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プロローグ
ここはサンストーン王国、領土を巡り数十年前に起きた周辺各国との争いに勝利し、和平を結んでからは穏やかな日常が続いている。
大陸の北に位置する城は、白亜の城と呼ばれそれは美しい城だった。
その城の小さな窓から、城下町を除く一人の少女がいた
名は、ダリア・サードニクス。
腰まで届く白銀の髪は、王族の血縁者にはよく現れる色である。肌は白く、目は色素の薄い茶色。
儚げな雰囲気ではあるが、女性らしい品を感じられる。
今日もひっそりと城下町を見つめ、淡々とした日々を送ってた。
拙い文章で申し訳ありません。
よろしくお願い申し上げます。