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魔法使い  作者: さき
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第三話 Special Operations Task Central


 あぁ、誰か俺を呼んでる、誰か。


「黒、黒!死ぬなよ、黒、死ぬな!」


 隣のは小夜、りんと静。召喚獣は治療を行ってる、小夜の召喚獣はウサギのようなモンスター、ウサギさんは汗まで出てきた、これは黒は相当危険な状況見たい。


 小夜、どうして泣いてた、誰かにいじめられてたか、大丈夫、俺が君を守るから。


 あれ……


 う…動けない、そうか、確か倒されて、あの女に!


 ハァ~、今の俺は弱いなぁ、本当に、弱いな。


 

「黒、よく聞いて、黒は兄さん、ちゃんと妹を守って、母さんは父さんを助けに行くから、この後は頼むぞ、黒。」


 母さん、あぁ、あの時、母さんと別れてた、妹と二人でアルニアへ行った。


「母さん、ヤダ、母さん、母さんーーーーーーーーー!」


 ずるいよ、ずるいんだよ、、母さん、勝手にあの世に行っちゃって、ずるいんです。


 俺の母さんを立派な魔法使いだった、父さんは魔術師、二人は南北戦争にまきこんでなくなった、あれは母さん最後の言葉、命の最後に、あの二人は一緒だったのか。



「起きたか、兄さん」


 目を覚ました時、もう家にいた、静かな部屋に妹さんがいる。


「し…白」


「し~っ」


 気付いてない、そこに小夜が寝てる、ベッドに顔を伏せて寝て、お前、本当にありがとうな。


 でもな、お疲れよ、小夜、心配させてごめんな。


「いつここに来たんだ」


「二日前だよ、兄さんはそのまま三日間寝てた、ったく、いつもこんなになって。」


「えへへーごめんな、白」


「ほらっ、飲んたら少し楽になる。」


 妹は一ノ瀬白、フランクス中央魔法大学の一年生、魔法使いではない、子供から魔術師を夢にして頑張ってた。


「小夜さんと恋人になったか」


 白は隣に座って、いきなり話し出した、相変わらず直接な。


「何なのよ、いきなり」


「小夜はこんなに兄さんのことを好きなのに、彼女はこの間にずっと召喚獣を出して兄さんを治療してる、相当疲れたんでしょう。」


 小夜、俺は知ってる、いつも逃げてたんだ、この感情を怖いんだ、ずっと今のままでなりたいんだ。


「それより、白はどうだ、ちゃんと彼氏ができたか、生活費は足りるのか……」


「あぁ~あ、相変わらずだな、兄さんは」


 白は小夜を他の部屋のベッドへ運んで、ちゃんと布団を掛けてた。こんな動作で起きてないか、本当にありがとうな、小夜。


「兄さんは昔からこうですね、あの時も、私のことを……」


「しろ、」


「ごめんね、兄さん」


 白が涙が出て来る、突然に、兄さんとして俺が何もできなった。


「ごめんね、兄さん、あの時も、この時も、私、何も役に立たないんだ、なにも……」


「白、昔のこと、覚える?」


「え?」


「最初の任務が終わってから、あの頃のことはさぁ、本当に懐かしいだった。」

 



 アルニアへ逃げた俺たちはあれから一か月後、七月さんに軍に誘った。俺の条件は一つ、白は関係外のこと。軍の任務を完成したら、金がもらう、そして、最初の二年は訓練任務、ほとんどは人殺す、一回やったら一年の学費と生活費は問題なし、しかし、失敗したら死ぬ。俺にとって、白が幸せに成長するのは一番のこと、他のはどうでもいい。


新暦 955年 アルニア


 2年の訓練を受けた俺は、最後の試験を合格し、妹さんのそばに戻る。


 しかし、すぐに最初の任務が届いた、二人組で北上の戦士組を討伐することだ、任務目標は北上の戦士組の総隊長舞子を殺すこと、そして、任務人数は……


 … …


 任務人数は三組全員参加。


 やる前は知らなかった、この任務自体は自殺任務だ、そして50人の集団自殺だ。北上はフワフワ最北端の大陸、国でもあり。そして、この国を守る第一の防線はこの戦士組、第一だけど、北上にいる最強の戦力だ。


 任務は二ヶ月続いでた、まさに地獄に行って、そして死神の大鎌から生き残った。


 北上の戦士組は強すぎる、ただ一番隊は俺たち十組ほどの戦力を消滅した、他の組はそれぞれの敵を殺されて、残ったのはただ4組だけ。俺たち4組は北上の戦士組総隊長を発見して、任務を実行するつもりが、その強さ、迫力は俺たちには届かないものだ。


 結局、北上に逃げ出したのはただ二組、計4人、小夜は軽傷、俺と他二人は重傷、他三組メンバー計46人全員。


 死亡。


 三組北上の戦士組を討伐任務失敗。

 


 妹と別れて三ヶ月後、地獄から帰った。体が完全に回復ではない、上半身はほとんど包帯に巻かれてる。そして、右手は全然動けない。


「白、帰りましたよ。」」


「兄さん、待ってたよ、任務はどうだった。」


 部屋から走り出した白は俺を抱いて、痛っっっっっっ!


「ううん、本当に厳しい任務だった。」


 声が震えてる、こればれる、絶対に!


