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【長編・完結済】ツインスピカ  作者: 遠堂 沙弥
ラ=ヴァース編
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第269話 「世界を1つに・・・!」

 闇の塔の最上階にある窓からアビスグランドの上空を眺め、アギト達は未だに目の前の光景が自分の目を疑うような信じがたいものだと感じていた。暗雲立ち込める空を埋め尽くす程のドラゴンの群れ、やがてその内の1頭が塔に近付いて来て―――――背に乗っていたオルフェがアギト達がいる闇の塔の最上階へと飛び移る。塔の外で繰り広げられているディアヴォロの眷族とドラゴン達との戦いだけでもまるで怪獣大決戦のような戦争状態にも関わらず、オルフェは相変わらず涼しい表情のままメガネの位置を直していた。


「どうやら全員無事のようですね、君達が上位精霊の協力を得てレムとアビスの間に道を作ってくれて助かりました。

 まぁ龍族にかかれば異界間の移動に苦労することもなかったんですが。

 それよりもラ=ヴァースの件を先に片付けましょう、そうすれば各地に点在する精霊スポットへすでに避難済みの

 国民達を守る結界が完璧な形で完成するようになりますからね。」


「は・・・? 一体何のことだ!?」


 三国を1つの世界にすることで精霊の力が強まり、精霊の祭壇があった地域一帯にある精霊の加護が強力になる話ならルナの説明でわかったが、オルフェの話にはそれ以上の内容が含まれているように聞こえたので、アギトはオルフェが今言った内容を完全に理解出来ていなかった。勿論それを一から全て説明している時間はないのでオルフェは珍しくも簡単に説明してくれる。


「以前からディアヴォロ復活に対抗する為の結界の強化を進めて来たんですよ。

 しかしそれでも大規模な結界を作るにはどうしてもマナ容量が足りなかったんです。そこでラ=ヴァースを実現させ

 精霊の力が強まることで、結界にかけるマナ容量を補うことが可能であると悟ったんですよ。 

 アシュレイ陛下もベアトリーチェ女王も、若君もすでに了承済みです。

 全世界に小規模な地殻変動位は起きるでしょうが各国の国民全員安全な場所へと避難させています。

 ラ=ヴァース復活と同時に世界中に眷族が溢れたとしても、精霊の加護が発動している結界内に各国の国民を避難

 させてありますから大きな被害は避けられるでしょう。」


「う~~、まだよく意味がわかんねぇけど・・・とりあえず眷族に襲われることはないってわけだな?」


「それなら今すぐにでも世界を1つに・・・!」


 ザナハの言葉がきっかけとなったのか、突然塔全体―――――――いや世界がまるごと大きく揺れてアギト達はバランスを崩して尻もちをついたり床に倒れたりした。恐らくこれが先程オルフェが言っていた小規模な地殻変動なんだと思いながらアギトは、歪められた空間に存在する3つの世界が移動してそのままくっつく・・・という単純なイメージを想像している。

 大きな地震が続く中アギトは床や柱に掴まりながら外の様子を見に行こうとする、ミラが危ないからその場を動かないように注意したがアギトはそれに耳を傾けることもなく、世界が1つになる世紀の瞬間をこの目で見ようと必死に捕まりながらゆっくり窓の外へと顔を出して下を覗いた。

 遥か上空にまである塔の最上階なので真下の方ではどうなってるのか確認しにくかったが、遥か地平線の方へと視線を向けてみる。しかしそれでも世界全体が揺れているというだけで、特に何かが光ったり現れたりすることもなく結局肉眼で確認することは出来なかった。塔の側を飛んでいるドラゴンを見ると何かを感じ取っているのか、注意深く慎重になっている様子だ。地上で眷族と対峙していたドラゴンも地震が起き始めた途端に戦いをやめて、全てが上空へと舞い戻って来ていた。




   < レムグランド 首都シャングリラ >




 王都では城下町に住んでいる人々が一時的に王城へと避難して騎士達に護衛されている状態で、全員大きな地震に耐えていた。軍は王城の外に配置して騎士団と協力しながら異変に備えて国民達が避難している城を命を賭けて守っている。その戦力の中には若き王アシュレイの姿もあった。

 軍人の一人がアシュレイに声をかける、延々と大地が大きく揺れる中何とかバランスを保ちながら安全な城内へ避難するように必死で訴えかけた。しかしアシュレイはそれを拒否し、前線で守りを固める彼等に向かって檄を飛ばす。


「オレなら大丈夫だ、国民を守る立場であるオレが安全な場所に逃げ隠れするなど出来ん!

