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異なる世界で見つけた○○!  作者: 珈琲に砂糖は二杯
第四章《美味しい空気とその理由》
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第19話 『○○→居間!』

 

「なんだかね、レイラが頑張りだしたから俺の仕事がまた無くなった……。なんだろう、うん」


「良い事ではないか。カトーの仕事はヒトを守る事だ、そうだろう? その仕事が暇という事は、平和と言う事だ」


 加藤は久々にルクーツァとゆっくりとした会話を楽しんでいた。加藤としては愚痴を聞いて貰っているだけであろうが、しかしこれが何時もの彼らなのだろう。


「そう言うけどさぁ、モンスターが少ない。いや居ないとは言え警備とか巡回の仕事はルクータや店主さんがやってるだろ? そんで今は雇った冒険者からも有力なのを見つけてると来た……。もしそうなっても俺っていらなくね?」


「ふっ、そうかもしれんな? 今のお前よりか、オレや店主の方が万倍マシだろうからな。今は、見ておけば良い。そら、暇ならば久々に稽古をつけてやる」


 あの日、国軍のジンらとの話し合いから1ヶ月、そして簡易的な入浴施設が出来上がってから大よそ3週間が経過していた。

 その時にあった、ほんの小さな問題が解決されたとなった途端、ジンら国軍はレイラ達の指示を1つ返事で了承し続け、なんともあっさりと街造りは進んでいた。

 病院は街の中心部に造られる事となり、その大きさはかなりのモノとなっていた。予算を大きく削るが、レイラはそれで良いと強く言っていた。しかし、それは加藤とアージェが言っていたものよりかは控えめな言い方であり、現実的なモノであった。運動場についてもそれは言えるだろう。街に取ってソレが必要だからする、というのではなく、ここに住むだろうヒトらのためにソレは必要。そういった言い方であり、考え方を大きく示し続けている。

 流石に防壁陣についてはあれからも加藤らに任せている形ではあるが、それにしても既に加藤達から職人達へ全てを委ねられている段階だ。後は完成を待つのみであり、余程の事態が無い限り、定期的な話し合いを持つ程度であり、加藤が必須という状況では無くなっていた。つまり、公人としては暇であった。


「鍛錬か……。ここに来たばかりの頃は店主さんとかと色々それっぽいのしたけど、本格的にはやってなかったなぁ」


「だろう? 腕が落ちたとは思わんが、それでも錆が出てきているやもしれん。お前の唯一実績がある点は武力だけだ。立場が出来るのもそう遠くない。そのたった1つの武器、鈍らせる道理はあるまい」


「確かに。折角、籠手も手に入れたってのに本気でってのが無かったよなぁ。精々が軽く馴染ませる程度だったから。うん、やろうか!」


 入浴施設の護衛についても、最初期こそ加藤らが全て行っていたがこちらも巡回と同様、普通の冒険者の休養を兼ねたモノとして扱われるようになっていたため、加藤らは更に暇になっていた。というのも、そもそもモンスターの影が一向に見えないためだろう。それに、万が一のために加藤、ルクーツァ、店主、デイリーと言う達人級ないし猛者レベルの冒険者が最低1人は入浴出来る時間帯には近くに控えているためにそう問題は無いと言えた。


「しかし、あっついなぁ……。もう、色移りがあったのも1週間近く前か……。夏だなぁ」


「幸いなのは夏だというのに、モンスターが押し寄せる事態にならなかった事か。まだまだ油断は出来んが、な」


 ルクーツァが言うように、夏、繁殖期で無くとも潤沢な水源である場を見逃すはずは無い。通常であれば。


「今年中はそう、危険は無いのかもしれんな。あの厄介な存在も使いようという事か、なんとも言えんな」


「こういう考え方はなんとなく駄目な気がするけど、これからを考えれば必要かもなぁ」


 加藤はそう前置きをした後で、軽く言った。次に大型が現れたならば、確実に仕留め、前線から主な街に死骸の一部なりを埋めれば、この現象を起こせるのでは無いかと。


「そうだな……。昔、火を与えてくれた英雄も同じような事を言っていたそうだ。獣は火を恐れるのが多い、だから焚いておけとな」


「うん、いやまぁ……。そうだとしても、大型なんて現れては欲しくないけどな」


「ふっ、まったくだ」


 ――――

 ――――

 ――――


 無駄話、ではないかもしれないが、それを終えると歩き出す2人。暫く歩くと、湖畔へと出た。そこは水浴びではあるが入浴場と言える施設のほど近くであった。今は決められた時間帯では無いためにヒトの影は見えない。


