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百合、書いてみませんか?  作者: 伯爵@百合布教委員会
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第3章 知っていると心が豊かになる百合知識。小学校からの義務教育に組み込むべきですよ! 百合教育を!

 百合への愛が暴走し過ぎて、2章では収まりませんでした。

 ここでは、百合の世界でよく出てくる用語の解説を少しと、一つだけ私の考える、「百合作品における禁忌」に触れます。

 触れますと書くだけで、女の子同士が色々な処に触れ合うのを妄想しました。内緒。


 ※ ※ ※


 用語その1・「お姉さま」


 これが出れば百合作品っぽくなる、百合ワード永遠の一位、それが「お姉さま」。

 百合界の金字塔というべき「マリア様がみてる」が有名ですが、伝統ある女子高などで下級生が上級生を呼ぶのに使うのが最も一般的。もちろん学校外でも、百合的には色々な場面で使えます。

 無論実際の血の繋がりの有無は問わないので、百合的に愛している人へなら、実際は年下の人に使ってもOKです。攻めか受けかでいうと、受け側が使用するのが通常ですが、「ふふ、お姉さまったら、こんなに濡らして、はしたないんだー♪」なんて、攻め側が使うのも萌えます。


 亜種としては「子猫ちゃん」とか。百合(というかレズ)の世界では、攻めを「タチ」、受けを「ネコ」と呼んだりもします。


 用語その2・「キマシタワー」


 作者側が使うことは少なく、読者側が素晴らしい百合展開に出会ったときに叫ぶ、魂の言葉。

 縮めて「キマシ!」とも。(百合的に)「素晴らしい!」や「最高!」の意味で捉えて良いでしょう。


 出典は、百合アニメの名作「ストロベリー・パニック」のヒロインの一人、涼水玉青ちゃんの発言とされています。意外にも劇中初出のシーンでは、肝試しの際、驚かす側としての待機中、普通に「(人が)来ましたわ」の意で使っていたり。

 派生形として、あまりに感動的に百合っ百合な甘々展開になった時、「ここに結婚式場を建てよう」の意味で「ここにキマシタワーを建てよう」と使うことも有ります。

 住みたいですね、キマシタワー


 あと、キマシタワーに関して非常に重要なことなので、これだけは強調しておきます。

 涼水玉青ちゃんは、天使です。


 用語その他・百合っぽくなるワードの数々。


 百合は自由と書きましたが、私個人の好みで言えば、やはり少女漫画的な麗しい世界が理想です。

 なので文中に花や宝石の名前、星々など「キラキラしたイメージ」の言葉を散りばめるように心掛けてます。といいつつメインで書いてる作品は女子中学生の一人称なので、あまり詩的なワードを使うのも違和感ありますが、3人称の作品ではなるべく使用。

 文章ではありますが、漫画で言えば「常に背景に花を咲かせる」イメージで書くと、百合っぽくなるかと思います。お試しあれ。


 ※ ※ ※


 ここで、百合における禁忌タブー。これやったら、私血涙というのを一つだけ。


 基本百合は自由ですし、どんなお話の展開も有りだと思います。

 でも一つだけ、たった一つだけ。これだけは受け入れられないというのが。

 おそらく多くの百合萌えな方々が同じだと思いますので、初めて百合作品書く方は注意を。


 それは、「主人公が最終的に、男性と結ばれる」という展開!

 これだけは許さんッ!! これをやったら、百合とは認めないから!!


 ヒロインが男性に取られて終わるのは、まあ有りでしょう。片想い、萌えます。


 男とくっつくと見せかけて? というのは無論セーフです。「少女革命ウテナ」や「神無月の巫女」など名作も有ります。


 けれど。主人公が同性への想いを捨てて男とくっついちゃうのは、百合へ対する裏切りだと思う!

 やっても良いけど、百合を期待していた読者は相当なダメージを受ける……私が血の涙を流すことになるので、相応のご覚悟を!

 まあ、物語としては有りですけどね。でも、これは百合とは認めない。けして。


 ※ ※ ※


 さて、以上に上げた知識が有れば(というか無くても)百合小説は書けると思います。

 知識や技術より、妄想力です!


 ですがもう少し実用的なことも書こうと思いますので、あと一章追加し、百合らしさを高めるポイントを幾つか挙げます。

 あと少しだけ、お付き合い下さいませ。

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