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読んでくださり、ありがとうございます。
毎日書く事を目標にしていますので、眠たかったりして短文になる時もあれば長文の時もあると思います。
それでも、読んでくださると嬉しいです。
駅前の喫煙所。
ベビーカーがひとつ。
その先に、花壇の端に座る男。
眼差しが見つめるのは、
四角くて、硬い、無機質な塊。
でも、無限に何かが詰まってて、光っているもの。
赤ちゃんの鳴き声は聞こえない。
顔も見えない。
でも、家族を見ている気がする。
何をされているかも分からずに。
辛いこと、苦しいこと。
タバコの煙は、全部忘れられる。
大切なものですら、曇らせてしまうみたい。
忘れられるのは、ほんの一瞬だけなのに。
どうしても、手を出してしまう。
私も、ああなるのかな。
希望を失ったわけでも、死にたくなったわけでもない。ただ、単純に。見たものに対しての感想であった。
男は、ベビーカーを押し始めた。さて、私も帰るか。男と帰る道が一緒であったが、私は逆方向へ進んだ。
「真剣に書きなさい。」
当時、高校1年生の私は、進路調査で"コンビニの店長"と書いた。優しい先生だと聞いていたので、同級生内でウケるために適当に書いた。
いざ、面談が始まるといつも微笑んでいる先生は、真顔であった。いつもより、顔に影が多く感じられ、マフィアと言われても遜色はなかったと思う。
「書き直してきなさい。」
先生とは、一切会話ができなかった。くだらない。
夢が決まっていたら、こんな学校になど来ていない。やりたいことができる学校に進んで、楽しんでいるよ。やりたいことがない中途半端ものが、進む学校じゃないの?
私は、ぐちゃぐちゃに潰した進路調査の紙を食べてやった。ほのかに黒鉛の味がした。案外固くて、薄くしないと飲み込めなかった。
自分のクラスに戻ると、誰もいない。
扉から対角線上にある窓側の席。そこに、邪魔なものがあろうとも歩き続けた。2,3度大きな音がしてときは、心臓が掴まれた気分だった。
私は、それすらも無視してたどり着く。
クマ、うさぎ、ネコ、イヌ。
どれも嫌いだったが、世間ウケが良い。
キーホルダーの鳴らす音に、私の息を潜め教室から抜け出す。
読んでくださりありがとうございます。
明日も楽しみにしてくださると、生きる希望になります。
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