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【長編・完結済】ツインスピカ  作者: 遠堂 沙弥
異世界レムグランド編 4
211/302

第209話 「アシュレイの憂い」

 ゴトゴトと揺れる馬車の中で、オルフェは様々なことで頭を悩ませていた。

ぼんやりと客車の窓から見える外を眺めながら、一口・・・ハーブティーを含む。

レムグランドの首都、シャングリラで起こった事。

それらを思い返し・・・オルフェは、仕切りにアシュレイの言葉が耳に残っていた。


『オルフェ、10ヶ月経っても眷族が尻尾を出さなかった場合・・・オレは。』


 そう口にしたアシュレイの眼差しはどこまでも真っ直ぐであり、迷いがなかった。

レムグランドを将来背負う王族の立場として、国を憂う一人の人間として・・・。

そんなアシュレイの決意をオルフェは合理的だと捉えつつ、どこか寂しい思いを

抱いていた・・・。



 数日前、首都へと到着したオルフェはすぐさま国王への謁見を取り次いだ。

『異界の鏡』でサイロンの演説を聞いた国王の反応を見る為でもあり、どのような

結論を下そうとしているのかを探る為でもあった。

オルフェが首都に到着した頃にはすでにアビス軍は撤退した後であり、道も全て

閉ざされている。

アビスから漏れ出す魔物の数も激減し、今やレムグランドは脅威のない平和そのもの

だった。

つい先日まで戦争をし、多大な被害を受けていたとは思えない雰囲気にオルフェは

少々驚きを見せている。

しかし戦争による爪痕は・・・、未だ国民達の心に深く刻まれていた。

それだけではない、馬車で移動している際・・・途中で見かけた戦場跡。

先の大戦を彷彿とさせる有様に、オルフェは今にも戦場の光景が目に浮かぶようであった。

町中はまだ完全に平常を取り戻せていないが、少しずつ・・・復興作業などが進め

られている。

営業を再開したばかりの店では、店員が慌ただしく働いていた。

戦争前の状態を取り戻そうと・・・、自分達の平穏な日々を取り戻そうと一人一人が

懸命に働いている・・・。

そんな彼等の顔には、前を向いて行こうという・・・希望が浮かんでいた。


(さすがに下町の方々は打たれ強い、これならば・・・ここはひとまず大丈夫

 でしょうね・・・。)


 王城に到着し、本部の兵士がオルフェを出迎え・・・急ぎ足で謁見の間へと向かう。

オルフェは本部の兵士に首都の状況を尋ねた。

契約の旅をする為の拠点としている洋館は首都から離れ過ぎている、そのせいで戦況や

首都の状況などの情報は古いものになってしまう。

兵士の報告によると現在首都を警備する軍、そして騎士団は各個小隊が各地に向かい

アビス軍の残党、残りの高レベル魔物の討伐などに出向いているらしい。

その他にもレムグランドの状況を洗い直す為に、それぞれの小隊には必ずヴィオセラス

研究員が数名同行し調査を行なっている。

将軍クラスの者達は今後の対策などを、毎日のように会議室で討論しているらしい。


(謁見後、ヴィオセラスに行って調査報告書に目を通しておいた方が

 よさそうですね・・・。)


