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[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
訓練と成長
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お風呂

その後レクスがいることが全員に広まり帰そうという意見もあったが、アゴットさん達が話し合ってそのまま連れて行く事になった。

理由は時間がギリギリになってしまうこと、レクス自身も実力者という2つだ。

あの後聞いたことたが、ローゼさんにはこの事を話したが国王である父親と王妃の母親には話してないそうだ。

その方が問題な気がするのだが気のせいだろうか。

結構気さくな方達だったけどこれは流石に怒られるんじゃないかな。

でも、何となくローゼさんよりは恐くはなさそうなので大丈夫だろう。


お風呂は結構人気で深夜まで列が途切れなかったという。

先程アゴットさん達が話し合った場所でもある。

裸で会議か………………イメージしたらちょっと面白い。

裸の男達が真面目に会議してるって。

誰得のイメージだ……これ?

需要が無さそうなのでここまでにしておく。


めっちゃ列が出来てたから増設しようとしたんだけど魔力を使いすぎるなと言われた。

まだ全然大丈夫なんだけど皆口を揃えてそう言うからしなかった。

そこで自分がお風呂に入りそびれている事に気付く。

マイ達はもう入ったらしくまだ入っていないはずのレクスはアゴットさん達と長い間話しているので帰ってきそうにない。

そのため僕は家まで瞬間移動してお風呂に入ることにした。

その事をマイ達に伝えてから家へ。

ライの様子を見てからお風呂にお湯を張り、上の服を脱ごうとしたとき、

突然目の前に何かが現れた。


目よりも先にその匂いで正体が分かった。

「マイ、どうしたの?」

するとマイは上目遣いで

「一緒に入ろう」

と言ってきた。

不意打ちでそれは反則だ。

可愛すぎて即OKしちゃったがそれは後で後悔することになる。

それはお風呂に入ってから気付いた。

タオルはしてるけど凄く意識してしまう。

と同時に心拍数も上がりその状態でお風呂に入ったことでのぼせかけてしまったのだ。

マイはのぼせかけた僕を見て一緒にいて良かったと言ったが、本当はいたからこそこうなったということは言えなかった。


その後野営場所に戻ると、レクスも話が終わったようで丁度すれ違った。

「ん?2人で何処にいってたんだ?」

「ちょっと家のお風呂にね。こっちで作ったのは行列で入れそうにないし」

2人で入った事はバレないように言ったつもりだ。

「なるほど、2人で入ったのか」

うん。バレてたわ。

「何でバレた?」

「いや、お前顔が緩んでいたぞ」

「え?マジ?」

恥ずかしい……………気を付けよう。

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