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09 生


 忘我の状態から我に帰ると、


 目の前にとんでもない光景がっ。



 リノアさんが、


 アイネとノルシェの、


 お鼻をつまんでおりました。



 なんと言いますか、


 ちょっとだけうらやましくなっちゃいました。




 リノアさんはマクラからの要請で来てくれたそうです。


「アイネお姉さんとノルシェお姉さんが変になっちゃって、モノカお母さんが大変なの」


 ありがとう、マクラ。


 後でリノアさんと三人でお風呂しようね。




 リノアさんのお説教が聞こえてきます。


「お母さんは、あなたたちを人の気持ちが分からない子に育てた覚えはありませんっ」


 アイネもノルシェもぽろぽろ泣いてます。


 なんか、叱られてるって言うより浄化されてるみたいですね。



 そういえば、マクラはどこかな。


「お母さん、お風呂わいたよっ」


 なんか最近、ノルシェよりもマクラの方が一心同体感があるような。



「ふたりはしばらくそのまま反省なさい」


 リノアさんの手繋ぎに導かれるまま、マクラが待つお風呂へ。




 禍福は糾える縄の如し。


 試練の後は楽しいことが待ち構えている。




 わぉ、生だとすげーぜ。



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