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wiki風高天原王国 第一次大戦前夜まで

高天原王国(正式名称 世界樹の元に集う高天原盟約に賛同する種族連合王国)は太平洋中央に浮かぶ浮遊島を中心とする国家である。


北緯33度 東経160度 標高1000メートルの高さに浮かぶ十二個の島々から成り立つ。


国土面積 約八万k㎡


人口   およそ八百万人


首都   高天原 都市圏人口およそ二百万


人口比率 日本人 約半数

     妖精族 約二割

     魔族  約三割


 高天原王国は古の時代より魔法結界を張りその存在を隠してきた魔法王国で、その浮遊島は蓬莱島や高天原のモデルになったと言われている。

 幕末動乱期にその結界を解いて周辺諸国と関係を結ぼうとした時、欧米列強との接触が軍事衝突に発展。

 高天原紛争と呼ばれる一連の戦争に勝利し、欧米列強の植民地政策を根本から挫折かせるきっかけとなる。

 高天原王国は周辺海域を遊弋する列強艦船に警告を発したが列強はこれを無視。

 警告後に行われた艦船拿捕は、制空権を抑えていた高天原王国軍の圧勝に終わり、列強海軍力の喪失が日本帝国で行われていた明治維新の介入を防いだ一因と言われている。

 日本帝国との関係は、明治維新後に高天原王国より使者を派遣し、高日修好条規、清高修好条規、高布修好条規を締結。

 近隣諸国との友好姿勢を取り列強に対抗しようとしている。

 特にアメリカ合衆国の「海のフロンティア」政策に真っ向から対立し、ハワイ事変に単独介入し王党派を支援し革命を挫折させ対米関係が悪化するも、日本帝国による仲介と日露戦争によって関係が改善。

 日清戦争・日露戦争は日本側について参戦。

 特に日露戦争では制空権を握った状態での戦場下で、列強の一角である露軍が日本海海戦・奉天会戦で壊滅する原因を作り、ポーツマス条約で日本の樺太領有と高天原王国のシベリア領有を認める一因となる。

 この頃から日本人移民を積極的に受け入れているが、種族問題から何度か民族対立が発生。

 日系移民過激派勢力による高天原蜂起事件等を引き起こしたが高天原王国政府は暴力的運動には弾圧を加えながら融和姿勢を取り続けた。


政治体型

 標高千メートルを越える世界樹の精霊女王を頂点に、妖精族・魔族の族長会議で国政を運営している。

 日系移民が増えて、参政権を求めた高天原蜂起事件後に、族長会議に日系人代表を入れる事を決定。

 立法府として王室議会と司法府として王室高等裁判所を作り三権を分立させたが、精霊女王に三権の大権が握られており、女王からその力を代行する形をとっている。

 同じく、国軍である最高司令官も精霊女王であり、立憲君主制の体を取っているが精霊女王が望むならば専制に切り替えられる大権を有していた。



経済

 魔力の源である世界樹の維持が条件のため、工業国にはなれず一次産業と人材派遣の三次産業を主体にしている。

 特に、太平洋上空に浮いている事を利用した航空貨物業は独占的地位を占め、四次元に繋がって希少資源を算出し続けている迷宮経済と共に経済を牽引している。

 日露戦争後に王室地下工房と日系人に割り当てられた明治島に魔法を動力とする魔法機械の工場が建設され、魔法製品の輸出を始めている。



軍備

 浮遊大陸という特性ゆえ空軍の比率が高く、魔獣や魔法兵を多く抱えているのが特徴。

 完全志願兵制で陸軍は十個師団十五万人の兵力を保有し、そのうちの一つが魔獣兵師団、もう一つが世界で二つしかない魔法兵師団(あと一つは高天原王国王室直属近衛師団)となっている。

 戦時動員では魔物召還等で四十万ほどの兵力を確保する。

 日露戦争で得たアラスカの守備の為に二個師団を駐屯させている。

 空軍は十五万の人員に三百機の航空機と二千頭の飛行魔獣を保有し、高天原王国の主戦力となっている。

 日露戦争で得たアラスカの守備の為に数個の飛行隊を滞在させている。

 海軍は十万で日露戦争に勝利した事によってアラスカを入手した高天原王国は、この地を拠点に海軍を設立。

 巡洋艦二、駆逐艦十五、その他補助艦によって構成されている。

 その歴史的経緯から日本帝国との関係を重視し、日本海軍の旧式艦を多く購入しアラスカの港の幾つかを日本海軍に租借する事で海軍戦力を補助している。


陸上戦艦+○女戦記+○鉄の虹+○国の守護者=こうなった。

この国の最も輝いていた時代


読み直してハワイを忘れていたので加筆。

ハワイとアラスカが米国の物じゃないので、米国の太平洋戦略がどうなるのやら……

多分フィリピンには介入しないはず。

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