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[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
亜人大陸編
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五日間の休み

さて、急な五日間の休みを得た僕たちだったが今日は来客が来ていた。

レクスとローゼである。用件は亜人の聖地に行っている間レクスを定期的に王城に送るということだった。

移動魔法が使えるため全然良いのだが、何故今お願いをしに来たのかが疑問である。

それを聞いてみると「婚約しても油断はできませんから」と言っていた。

レクスは若干呆れたような顔をしておりマイは尊敬の眼差しで見ていた。

ローゼさんがまたマイに何か変なことを教えないか不安である。

結果的に全て良い方向に進んでいるから文句を言うことはできないけど・・・・・・

それ以前に時期王妃に文句はダメか。あまりにも会うものだから忘れてしまう。気を付けよう。


五日間で変わった事といえばこれくらいで出発の日を迎えたのだった。



レクスとローゼはレクスの自室へと帰ってきていた。

「なあ、何故あんなに警戒しているんだ?」

「別にあなたを信用できないわけではないわよ。ただ・・・・・・」

「ただ?」

「最近、特に護衛がカイさんになってから私との時間が減っていってるでしょ?だから心配なの」

レクスにもその自覚があったため何も言えない。

何せ専用の護衛が出来たことで行動範囲が格段と大きくなったのだ。

それまでは一度の外出でも警備軍の優秀な者数人に話ついてきてもらう必要があった。

だからこそ暇があればローゼとの時間を大切にしていた。

それは過剰と言って良いほどで今は普通になっているだけである。

ローゼもそれがわかっているため文句を言うことはあまりないが、その頃の充実感を忘れられないのだ。

「今日から出発の日までの時間で手をうつわ」

どうやらこちらも一緒に過ごすことが決定したようである。



ノインはリーセスとレイが家を出たのを見計らって自宅に帰ってきていた。

いつの間にか周りがリア充ばかりになっていたノインだが全くその事を気にしていなかった。

今日は家でだらだらとすることにしたらしい。

何せ平日なため遊ぶ友人もいなかったのだ。

しばらくの間だらだらとしていたがどうしても暇に感じてしまう。

損なとき職場体験の時に言われた言葉を思い出した。

「暇なときはまた来て手伝ってくれ。さすがに給料は払えないけどご飯奢るよ」

ノインはそこで暇を潰すことにした。


結果またこき使われるのだった。

だが奢って貰ったご飯は美味しかったらしい。

短編集のようになってしまってますがそれも今回がラストです・・・・・・多分

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