 兵士からの報告を聞いている間に謁見の間に到着し、オルフェはすぐさま通された。

中に入り数人の騎士、そして参謀が国王の脇を固めている。

オルフェは一通り光の塔で起きた出来事を国王に報告した。

当然、一時的にルイドと手を組んだことは伏せておいて・・・あくまでサイロンの演説

に立ち会ったことだけを話して聞かせる。

謁見の間に入って国王の表情を見た時から、オルフェは異変に気付いていた。

国王にこれまでの覇気が感じられない・・・。

まるで生気のない人形のように、虚ろな眼差しで黙ってオルフェの報告を聞いている。

怪訝に思いながらも顔には出さず、報告を済ませ・・・退室した。

国王と謁見したのは、わずかに10分程。

オルフェは閉められた扉の前で立ち止まり、優先順位を変更する。

その足は真っ直ぐにアシュレイの私室へと向かっていた。


 アシュレイの私室へ行く途中、オルフェがふと窓の外に目をやると会議室から

ちょうどアシュレイが他の騎士団長達と出て来る姿を見つけ、方向転換させた。

国王があの調子では、指揮を執るのは当然アシュレイになる。

オルフェは他の騎士団長達からアシュレイが外れるタイミングを見計らってから

近付いた。

オルフェは騎士団から煙たがれていたので、余計な揉め事を避ける為だ。

柱の陰に潜み、アシュレイが通りがかったと同時にオルフェは声をかける。

しかしアシュレイは見抜いていたのか、にやりと悪そうな笑みを浮かべながら

腕を組んだ。


「お前にしては珍しいな、誰に絡まれようが気にも留めないような奴が。」


「いちいち相手にするのが面倒臭いだけですよ、それより・・・少しだけ

 よろしいですか?」


 オルフェの営業スマイルを見たアシュレイは、真剣な面差しになると小さく頷いた。

二人はそのままアシュレイの私室へと向かい、メイドを部屋から追い出してから

椅子に座り・・・話を切り出す。


「お前も気付いたか、親父の変わりように・・・。」


アシュレイは自分で淹れた紅茶を一口飲み、目の前にあったクッキーをつまんだ。


「えぇ、気付かない方がどうかしているでしょう。

 一体何があったんです? やはり・・・眷族と関わりがあるんですか?」


「わからない・・・、ただサイロンの演説前から妙だと思っていた。

 急に体調でも崩したのか寝室から滅多に出て来ることもなかったし、演説の

 時に久々に親父を見て・・・放った言葉があれだ。

 ふん・・・、とうとう魂まで喰われたか。」


 そう吐き捨てるように呟くと、アシュレイはティーカップに入っていた紅茶を

一気に飲み干した。


「とにかく、今の親父ならしばらく放っておいても問題ないだろう。

 ついでに・・・、眷族が親父に接触したことがわかりやすくなる・・・。

 親父が何かいらぬ命令を下した時、その時は眷族から何らかの指示があった時だ。」


「ですが我々は眷族の一歩前を行く為に餌を撒いているんです、指示があった後では

 遅いですよ?」


「その為に騎士団には城内の警備をより一層厳重にするよう命令してある。

 感知タイプの魔術師も付けてな。

 ヤツが親父に近付けば・・・、現行犯で捕らえてやるつもりだ。」


 面白がるように微笑みながら、アシュレイは椅子の背もたれに深く座った。

その姿はとてもだらしなく・・・とても国を背負う王子の格好ではないように見える。

しかしオルフェはそんなアシュレイの態度を諫めるでもなく、逆に楽しむような

目つきで保留していた。


「首都の状況は一通り理解しました・・・、それよりも。」


オルフェがにっこりと微笑み、アシュレイは背筋が凍る思いがした。


「殿下と組まれていた協力者・・・、なぜ教えてくださらなかったんです?

