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[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
亜人大陸編
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自己紹介

「それでは、皆さんにはミリアさんのクラスに入っていただきましょう。知り合いがおられた方がよろしいでしょうから。それと・・・先に言っておきますと実力は申し分ないのですが色々変わった子が集まっていますのでそれには注意してください」

「わかりました」

変わった子というのがどういう方向に変わっているのかはわからないが、言われた通り気を付けておこう。


ミリアのクラスには校長先生自ら案内してくれた。

教室の中には11の机と椅子が用意されていた。

そのうちの5席は既に埋まっている。恐らく余っている6席が僕たちの席だろう。


予想通り空いている席にそれぞれ座らされ校長先生が前に立つ。

「以前話していた通り今日からウェンテライウ王国より来られた方々と共に授業を受けてもらいます。

期間は一週間。短く珍しいことですからしっかり交流するように」

『はい』

「ウィルファー先生が来るまでしばらく休憩していてください」



その後にすぐウィルファー先生が来られたため休憩はなかった。

ウィルファー先生は小動物っぽさを感じさせる女性の先生だ。

「初めに自己紹介からしましょう。まず私はウィルファーと言います。このクラスの担任で兎人族です。

それでは左の列から順番に」

僕たちは右側に当たるところにいるので最後の方ということなのだろう。

「俺は豹人族のクィール。後で手合わせしてくれよな」

そう簡潔に、ただ性格が何となくわかる挨拶をしたのはやはりはたから見れば普通の少年であったが、よく見れば足の筋肉が発達しているのが見てとれた。

「僕は猿人族のエンカ。よろしく」

これといって特徴はないが、鼻の部分が若干赤いのが唯一の特徴と言った感じである。

「私は白熊人族のクリーズです。よろしくお願いします」

丁寧に挨拶したのは真っ白の髪が特徴的の男性であった。

言葉遣いなどから真面目なことがわかる。

「私は知っての通りミリアです。馬人族です。もう少しの間よろしくです」

ミリアは順番になると一応といった感じで自己紹介をした。

「私はイネールよ。猫人族。あまり馴れ合うつもりはないけどよろしく」

「こら、へそを曲げないの!」

イネールに向かいウィルファー先生が注意をする。


その後僕たちもそれぞれ自己紹介をしつつ初めの授業に移っていくのだった。

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