 そんなことよりもこの地震は思っていた以上に大きい、周囲への警戒を怠るなよ。眷族に襲われる前に倒れて来た

 柱の下敷きだなんてシャレにもならんからな。」


「陛下・・・、本当にその眷族とやらが王都を襲って来るのでしょうか!? 自分には未だにそのような化け物の

 存在が信じられないのですが・・・っ!」


 一人の騎士が少し不安そうな表情で訊ねてきた、しかし怯えているのはその騎士だけではない。前線を固めている他の軍人や騎士達も不安の色は隠せない様子で、多少強い魔物が襲って来る準備は出来ていてもディアヴォロの眷族という未知の化け物が襲って来るというアシュレイの言葉に動揺している。

 パニックを起こさせまいと最初は眷族の存在を隠そうと思っていたが、襲って来る確率の方が高いのに前情報がないまま対峙することになれば更なるパニックは避けられないと思い、アシュレイはある程度彼等に情報を提供していたのだ。

 そして今、彼等は延々続く地震の中――――――だんだんと眷族への恐怖心が増して来ているようである。


「案ずるな、世界にマナが満ちれば魔術の精度も上がる。それに龍族の協力も得られたのだ。

 例えどんな化け物がここを襲って来ようと我々は負けるわけにはいかない、我々の後ろには守るべき国民がいるからだ!

 愛する家族を、国民を守り抜く為―――――ここを全力で死守するのがオレ達の使命だ!

 決して怯むな! お前達は一人じゃない、だからオレに力を貸してくれ!」


『おおおぉぉぉ―――――っ! アシュレイ陛下、万歳―――――っ!』


 彼等の心から恐怖心を取り除き、士気を高めることこそが国王陛下であるアシュレイが前線に残った理由である。不安がないと言えば嘘になる、しかし退くわけにはいかない。

 ここシャングリラの周辺はレイラインの濃度が低く、精霊の加護を現すシンボルも何もない。オルフェがヴォルトの使いの力を借りて即席で作った結界しかない状態なので、眷族に真っ先に襲われる可能性の方が高かったのだ。

 それでもアシュレイは他の兵士達と共に精霊の加護がある地へ避難することを認めなかった、首都に住む国民全員を連れてウンディーネやイフリートの加護が宿る土地へ移動することは不可能に近い。

 国民を見捨てて自分だけディアヴォロの眷族の魔の手から逃れることが出来る場所へ逃げることを良しとせず、アシュレイは最後まで守るべき国民と共に首都に残った―――――、その決断が出来たのは全てザナハ達が必ずディアヴォロを完全に消滅することが出来ると、心から信じていたからである。


(ザナハ達も命を賭けて戦っているんだ、ここでオレ達が怯むわけにはいかない――――っ!)




   < 龍神族の里 首都ヒルゼン >




 宮中では数人の書簡達や文官達がそれぞれ柱に掴まったりして地震に耐えていた、龍族の屈強な戦士達の殆どはディアヴォロに対抗するべくアビスグランド、そして守りを固める為に精霊の加護が最も弱い土地にあるシャングリラへの戦力として出払っているので、首都ヒルゼンには力の弱い者や老人しか残っていない。


「襷様・・・、本当にこれで良かったのでしょうか!?

 このまま創世時代の姿を取り戻したとして、初代神子の力を持ってしても封印に留めることしか出来なかった

 ディアヴォロに対し本当に我々に勝算があるのですか・・・!?

 やはりベアトリーチェ殿の言う通り、例の如く封印という形をとった方が安全に事を進めることが出来たのでは?」


 弱気な声で文官が申し出た、襷は気難しい表情のまま机に掴まり決断に誤りがなかったことを断言する。


「お主はそれでも高潔な種族の眷族かっ! 我等がそのように弱気でどうする、今もなお人間や魔族達が力を合わせて

 対抗しようとしている所で安全策ばかり取っていても仕方なかろうが!

 さいは投げられた、それにこれ以上封印ばかり続ける方が先はない・・・双つ星の戦士とアンフィニが

 揃っている今だからこそ行動する時なのじゃ!

