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マヒルの独り言(プロローグ)
『人は死んだらどうなるのか。』そんなことは誰もが一度は考えることだろう。
この日記がその疑問を解決する手助けになれば。
そう思って私は今筆を執っている。
「そんなもの書いても意味ないと思うけど?」
「私達が引退する時には記憶も消えちゃいますし…。」
「生まれ変わる時には何も持っていけないと、先程言われたばかりじゃないですか。」
人の日記を勝手に覗き込みながらそんな事を言う三人衆を無視し、俺は筆を進めた。
―そう。まずはこの状況を説明するところからだ。
俺の名前は川上真昼。
日本生まれのごく普通の大学生。だった。
こんにちは、YUmiです。
ふと思い立って、書いたこともない小説を書くことにしました。
どこかにいる誰かに届いたなら、とても嬉しいです。
肝心なタイトルの読み方は、次に明らかになる…はずです。
なにぶん初めてなので、最初のうちはペース等安定しないかもしれませんが、
よろしくお願いします。