After After:こんなことがあったかもしれない
まさみ「私もゆいさんに倣って、”After Story”という形で描いてみたのですが、どうでしょう」
ゆい「なにこれ!?もう、ラブレターじゃん!?最後やばすぎるっ!」
まさみ「ふふっ、そうかもしれませんね」
ゆい「あわわわ、これは大変だ!師匠に見せて、額縁に飾ってもらわないと!」
まさみ「ああ!それは勘弁してください!」
ゆい「なんてね、冗談冗談」
まさみ「もぅ」
ゆい「てかこれ、最後、私死んでない?」
まさみ「いえいえ、そうとも読めるだけですよ。まあ、ご愛嬌です」
ゆい「・・・ふふっ、でも嬉しい。ほんとに」
まさみ「そうですか、それはよかったです」
ゆい「一個だけ聞きたいんだけどさ」
まさみ「はい、なんでも」
ゆい「これってさ、ほんとにあったこと?」
まさみ「さあ、どうでしょう?」
ゆい「あ〜!芸術家の悪いところ、そうやって、肝心なとこ、すぐ煙に巻くんだから」
まさみ「ふふっ、それを教えてくれたのは、ゆいさんですよ」
ゆい「そうだっけ?」
まさみ「ええ」
ゆい「そっか・・・」
まさみ「ゆいさんにも、こういうことがあったんじゃないですか?」
ゆい「さあ、どうだろうね」
まさみ「ほら」
ゆい「あ・・・、ふふっ」
まさみ「ふふふっ」
ゆい「でも確かに、あの瞬間、私たちは一つだったよね」
まさみ「ええ、確かに」
ゆい「よかった」
まさみ「はい」
後日、きっちり額に入れられた原稿用紙が、どんなふうにしてか壁にぴったり貼り付いて飾られており、私は人生でまだ受けたことのない類のはずかしめを受けることになるのだった。




