表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
旧帝国領編
303/304

293話

すみません。短めです。

サテュロスもまた自分の力に驚いていた。

実はこの力を使うのは初めてであり、この世界ではないものにしか発揮してはならない。

例外として神が許可を出したときは使えるのだが、今回はどちらも当てはまっていた。


突然の力の増強であるが、サテュロスは戸惑うことはなかった。

それは元々サテュロスに備え付けられていた力であり、ただそれが制限されていただけだった。

そのためその力の制御の仕方は体が勝手に覚えていたのだ。



地面を蹴ると一瞬でベリアルとの距離を詰める事が出来る。

その速さに自分でも驚きながらもしっかりと対応出来る。

勢いのまま腕を振るうとそれにともない爪が出る。

意識しなくともそうなっていた。

当然のようにベリアルに避けられるが、サテュロスのこの速度はまだまだ最高時速ではなく、そのため制御も簡単であるがために切り返してすぐに攻撃を繰り出す事が可能だった。

そのためそこから連続攻撃を繰り出すのだった。



精霊王がベリアルに立ち向かっていったときに驚いたのは先程まで近くでいたリーセス達だった。

本来なら手助けに来たと考えるのが普通であるが、様々な話を聞いたためそれを伝えに来たのだと勘違いしていた。

だから、今までの雰囲気とは違ったサテュロスにも驚きがあった。

しかし、リーセスの不安は拭いきれていなかった。

先程死神が倒されてしまったのは自分のせいだ。

サテュロスが相手をしているが、それもどうなるかわからない。

そのため、リーセスはとある準備をしていた。



神様といたところから弾き飛ばされた僕はどこかわからない場所に送られていた。

そこは暗闇ではあるが、グラグラと揺れているのがわかる。

ずっと地震が続いている感じである。

このままここにいたら酔いそうだなと思いつつどこなのか手がかりを探しだすのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