 ザナハ姫がいた手前話せなかったのはわかりますが、まさか龍神族の若君とも

 コンタクトを取っていたとは・・・さすがに驚きましたよ。

 まぁあの時は青い鳥の主、内通者がルイドだったということだけでも、十分

 驚きましたけど。」


 オルフェがアシュレイに向かって、仕草だけで紅茶のおかわりを促すが・・・ 

アシュレイは断った。 


「事を内密に運ぶには、事情を知る者は少ない方がいい・・・。

 それはお前がオレに教えたことだろう、それに・・・サイロンに関してはオレから

 持ちかけたわけじゃない。

 ドラゴン対決があった時期に、サイロンはオレに『三国同盟』と『ラ=ヴァース

 復活』に関する計画を持ちかけて来た。

 世界を一つに・・・、元々お前と進めていた計画だ。

 オレはルイドとの計画とは別に、サイロンと結託することにした。

 どうせ二人は旧友同士、いずれは手を組むことになるだろうとわかっていたしな。

 あとは・・・、眷族がまんまと引っ掛かってくれれば何も問題はない。

 だが、もしも眷族が10カ月以内に尻尾を出さなかった場合・・・オレは・・・。」


 決意を宿した真剣な面差しで語ろうとするアシュレイの言葉を遮るように、

オルフェはわざと話題を変えた。

当然アシュレイは気付いていたが、しかしあえて追求せずに・・・黙って聞く。

これ以上の言葉、もはや二人の間には不要なやり取りであったから・・・。


「眷族・・・、ここ最近やけに発見されますね。

 グレイズ火山に向かう途中、そしてアンデューロへ向かう途中・・・。

 行く先々で眷族が接触して来て、それはもう大変でしたよ。」


 まるで全く苦労していないという口調で、オルフェは紅茶をおかわりし・・・

足を組み直した。


「・・・見たのか?」


「いえ、直接には・・・。

 ただどちらも直接接触してきたのは、戦士の方だけでしてね・・・。

 最初に接触してきた時は、闇の戦士リュートをターゲットにしているようでした。

 村の人間をけしかけて・・・、彼を襲わせようと・・・。

 2度目はアギト、その時の証言では黒いローブを頭から着ていて顔はよく

 見えなかったそうです。

 ただ・・・、わずかに見えたその顔は死人のように青白い顔をしていた男・・・

 だったそうですよ。

 その時はどんな方法を使ったのかわかりませんが、空間転移のような術で姿を消し

 ローブと槍を残して・・・後は、まさに跡形もなく。」


「黒いローブ・・・。」


アシュレイの反応に、オルフェはじっと彼を見据えた。


「何か心当たりでも?」


「いや・・・、以前・・・いつだったか忘れたが。

 黒いローブに身を包んだ奇妙なヤツが、親父に謁見しに来たことがあったんだ。

 それから何度か親父と接触していたみたいだが・・・、その時は相手が女だと

 いうことで必要最低限の護衛しか付けずに、二人で何かを話していた様子だったと

 キャラハン将軍から聞いたことがある。

 オレは見ていないが・・・、どこかうすら寒い雰囲気のある女だったと。」


「女・・・、ということは眷族は最低でもこのレムグランドに二人は存在している

 ということになりますね・・・。

 眷族に変身能力がなければ、の話ですけど・・・。

 それで? それ以来その女からの接触はないのですか?」


「わからん、いつも内密そうに会っていたらしいからな。

 オレはてっきり愛人だと思っていた。

 だが今思えば、その女が眷族である可能性が一番高いことは明白だ・・・。

 くそ・・・っ! もっとよく素性を洗っておけば・・・。」


 アシュレイが珍しく悔しそうな表情を浮かべながら、テーブルを力強く叩きつける。

オルフェはそんなアシュレイを懐かしそうな眼差しで見据えて、静かな落ち着きの

ある口調でなだめた。


「まぁまぁ・・・、自分の父親の愛人だと思っていれば気が引けるのも当然。

 そこは仕方ないことでしょう。」


「お前・・・、楽しそうだな。」


 不機嫌な顔色で、アシュレイが睨みつける。

しかしオルフェは素知らぬ顔で微笑みながら、紅茶をすするだけであった。


「気のせいですよ、そんなことより・・・もしその女が眷族候補ともなれば。

 警備もしやすくなると言うものです、これから黒いローブの女に気を付ければ

 いいだけのことですから。

 まぁ・・・、かなりキレるそうなのでもう二度とそんなわかりやすい格好で

 会いに来るとは思えませんが、念の為です。

 あ、それと・・・ザナハ姫が神子を続ける決意をされました。

 三国同盟が成立すれば光の精霊ルナと契約を交わし、アンフィニの力を解放する

 運命が確定したので報告しておきますよ。」


「なんだとっ!? なぜそれを先に言わないっ!」


 ガタン! と、アシュレイは勢いよく椅子から立ち上がると力強くオルフェの

胸ぐらを掴んで声を荒らげた。


「ザナハは確かにアンフィニだ・・・っ、しかし生来のものではないんだぞっ!?

 お前達が光の塔に向かったのも、親父を出し抜く為の偽装だったはずだ!

 もしアンフィニを解放する時に、何かイレギュラーでも起きたらお前はどう

 責任を取るつもりだっ!!」


アシュレイの剣幕に、オルフェは静かな表情のまま答える。


「若君と結託した時点で、その運命が確定されることは殿下にもわかっていたはず。

 なぜ今になって否定なさるんです?」


「それは・・・っ、お前もわかっているだろう・・・。

 ザナハは記憶を取り戻した・・・、つまりルイドへの想いを取り戻したんだ。

 そんな揺らいだ感情のままでアンフィニを解放したら、どうなるか・・・。」


萎んだ風船のようにアシュレイの勢いはおさまって行き、再び椅子に座る。


「嘘ですね。」


「・・・何っ!?」


「殿下、あなたはアンフィニの制御失敗を恐れているのではないでしょう?

