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[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
亜人大陸編
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第158話

これはカイ達が亜人の聖地に向かって水上を移動し始めた頃の話である。

帝国のとある町。

外から訪れる者がいなくなってる中一人の来訪者が訪れていた。

「いらっしゃい、どこから来たんだい?」

「先程までやっていた仕事でストレスが溜まりまして、ちょっと憂さ晴らしと宣戦布告をしようと考えまして、手始めにこの町ですかね」

最後の方を聞いた者は誰もいなかった。

この三日後にこの町の住民全員が外傷のない死体として発見され、世界中がその異常事態に恐怖した。

ある三人はその犯人に目処がついていたが。



一方その頃海底では・・・・・・

『死神様バンザーイ、死神様バンザーイ』

こういう言葉が多方面から聞こえる状態になっていた。

それを困ったように見ている人物が一人。

水の中だが空気があるらしく普通に息をしている。

「精霊王として来るのか・・・・・・この状況では獣人の王としてくるべきなんだがな。

後は、人間が海底に来るのか。精霊王としてやっている人との共存を目指す計画の一貫か?

この事態はそれのついでで片付けられないぞ」

そう呟きながらその人物は周りよりも豪華な建物に入っていった。




カイはインベントリから亜人の聖地の食べ物が口に会わなかった時用に用意していた食料を取り出す。

この世界の保存食は普通に美味しい。理由は魔法があるからそれにつきる。

さすがにそのものの時を止めたりみたいなのは出来ないが。

カイはもっと良い方法で保存している。

まずインベントリに入れる。それだけである。

インベントリの中では時間の経過という概念がない。

そのため入れた時の状態のまま出てくるわけだ。

今回取り出したものも通常こんな保存できるようなものじゃない。

それらをテーブルに並べマイの様子を見に戻る。

今回インベントリ内の食べ物にしたのは別にこちらの食べ物が口に会わなかったわけではない。

カイがマイを部屋に置いて買い物に行くことを躊躇ったからである。

そのため、まだレクスにも報告に行っていない。

今日はもう遅いため翌日の朝に行く予定だ。


マイは言われた通りに寝ておりカイが近づくと目を開けた。

「ちゃんと寝てたよ?」

前回カイが中々言うことを聞かなかったことを根に持っているのか笑顔でそう告げた。

「うん、ご飯の準備できたから食べよう」

言及するのは避けるべきだと判断したカイは来た目的を話した。

「その前に一応言っておくね」

今週の土日はどちらも2000字投稿予定です。

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