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[元]面倒くさがりの異世界譚  作者: 空里
訓練と成長
120/304

冬休みへ

今回は話が飛び飛びになってしまいました。


その後、各自無事に終わり次の日からまた学校が始まった。


「カイ、ちょっと良いか?」

レクスに声をかけられた。

「どうした?」

「お前が受賞する件だが新たに賞を作るということもあって冬休みになりそうだ」

「了解、そういえば護衛は決まったの?」

「いや、決まらなかった。まだ急いで決めなくても良い時期だからな。最悪お前を頼れば良い」

「あ、そうですか」



時は過ぎ冬休み前の実技テストをする事になった。

これは要するに期末テストみたいなものだ。

筆記のテストは学年末にのみ行うため今回もない。

これまでに変わった事は特になかった。

いや、学校内のベストカップルランキングの二位にレイ、リーセス組がランクインしたことは変わった事に入るかもしれない。

まだ付き合ってはないらしいけどね。

ちなみに一位は僕たち。

さすがに言われなれてきていちいち反応しなくなったけれどもしかすると僕たちが二位になる日も近いかもしれない。

それほどまでに仲良くなっている。

きっかけはやはり職場体験だろうか。

そこで何があったのかは分からないが、そこから二人の距離が縮まったのは事実。

最近ではいつもくっついている。

もう、僕たちが二位なんじゃないかとも思うけれど未だに皆から一位だと言われる。


実技テストは皆以前よりも威力を出せていた。

初めてのリーセスはというと、毒魔法で木を腐らせてボロボロにしていた。

何故攻撃魔法を使わなかったのか聞いてみたが、幻惑魔法に特化しすぎて攻撃魔法は使えないのだという。

しかし、ここで二人から異論が出る。

その二人とはマイとレクス。

以前死神の使者としてのリーセスと戦闘経験のある二人だ。

二人によるとその時は攻撃魔法を使っていたらしい。

そういえば聞いたことがあったような、なかったような。

そのことをリーセスはそんな覚えはないと言った。

その言葉は嘘には聞こえなかった。

レクスも今のは嘘ではないと思うとほぼ当たる勘を言っていたし嘘ではないのだろう。

だとするとその時何故打てたのか。

もしかすると死神の力に関係するのかもしれない。



そうして無事に二学期も終わりを迎え、冬休みに入った。

初日。

夏休みと同様にマイと宿題を一緒にしていた。

言い忘れていたが僕たちの仲は変わらずに良いと自負している。

まあ、皆が認めるベストカップルランキング一位ですからね。

自分で言うとそれはそれで恥ずかしい。


課題は翌日の昼にはすべて終わった。

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