 わかったらつまらぬ戯言しか言えぬ口を閉ざして、眷族に対抗出来る戦力をもっとかき集めて来い!」


「はっ、はい―――――っ!!」


 大声で怒鳴られた文官は地震の揺れと怒鳴り声に耐えられず尻もちをつきながら、慌てて会議室を出て行った。


「やれやれ・・・龍族も地に堕ちたか、長きに渡ってふんぞり返ることしかしなかったツケがここで回ってきたか。

 こりゃ本当に各地を転々としていた若の方が、よっぽど頼りになる存在になりかねんわい。」


 ここ龍神族の里は長い間、ディアヴォロの脅威に晒されることはなかった。全ては亡き族長パイロンの力によって里全体が清浄なる気で守られていたからである。しかしパイロンが亡くなってからというものその気はだんだんと力を弱め、先日もディアヴォロの眷族の侵入を許し―――――サイロンの付き人であるイフォンをさらわれたばかりであった。

 このままラ=ヴァースが復活し、ディアヴォロも完全に復活することになれば里も無事では済まない。しかも龍族の戦士の殆どは里から出払っているので対抗する戦力もわずかであった。

 襷もまた―――――――世界の命運を、あの馬鹿に託す他なかったのだ。


「しゃんとしろよ・・・、サイロン!」




   < 再びアビスグランド 闇の塔 >




 世界を繋ぎ合わせる揺れは大体30分程で治まり、突然空気が変わったことに全員が息を飲む。おもむろにアギトは塔の窓の方へと歩いて行き大空を眺めた。しかし外は未だに暗雲が立ち込めたままで光が差し込んで来る気配がない。


「おい・・・まだこの世界は闇に閉ざされたままだぞ!? 本当に世界が1つになったのかよ!?」


「全身で漂うマナを感じ取ってみなさい、明らかに濃度が濃くなっています。それにここは闇の精霊の土地・・・

 元々ここら一帯は闇の加護が強いから、恐らくこの辺は年中薄暗い土地柄になるんでしょう。」


 空に待機しているドラゴン達も異変に気付いたのか再び地上へと舞い降りて眷族に対抗している、その内の1匹がアギト達の方へと向かい―――――――背にまたがっていた人物が塔に入って来た。


「どうやら本当に世界を1つにしてしまったようだのう、これでもう後戻りは出来ん。

 あとはディアヴォロを倒すだけじゃ。」


 扇子で扇ぎながらサイロンが複雑な表情を浮かべながら、アギト達がいる方向とは全く違う場所へ視線を送らせたまま呟いた。サイロンが一体何を見ているのか視線の先を追ってみたが、そこには何もなかったのでアギトは首を傾げる。

 するとサイロンと同じドラゴンに乗っていた若い女性、見目麗しい外見であったがトカゲのような尻尾が生えていたのでアギトは思わず、尻尾の方に見入ってしまう。


「もうおしまいじゃ・・・、マナを食らって力を得たディアヴォロ相手ではもう封印の術は効かぬ! 

 ディアヴォロがいる場所は妾の城―――――――妾の国民が住んでいる場所なんだぞ!? 

 このままではアビスに住む住民が一番に被害を受けるではないか!」


 取り乱したように声を荒らげ、サイロンに詰め寄るベアトリーチェを諫めるようにオルフェが間に割って入った。


「落ち着いてください、くしくもクリムゾンパレスに住みついていたアビスの国民はルイドが全て追い出し、そして

 それぞれ精霊の加護が強い土地へと誘導されたと報告を受けました。精霊の加護が強い土地に侵入することが出来ない

 眷族はアビス国民に手を出せないはずです、しかしこうして時間を無駄にしている時間もありません。

 一人でも被害者を出さない為に、我々は一刻も早くディアヴォロがいるクリムゾンパレスへ向かわなければ。」


「貴様に言われなくともわかっておるわ! サイロン、さっさとクリムゾンパレスへ向かうぞ!」


 そう怒鳴り散らすベアトリーチェにサイロンは少しだけバツの悪そうな顔を見せ、扇子で口元部分を隠しながら話した。


「あ―――――――いや、余は少し闇の塔ですることがあるからのう。

 ベアトリーチェも余と共に残るが良い、仮にもお前は闇の女王じゃ―――――――ディアヴォロの本体があるクジャナ宮に

 向かってもし万が一のことがあったらそれこそアビスの国民達に申し訳が立たん、それじゃ未来の夫となるアシュレイも

 悲しむじゃろうからな。」


「・・・未来の、夫!?」


 サイロンの言葉に必要以上に反応したザナハが少しだけ苛立ったような表情を浮かべながらベアトリーチェの方を睨みつけた、しかしすぐ隣にいたミラ以外誰もその微妙な反応に気付くことなく(恐らくオルフェ辺りは気付いていたかもしれないが)、サイロンがなおも話を続けようとした。


