表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

03 看病


 その後、私は突然の高熱により倒れた。


 三人とも、まさに誠心誠意の看病をしてくれたが、


 長年に渡る過酷で孤独な鍛錬と、ぼっち生活によって鍛え抜かれた鋼の精神力は、


 高熱に朦朧とした状態でも周囲の状況を把握する能力を失わせることが無く、


 つまりは汗ばむ身体を清潔に保つためのアレや、


 その他口に出すこともはばかられるアレコレを克明に記憶しており、


 つまりは、その、なんだ、


 言わせんなよ恥ずかしい、ということ。




 数日後、ようやく起き上がれるようになった私は、チーム内の人間関係の微妙にして決定的な変化に気付く。



 つまるところ、皆が私に気を遣ってきて、大変に居心地が悪い。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