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中華街の奇妙な占い  作者: 李南昌
12/28

永平寺修行記

前回の続きですが

修行風景がこんな感じです


3時半 起床

朝課諷経(読経)

行粥(朝食)

回廊掃除

着替

洗面


12時 日中諷経

行鉢(昼食)

作務


夕方 晩課諷経

薬石(夕食)


21時 開枕(就寝)

あいだに他に色々

入ると思いますが

健康そうです


威儀即仏法

作法是宗旨


ということで

トイレ(東司という)に入るにも作法があるみたいです


回廊掃除は全力で法堂まで駆け上って

ひざつけずに雑巾で隅々まで何往復も清掃するみたいです


まえに中華街に托鉢僧が来たことがあり

お布施をしたあと

どこの宗派か聞きましたら

曹洞宗の雲水でした


占いの鑑定のお客さんでおなじ禅宗の臨済宗のお坊さんを鑑定したことがありますが


「ああ、当たってる当たってるよ」と

おもしろがっていました


まあ占星術をするお坊さんはいないんでしょうが


ただ真言宗は有名な宿曜経という占いのお経があるので占いをするんでしょうね


徳川家康の最高顧問の天海和尚が占星術の達人だったのは有名な話です


私ではないのですが

他の先生がある宗のお坊さんを鑑定したんですが

僧侶間の人間関係に悩んでいたようで

全然成仏してないな~と二人で笑ってました


このお話、臨済宗のお坊さんを鑑定したのは

覚えています


禅宗のお坊さんは体育会系というか

からっとした方が多い感じがします

知人の女性でお医者さんですが

霊感のあるかたで


永平寺に参拝した時に

すごく感動してました、霊感的に


永平寺修行記を読んだ時(喰う寝る座る 永平寺修行記)、これは私には無理だと思ったものでした


臨済宗の修行も大変だそうで

大接心という一番きつい修行のときは

本当に心身を病むほど厳しいそうで

病僧は一切参加できないそうです


山本玄峰老師という方が白隠の再来と

呼ばれた傑僧で

禅定力といって、通力も強かったそうで


時の総理大臣が相談で来たときに

なんの用で来て、どう対処すべきか

聞かないでも答えたそうです

(戦時中)


あと、気が緩んでいるお坊さんに

一喝したら腰が抜けて立てなくなったり


おもしろい話しでは

ねずみにエサをあげていて

「お前さんたちが先に住んでいたから」と


それでねずみは悪さもしないし、

今日は誰々が来ると喜んで教えて

くれたそうです


2014-10-4

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