「お前がどうしてもアビスグランドの状況を知りたいと言うからここまで連れて来たが、本来ならあのまま里に残す

 つもりでおったのじゃ。アビスの国民なら先程グリムが言ったようにルイドによって安全な場所へ誘導されておる。

 じゃからお前はこのまま里へ―――――――。」


「うるさいっ! 妾はこの目で確認せねば気が済まんわ、それに国を守りし女王が姿も見せずどうして国民から不安を

 取り除くことが出来ようか! もういい、お前に話をしても埒が明かんわ!」


 そう叫ぶとベアトリーチェはすぐさま塔の端まで走って行くと側を飛んでいたドラゴンを手招きし、無理矢理背に乗り込むとそのままクリムゾンパレスがある西の方角へと飛び去って行ってしまった。


「話は最後まで聞かんか、このじゃじゃ馬女王が―――――――っ!」


 サイロンはすぐさま他のドラゴンに指示を出してベアトリーチェが乗ったドラゴンを追いかけるように命令した、肩を竦めながらベアトリーチェの嵐のような行動に口を挟むことも行動を制止することも敵わず、唖然とした表情でサイロンを見据える。

そんな中、サイロンはオルフェの方を憎たらしい眼差しで見つめながら文句を言った。


「まさかとは思うがグリムよ、お前―――――――こうなることが最初からわかっていたくせにあえて黙っておったじゃろう?」


 するとオルフェは白々しい仕草をしながら微笑む。


「まぁ―――――――なんとなく熱い性格がアシュレイ陛下に似ていたものですから、こうなるんじゃないかなぁ?程度には

 覚悟してましたが、私も歳でしょうか・・・止める余裕がありませんでした。」


 全く悪びれた様子もない口調で堂々と弁明したオルフェに対し、アギト達は心の中で「嘘をつけ」と思ったが勿論それを口にする勇気は持ち合わせていなかった。オルフェがアビスグランドに現れてから怒涛の展開が次々と起きたのでアギト達の方こそ展開の早さについて行けず、それこそベアトリーチェの暴走を止める余裕がどこにもなかったのは確かだった。


「と―――――――とにかく、これで本当の本当に次元の歪んだ世界が密接した状態じゃなく・・・1つの世界として

 存在するようになったんだよな、ここは。

 ルナが言うには完全なラ=ヴァースとして復活させたわけじゃなくて、ラ=ヴァースに近い状態に次元を繋ぎ合わせたって

 言ってたから―――――――つまり今オレ達がいる世界はレムグランドってわけでも、アビスグランドってわけでもないんだろ?

 それじゃこれからこの世界のことは何て呼べばいいんだ?」


 アギトがふと疑問に思ったことを口にした、しかしその問いを聞くまでもなくオルフェから冷たい一言を返された。


「今はそんなことどうでもいいでしょう、とりあえず仮想ラ=ヴァースでも何でも呼んでおけばいいんです。

 そんなことより今はリュートの問題を先に片付けるべきなんじゃないんですか?

 ―――――――彼のことが心配なんでしょう?」


 そう言われ、アギトはすぐに気を取り直した。決してリュートのことを忘れていたわけじゃないが、オルフェ達―――――――知ってる者達と久々に集まって賑やかになったものだからつい心が和んでしまったのだ。

それが悪いというつもりはないが、それでもほんの少しだけでもリュートを探しに行くことを頭から一瞬だけ消えていた自分に苛立ちを感じながらも、アギトは再び気を引き締めた。



 世界が1つになったこと、リュートも気付いているだろうか?

闇の精霊シャドウからの指示で動いたのだから、きっと知っているのだろう。


(―――――――リュート、お前・・・一体何考えてんだよ!?

 もうオレ達に黙って勝手な行動はしないって約束したじゃねぇか、どうして一人だけで先に進もうとするんだ・・・っ!)


 アギトは胸の痛みを感じながら、それを紛らわせる為に懐にしまいこんでいるカガリに触れた。わずかにマナを込めながらカガリに触れるが、やはり依然として何の反応も示さない。

それがかえってアギトを不安にさせる、―――――――リュートが自分の側にいないということを実感させるだけであった。

 



 最初は各国での様子をはしょってました、しかし歪んだ世界が一つになるという大きな出来事を何の描写もなしにあっさりさせてしまってはさすがに拍子抜けするだろう・・・と思いまして、急きょ各国の状況も織り交ぜて書き進めたらこんなに長くなってしまいました。

 というか一番大事な「世界がくっつく作業・細かい描写」自体が作者の力不足によって全く表現出来ていなかったのが心残りと言えば心残りです、反省。

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