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炭酸オレンジ  作者: 円果
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「僕」がこの世とお別れした日のこと。

日差しが西へ傾いて、山の間に消えていく。夕暮れだ。それは紛れもない夕暮れだ。僕を救ってくれる夕暮れだ。だから僕はこの時間を選んだ。逢魔が時、とも呼ばれるこの時間だから僕は救われると。僕はその場から1歩踏み出した。











……鳴り響くごうごうと鳴る貨物列車の音を心のどこかで懐かしみながら






僕はこの世と別れを告げたのだった。



「音依っ…!!!!!!!!!!」



…そうやって泣き叫んだ幼馴染みの声は彼に届くことはありませんでした。

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