



この言葉が忘れらないのだ。




「エリー、王女殿下のご様子は?」




下げた食事を持ち厨房に入ると、料理長が話しかけた

このやりとりは、もはや日常となりつつある。

半分程しか手の付けられていない食事に肩を落とした




「摂る量も減ってきているな」




「眠りにつくと酷く魘されるようで、寝不足が続き少しずつ食べられる量が減っています。何か少量でも栄養価の高いもので補うしか…」




「分かったよ、エリー。また教えてくれ」




料理長はふう、とため息をついた。







「ダリア様のご加減はどうだ?」



王妃付きの侍女頭が訪ねてきた。

この状況で王妃も心を痛めておられるようで

頻繁にダリア様の様子を聞きにくる。

ありのままを伝えているが、日に日に状況は悪くなっていくばかりで、まさに手も足も出せなかった。








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