「さて、軽く準備運動でもするか」


 ルクーツァはそう言うと身体をほぐしていく。加藤もそれに倣い、ゆっくりと膝を曲げたり、脚を伸ばしたりしている。どれほどであろうか、存外に長い間それを行うと、ようやくとばかりに剣に手を伸ばした。


「なんか、久々だなぁ。一応、毎日剣だけは佩びてたけどもさ」


「やはり剣は握り、振るわなければいかんだろう?」


「どうだろうな? ただ、俺らしいって感じはするかも……」


「あぁ、そうだな。……色々とな?」


 加藤はここに来てから、いや『灯楼ひぃろう』という立場を意識し始めてから何処と無く口調が安定していなかった。無意識に、時には意識して話し方を変えていたためだろう。大人っぽいと考える丁寧口調であったり、偉いヒトっぽいと考える硬い口調であったりと様々だ。が、それが常の加藤らしく無いというのだけは共通していたと言えよう。とは言え、それが今の加藤らしさとも言えた。ゆえにルクーツァは笑みを浮かべるに留める。


「まぁ、そんなのはどうだっていいんだよ。……さぁ、やろうかっ!」


「……ふっ。久々に揉んでやるとしよう、来い」


 世間話もそこそこに、いや途中であったが準備が整った瞬間、加藤はそう言う。いや、叫ぶとすっと腰を落とす。加藤がその気になるための儀式のようなモノであり、別に武として必要な動作を意識してという事ではない。

 反対にルクーツァは剣を片手に軽く握っているだけであり、およそ戦うという体制ではない。別にこれが戦いに最も適した力の抜き方だから、ではない。ただ単に手を抜いているだけである。


「こなくそっ!!」


「何時も言っているだろうっ、直線的すぎるとっ!!」


 腰を落とした体勢、それを弓引くようにぐぐっと更に沈ませるとバネよろしく勢い良く飛び出す加藤。普通であればその体制から加速はそうそう付かない、付いたとしてもそこから一歩踏み出してからだ。だが、加藤の最大にして達人級にも届くだろう唯一の武器である強靭な下半身はその難題を容易にこなして主に応える。

 とは言え、目の前に居るのはその達人級であるルクーツァ。加速こそ一級品であるが、そのために必要な動作は丸わかりであり、そもそもその程度の速度では彼に驚きを与えるには足りない。あっさりと避けられる。


「よしっ!」


 しかし、加藤はルクーツァとの打ち合い、組み手を幾度も経験している。それゆえに自身では、最大にして最強の武器を用いようともそれ単体では及ばない事を知っていた。それでも届くようにするにはどうすればいいのか、簡単だ。基礎だけで駄目ならば応用、その強力な武器を更に強くするために手を入れれば良いだけだ。普通の剣で斬れぬならば研げば良い、自身の技術で名刀と化させれば良いだけなのだ。


「むっ!?」


 驚くべき初速と、それを活かした驚異的な加速。だが、それだけでは足りない。そこに加えられるのはやはり最大の武器である脚力を活かしたものであった。それは減速、いや停止だ。片足を地面に突き刺すようにし、それを軸にくるりと半回転し、己の武器を振るうのだ。これが加藤の十八番。


「もらったっ!」


 会心の一撃であった。当たりさえすれば、ルクーツァと言えど唯では済むまい。それほどの一撃、いや一刀。それは最早止まらない、何をしようと、その軌跡は変わらない。そのままであれば。


「ふんっ!」


「っつべぁ!?」


 加藤の腕で振るわれた一刀はそのままの軌跡を描き続けていた。だが、本体である加藤が転んだために、それは斜めにずれ、地面へとその脅威を与えて終わる。


「ふむ、悪くなかった。お前の脚力からの速さは目を見張るモノがある。だから、そこに気を取られ、避ければそこで仕舞いという考えが生まれてしまうからな」


 意識の隙間を狙った悪くない技だった。そうルクーツァはうんうんと頷いて講釈を垂れる。加藤の最大の武器を囮に使うかのような技であり、加藤唯一と言っていい持ち技だったのだが、あっさりと防がれてしまった。だからだろう、がっくりと手を地面に付けて落ち込んでいた。


「くそっ! 別に防がれるのは良いんだよっ!?」


「ほぅ?」


「なんだよっ、あの最後の俺の声はっ!? くそっ、決め技だぞ!? その後がアレかよっ、せめて『ぐぁっ!?』とかだろうがっ!?」


「…………お前はやはり、何処か駄目な奴だな」


 ルクーツァは落ち込む所はそこでは無いだろうと言う。しかし加藤はここであると言って譲らない。技というゲームのようなソレを意識しだしたのは剣を握ってからスグ、では無い。なんと最近の事で『弱点』という考えを得てからであった。とは言え、それを知ってからの加藤は存外に忙しく武の鍛錬をする余裕が無かったのだ。故にイメージトレーニングのみだったのだ。そしていざとなった実践ではコレである。その落胆ぶりは未だ手を付いている格好からも察するに余りある。


