プロローグ
一人の少年が老婆に話しかけた
「ばあちゃん、またあのお話してよ!」
話し方からしてまだ小学校低学年ほどだろうか。老婆は答えた。
「んじゃあそこに座ってお聞き。」
老婆はゆっくりとした口調で話し始めた。
「二百年ほど前の話じゃ。ある国に・・・」
二百年ほど前の話だ。ある国に十三の星座の使徒と呼ばれる強力な魔術を使う者たちがいた。
使徒たちは平和に、そして平等な世界を望みその力を駆使し、十三人で努力し協力しあいながら国づくりに貢献し続けたそうだ。
しかし十三番目の使徒である鳳凰座の使徒が魔術を利用して人を生き返らすという禁忌を犯した。
他の十二の使徒たちは、やむなく十二星座の力でその鳳凰座の使徒を封印し、その後また使徒の誰かが罪を犯すことを恐れ、自らの力をも封印したという・・・
老婆は話を終えた
その様子を見ていた星は少し落胆し、自分の首筋の裏にある射手の痣を隠すようにフードを深くかぶり足早に去っていった。
「僕が思うにはね、ほうおう座?の使徒さんは’たいせつなひと’を生き変えらせたかったんだと思うんだ。」
少年は老婆にそう言った
「そうかも知れないねぇ…でももしかしたらただ自分の力を見せ付けたかっただけかも知れないよ?そこは誰にも分かりはしないからのぅ」
老婆はそういって自分の家に向けて帰り始めた
P.S 作者より
初投稿作なので短めにして主人公の紹介だけさせていただきます。
この部分に載せて欲しくない方が過半数であればここにのせるのはやめ、別途違う作品として投稿します。
新キャラが出てくるつどこのコーナーをどこかに設置したいと思います。
分かってると思いますが主人公は老婆でも少年でも二百年前の十三の使徒でもありません。
一瞬でてきた星という少女です。
性 女
年齢 17
名前 紅 星
身長 165
B 87 W 62 H 87
簡単なプロフィールはこんな感じです。
3サイズは日本人20代女性の平均的なものから引っ張ってちょっと上にしてみました。
拙い部分もあると思いますが出来たら片手間にでも見てください。ここまで読んでくださってありがとうございました。