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中華街の奇妙な占い  作者: 李南昌
20/28

営業の方を占って

自分の足で回って、自立している方達なので

自分で体験してから確かめる感じの方が多かったです


こちらのいうことも一旦受け入れて

質問があったら聞いてきて

客観的に判断する感じで

サッパリした感じの人が多くて、


あいた時間に、ちょっと占ってよと

いう感じでいらっしゃってましたが


なにせ、世知辛い世の中

食うか食われるかの面もありますようで


他社の営業と協力して

仕事がとれるかどうかの瀬戸際


接待なのか、中華街で景気づけに一杯飲んで

おもしろそうということで

占いに来られてました


そのうちの一人が

「そんなことは当たり前のことだろう」

とか

「なんだみんな同じこといってるよ!」

とか、なんか絡んできて

雰囲気がわるくなりました


丸くまとめてくれようとした

他の営業の人が

「まあまあ、とりあえず、今回の仕事どうなるか

みてもらいましょうよ」

というので


イヤイヤ、タロットカードでみたのですが

いつもなら、まる〜く、角が立たないように

鑑定内容を話すのですが

頭に来てましたので


「剣の5の自分勝手なカード、

正義の審判を下されるカード、

強引なことをしても、結局仕事とれなくて

思いしらされますよ」

っぽいことを、きつめにいってしまいました


雰囲気はさいあくでしたが

タロットはうまくでてるよな〜

そんな相手から奪いとるようなことして

と、思いましたが


ちょっと大人気なかったです

酔っ払ってましたし


しかし、こういう鑑定は稀で、

同じ営業の同僚たちが、男女で

中華街で飲んだあと、大騒ぎしながら


「そ〜なんですよ!」とかいいながら、


上司に締め上げられて悩んでいる女性がぼやいたり


モテ期がいつかとか、どういう人を選ぶとかを

カードを引いて占ったり


ワイハイ楽しく鑑定したことの方が圧倒的に

多かったです

体育会系の方達ですからね〜


こういう時は、5人でも6人でも同時に

手を出してもらって鑑定する方が

一層盛り上がった記憶がございます


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