「ちなみにさ、俺の希望としては『ぐぁっ!?』よりも『ちぃ!?』とかの方がさっ!」


「ふむ、確かにそちらの方が余裕がありそうに思えて次に繋がりそうだな?」


「だろうっ!? やっぱり、こう、な? 格好良くなきゃ駄目なんだよ、技ってぇのはさ」


 まるで初めてこの世界を知り、この世界で安堵を得た時の彼のように自由気ままに思った事をつらつらと口に出す。そこには遠慮も思慮もなにもない。


「だが、オレならばまず防がれないようにするがなっ」


「なっ!? なんてこった……。まさかルクータに一撃必殺を先に言われるとはな」


「ほぅ、一撃で必ず殺す……か。悪くないな、理想の一撃だ」


「でもな、こういう技は大抵命中率が低いんだよ。そこが問題だ。けど必中技っていうのもあってだな……」


 それから、加藤とルクーツァは身体を動かしながらも、必殺技であったり、必中技であったりと、下らなくも愛おしい話題で盛り上がった。存外、ルクーツァもこの手の話題には興が乗ったようで、アレはどうだ、コレなんて、などと彼自身も大きく楽しんでいた。


 ――――

 ――――


「ふぅ、今日は久々に楽しかったよ。いや、今までのも悪くはないんだけどさ?」


「ふっ、オレとしても悪く無かった。加えて、カトーも軽くとは言えオレとやり合える程になっているとはな、いや、嬉しいものだな。……それにしても、あれだな?」


「そっか……、んで? あれって?」


「技名というのは、オレは嫌いでは無いんだが……。カトーとしては駄目なのか?」


「駄目っていうか。そういうのって自分で決めるもんじゃーないんだよ。見た人が魅せられたから、そう呼ぶっていうか?」


「ふむ、そういうモノか……」


 技名、ゲームでは当たり前すぎる存在であり、重要な点であろう。だが、加藤はそれはあまり好きでは無いようであった。別に感情云々だけで無く、きちんとした理由もあった。それは。


「それにさ、やっぱり攻撃する時にそんな事言う余裕あるか? 俺だったら、……そうだな。それするくらいだったら、もう一息吸うか、溜めておくかね」


「余裕が無い訳ではないが、確かにそちらの方が良いな」


 きちんとした理由。とは言えそれは加藤にしてみたら、であった。しかしルクーツァもそれに頷きを以って同意を示した事で、加藤はより一層強く自論を語っていく。


「後さ、技名を叫ぶって事はだよ? 相手に今からこういう攻撃をします! って教えてるようなモンじゃねーか、馬鹿じゃん」


「ふむ、確かにな。だが、相手はモンスターどもだ。あまりソレは問題無い気がするな……」


 どうやらルクーツァは技名というモノにそれなり以上に惹かれたようで、珍しく話題を引き摺る。加藤もそれに気が付いたようで、少しばかり笑みを、しかしにやにやとしたモノであったが浮かべた後。ふむとルクータよろしく1つ頷くといきなり笑みを消して真剣味を帯びていくように目を閉じた。


「……おっ、これが良い」


「んーむ、ん? どうした」


「いやさ、ルクータに技名ってのをあげようと思ってさ?」


「なに? オレの技名だと?」


「あぁ、俺もようやく半人前、いや半々人前って認められたみたいな感じだったし? 区切り的にさっ、その前に約束な? 俺が半人前になった時に技名を1個、一人前になった時には奥義技名を1個なっ!?」


「奥義、か? まぁ、いいだろう」


「いいか、良く聞いてくれよ? 1個目はネミラズッタの時に見た技だ。双剣でズバっと切り付けたアレな?」


 それはネミラズッタに敗北を喫した加藤とギョッセを助けに駆けつけたルクーツァが放った一撃の事だろう。加藤の印象に残っているのは夜空に輝く月の明かりに重なるように跳躍し、十字に切り付けた一閃である。


「『月浮かぶ十字路』……やべぇ、これはやべぇよ!? だっせぇ、ださすぎる!?」


「クロ……フロゥ、ムン? なんだ? 聞き慣れない言葉だったが、お得意の適当言葉か?」


 加藤は何事かを呟く。しかしソレは横文字だったために、ルクーツァには発音こそなんとか聞き取れるものの意味までは理解出来ないものだった。それ幸いにと加藤は手をぶんぶんと振りながら、なんでも無いと苦く笑って訴える。