 あなたは・・・、ザナハ姫が傷つくのを恐れている。

 三国同盟が成立し、光と闇・・・それぞれの神子が上位精霊と契約を交わして

 道を作る。

 そこまでは恐らく順調に事が運ぶでしょう。

 しかし、ラ=ヴァース復活の際にはアンフィニの力を解放しなければいけない。

 異なる次元に存在する3つの世界を、1つにつなぎ合わせるのですから。

 ですがこれも恐らく、今のザナハ姫ならば問題なく成功出来るはずです。

 殿下は・・・その後に待ち受けている『運命』を、心配している。

 若君の最終目標は、ディアヴォロの完全破棄。

 つまり・・・、ディアヴォロの核を宿しているルイドをも・・・その手で

 殺さなければいけなくなる。」


「・・・・・・・・・。」


「殿下がルイドと手を組んだのも、彼が本当は・・・自らディアヴォロの核を

 受け入れ、心中する覚悟をその目で見たから。

 自らを犠牲にしたルイドの覚悟を認め、殿下は彼を信じることにした。

 しかし・・・、問題が起こってしまう。

 交渉をしていた所をまだ幼かったザナハ姫に見られてしまい、事もあろうに

 ザナハ姫はルイドのことを慕っていた。

 その日の出来事は、ザナハ姫にフォルキスを施すことで記憶を抹消させましたが

 ヴォルトによって・・・その記憶を蘇らせてしまう。

 姫は全て聞いていた、ディアヴォロを倒す為には・・・愛しいルイドすらも

 殺さなければならないことを・・・。

 ディアヴォロを倒さなければ、いつか自国の民が犠牲になる。

 しかしディアヴォロを倒すということは、愛するルイドを犠牲にすることになる。

 国民の命と、ルイドの命を天秤にかけられ・・・姫は苦しんでいました。

 殿下がずっと・・・姫様が神子の使命を果たすことに反対していたのも、いつか

 姫様が記憶を取り戻し・・・、そんな葛藤に苦しむ姫様の姿を見たくなかったから。

 そして今、姫様は全ての記憶を取り戻した上で・・・神子を続ける決意をなされた。

 殿下が姫様のことを信じなくてどうします、ザナハ姫は強くなりましたよ。

 もう殿下にしがみついて泣いているような、か弱い少女ではないんです。

 すでに立派な、光の神子なんですよ。」


 アシュレイは黙っていた。

オルフェに言われた言葉を一言一句漏らさず聞き、視線を落したまま・・・ただ一点を

見つめたままだ。

するとオルフェはアシュレイからの返事を待つこともなく椅子から立ち上がる。


「さて、私はこれで失礼いたします。

 殿下とのお茶会は久しぶりでしたね、ごちそう様でした。

 洋館に戻ったら面倒臭い修行が待っているのですが・・・、そうならない為にも私は

 急いで帰らなければいけません。

 それでは殿下、眷族が現れた時にはくれぐれも注意してください。

 一応若君も警戒していますが、眷族にトドメを刺すことが出来るのは神子と戦士

 ・・・それから、精霊の力を宿している聖なる武器だけですから。」


 それだけ告げると、オルフェは何の躊躇いもなくアシュレイの部屋を後にした。

パタンと静かにドアが閉まり、アシュレイは未だ微動だにせず考え込んでいる様子だ。


「そんなことは・・・、わかっている。

 ただ、自分の大切なものを悲しませたくないという思い・・・お前には本当に

 わからないのか・・・!?」





 オルフェは目を開け、客車の窓から外を眺めた。

そこはすでに洋館の立っている森の中であり、あと数十分で到着する距離だ。


「・・・私としたことが、うたた寝ですか。

 もう年ですかね。」


 苦笑しながらオルフェは、すっかり冷たくなったハーブティーを飲み干して

横に置いてあった本を取り出した。

異世界の言葉で書かれたその本のタイトルは『トランス状態におけるリスクと、

その有用性』、そして著者は『レクトルディスフィア・ヴェリスゴル』。

今まさにアギトに修行をつけている、トルディス元・総統閣下が昔書いた本だった。

パラパラとページをめくり、ページの角を折り曲げている場所で止める。

オルフェが気にかかる章・・・。


(トランス状態は一般的に制御出来るものではないが、発動条件を自らが把握する

 ことにより自在にトランス状態に持ち込むことは可能とされている・・・。

 アギトの場合は、リュートの死をきっかけに発動しましたね。

 まぁ・・・厳密にいえばあれはリュートではありませんでしたが、しかし毎度

 リュートに死んでもらうわけにもいきませんし。)


悪そうな笑みを浮かべながら、最も気にかけている章へとページを進める。


『・・・なお、トランス状態が慢性化した場合・・・稀に別人格が形成されるという

 事例が報告されている。

 その場合、別人格は決まって凶暴性が増した獣の如く荒々しくなり・・・所構わず

 破壊の限りを尽くす行動に出る。

 完全に理性を失った状態になり、攻撃を加える相手が例え本人の親兄弟、友、

 恋人であろうと・・・何の躊躇いもなく刃を向ける。

 そうなった場合は非常に危険な状態となり、果てには自らの肉体すらも傷付ける

 行為を繰り返す・・・。

 トランス状態を解除するには、本人を気絶させるか・・・命を絶つしか方法はない。

 しかし今までの実験の中で気絶させることにより、トランス状態を解除した例は

 報告されていない。

 なぜなら体内のマナを100%解放させた被験者を気絶させることは非常に困難で

 あり、屈強な兵士ですら全く歯が立たないからである。

 私はこの被験者を最後に、研究を永遠に封印しようと思う。


 私の最愛の娘であり、最後の被験者となったエウレカに捧ぐ・・・。』






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