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ペットショップ*

作者: 月影 ゆかり

「わぁ!猫ちゃん、かわいいぃーー!」


放課後、また友達に負けてしまい ペットショップに来た。


「確かに、かわいいけどさ。」


早く、帰りたいという気持ちもある。


というか 友達といるとロクなことがない。


「そういえば、この前もペットショップ行ったんだけどさ。」


ほら、きた。今度こそ、無視しよう。


「おばさんがさ。猫ちゃんの前で、 チッチッ、 ワンワン!って言っててね。笑っちゃった」


「は?何それ? ていうか猫ちゃんて。 今日、理科の先生が猫ちゃんって言ってたから そう言ってるの?」


マズい。ここでも、負けた。


「なははー! それもある!よく気づいたねー」


「気づくでしょ!」


もう、なんなんだ。


「で、さっきのおばさんの 実話なの?」


「もちろん!」


「マジで!?」


友達はコクリと頷いた。


そんな、おばさんがいたとは。


驚きしかない。


「もうそろそろ、帰るかー!」


「そうだね」


また、負けた気がする。


帰り道、たい焼きを食べながら帰った。

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