「当て字は止めだ、今のは忘れてくれ。うん、やっぱりシンプルなのが一番だよな。うん」


「……良く分からんが、それで?」


 加藤は今度、ゆっくりと考える。目に浮かぶ光景だけではなく、その時に感じたモノ、そこに至るまでに知れた事、それらを混ぜるように。


「ん、『介錯』。有り得ない程に鋭い一撃だった……、あれならモンスターも苦しまずに逝っただろうからな。達人級にしか出来ない。普通であればそれを思う事すら、失敗成功以前に行う事すら許されない。そんな慈悲の一撃、そういう意味だよ」


「良く分からないんだが……、それは手加減という意味か?」


「そうとも言えるかもな。苦しませようと思えばいくらでも苦しませられるだろうし?」


 介錯とは、非常に難易度の高い技であるとされている。加藤の生きていた時代には既にソレは消えていたために実際に目にする事は無かったし、なにより在ったとしても目にしたい行為では無いだろうから、どちらにせよ加藤は実際に目にした事は無い。ともかく、難しい技であったのだ。

 罪人が、そうで無くとも命を絶つとした者のために苦しみを一瞬で終わらせる、せめてもの情け。それが介錯であると加藤は考えていた。

 モンスターは真に罪人と言えるのかは知らないが、少なくとも現状ではヒトの敵であり、その意味では罪人であろう。とは言え生きている事には変わりなく、冒険者として戦うに連れて、相手もまた生きるのに必死なのだと薄っすらと加藤は感じていた。だが、倒すとなればどうしても相手を散々に痛めつけ、その上で、なのだ。

 別に、小型相手であれば加藤クラスの冒険者以上ならばやろうと思えばやれない事は無い。その程度の腕前は有している。

 だが、絶対ではない。小型と言えどその一撃は恐ろしい、ゆえに確実に、安全に倒す方法で。だから相手は傷付き、苦しみ、死んでいく。加藤クラスでさえそうなのだ、普通の冒険者では言うに及ばないだろう。

 だが、ルクーツァはどうだっただろうか。小型どころか中型相手にあの一撃。それまで加藤達が相手をしていた事、ロレン、デイリーと同じく達人級の連携の結果とは言え、あれは見事であった。


「まぁ、そういう訳で『介錯』な?」


「どうもしっくり来ない技名だな……。だが、お前からの贈り物だ。有り難く受け取ろう」


「どうも、んで……。もう1個だけど、一番最初に見た奴だよ」


「一番最初……?」


「この近くでさ、ほら、俺と先輩が危ないって時に……」


 加藤が未だこの世界のヒトを知らなかった時、それは現れた。月明かりを反射した銀色の煌き。初めて加藤が目にした武の強さ。この世界で生きていこうと思えた切欠。加藤に取って様々な意味での大事な、大事な思い出だ。


「あぁ、あったな。そういう事も」


「技名は決まってる。『しっ』だ」


「……なんだ、それは?」


「ん? いや、ルクータって攻撃する時、いっつも小さくそう言ってないか? だからだよ」


「そうか? 意識した覚えは無いが、というかそれでは全て技になってしまうでは無いか。さっきの話では技とは特別なものなんだろう?」


「特別さ。だからそれなんだよ。ぶっちゃけ、俺の中で武の最強はルクータなんだ。だから、どんな攻撃も技なんだよ。ぶっちゃけさっきのだってソレで良いかな? って思ってるくらいだしな」


「む、むぅ。いや、アレはアレで良い。やはり技を1つは持っていたい、なんとなく、うむ」


 加藤が憧れる、目指したい英雄は数多く居る。その中でも特別な存在、それは両親。そしてルクーツァである。こういったモノに順位を設けるのは間違いかもしれないが、その両者が加藤の中で飛び抜けているのは事実なのだ。

 だから、そう言った。残念な事に、ルクーツァは余り好みでは無いようだったが、しかし譲れないのだろう。どんな攻撃も、自身が苦労に苦労を重ねて編み出した技を上回っている、特別な技にしか付けられない技名を持つ技なのだ。それが出来るのがルクーツァなのだ、加藤に取っての。


「ま、贈り物はこんなもんだな?」


「う、うむ。悪くないモノを貰った、……だが、あれだな。これはやはり、叫ぶべきなのか?」


「知らんがな……」


 この日、恐らくはこの世界で始めて、個人の武の技に名が付いた。そのヒトしか持たない特別な名が、技に付いたのだ。

 その時と日を同じくして、大きな存在にもまた、名が付けられようとしていたのだがソレを加藤が知るのは翌日の事になる。

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