「兄さん?怪我をしましたか、先からずっと左手を使ってるけど、右手はどうしたか」


「いたったたたたた、妹さんよ、実はね、任務は失敗だった」


 白は俺の体をチェックしたら、その傷を見て、全然びっくりして顔で俺を見て。


「兄さん、これは一体」


「白、兄さんは凄いだろ、あんなところから逃げ出したって」


「あんなところって、どこなのよ、もう、治療してあげるから、ちょっと待ってって。」


「いいよ、白、小夜は召喚獣で治ったのよ、普通な治療は無理だよ。」


 白は手を止まった、泣き声がだんだん出てる。


「兄さんはもしか何があったら、私、私は……」


「白……」


 痛いけど、妹さんを抱いてた、ずっと離さない、白はずっど泣いてた、服の裏に、涙と血が混ぜてる、痛みを我慢してた、白のために。俺は白にとって唯一の頼り、俺はちゃんとしないと。


 長い時間が過ぎ、なき声がだんだんなくなる。


「白、今週の恋人の日、デート行かない、恋人として。」


「こここここここ…恋人!何を言うのよ」


 白の顔は真っ赤になる、いいや、反応はいいな、可愛いなぁ。


「へへへ、こんな可愛い妹さんがいるのに、外に連れてみんなに見せびらかしたいなぁ。」


「兄さんったら、ご飯を作るに行く、あとは今回兄さんの冒険を聞かせてねぇ。」


「あぁ、期待しておきなよ、結構見事なもんだぜ。」


 そうはいっても、もう限界、傷は焼いてる見たい。そうだ、小夜は今何をしてるのか、あいつ一人じゃん、こっちへ呼び出すのか。


「もしもし、小夜か」


「この声、黒、これは珍しいなぁ、なんだ、携帯使えるのか」


「お前なぁ」


 こいつ、むかつく、小夜は今回の任務中最強の戦力だろ、彼女一人で俺たち三人を連れて敵の追撃から逃げ出した、そして、北上戦士組七番隊隊長を殺し、1番隊隊長を抑えて、俺たちを援護した。


「あのな、こっちへ来ない、あんな、一人なんでしょう、組織は消滅されたいまは行く場所はないだろ。」


「だから」


「だから、こっちまだ空いて部屋があるんので、今は俺と妹だけがいる、どうだ、考えて見ろ、家賃はいらねぇぞ」


「ううん……考えて見る、ありがとうな」


「待て待て待て、早く考えて、傷が……」


「ハハハハハ、あんたはねぇ、しょうがないな、安心しろ、今行くから。」


 小夜は俺のパートナー、いつも二人組で訓練課題をやる、小夜の実力は三組に1位、対戦訓練で一度負けることはない。


「白、三人分のご飯をお願い」



場所 ファランクス


 東ディルダンは東人類のいる場所に最大の国、そして、隣は西ディルダン、西最大の国。そして、首都アルニアの国ランディは西ディルダンの上にある。


 東ディルダンの首都はファランクス、世界中にいる有名な魔法使いは七割にファランクス中央魔法大学から出る、魔法に目指す人にとってここはまさに聖地。


「ワンコ先生、ワンコ先生……」


 公園に、可愛いお嬢さんが泣いてる、目の前のは犬の死体、シェットランド?シープドッグ、名前はワンコ先生見たい、変な名前だな。


「ごめんなさい!見つかった時もこんなった」


「ワンコ先生はたった唯一の家族なの、ワンコ先生、ごめんねぇ、ワンコ……


ああああああああああ!」


 女の子の叫びが空まで届けそう、痛み、憎しみ、怒り、女の子はこの感情にとらわれてる。


「ねぇ、警察さん、君の正義は何、私はまだ15歳、いろいろわからないことがあるね」


「えぇ、俺の正義は多分人を助けることだね。」


 何秒考えて、警察はいい答えが出たそう、女の子の鳴き声が止まった、ワンコ先生の死体を抱いて歩き出した。


「そうですね、素晴らしいね、でもな、私の正義はそうではない、君たち警察やっていけないことは私がやるよ、それが私の正義なんだ。」


「えぇ、それはどういう……」


 こういう話は誰も信じてないだろ、女の子は十五歳、二年前両親は事故で亡くなった、学校で彼女うの成績はトップクラスの、彼女自身は魔法使いが、ほとんど使わない。今回の事件は刑事事件ではない、犯人はまだ知らない。




 毎年恋人の日は三月一日と十月六日、字面通り恋人の日なんだ、毎回この日に多くの恋人たちは行く場所はいくつがある、一番のは月の森、アルニア北端の森、噂を聞いたらこの森に精霊がいる、特に三月一日、この月精霊とあった確率は一番高い。


「一緒に来ないか、小夜。」


 白と出る前に、小夜はパソコンを使ってる、一人でなんか寂しいから、一緒ならいいなって。


「いいの、せっかく二人っきりなのに」


「それじゃ、留守番お願い。じゃーねー」


 小夜は行く気がないな、毎日元気満々なのに。


「いってらっしゃい、楽しくしてね」


「じゃーね、小夜姉さん。」


 久しぶりに白と二人で出る、前一緒に出るのはまた天島のこと、北上に攻撃以来、二人で出ることはない、白は一人で二年を耐えた、辛かったでしょう、寂しかったでしょう、でも今は大丈夫、白はもうひとりじゃないんだ。


 まずはアルニア中央博物館、色んな有名な道具と歴史的に意義あるものは展示され、特に多いのは魔法道具。


 魔術師は魔法を使えないけれど、魔法道具は使える、彼らは魔法道具を開発し、使用する、正面戦のは当然話にならないが、潜入、偽装、暗殺は魔術師のあ得意分野、魔法を依頼しなくて、他の技能を利用することがある。


「これは何、兄さん」


 博物館は七階がある下の四階は道具、上三階は書類。一階なのに、すげぇなものを発見した。


「これは、死神のノート、他の物だよ、噂で持ち主は自分の名前を書いて40秒過ぎ、心臓麻痺で死んだよ。」


「えぇ、こんなことあるんだ、どうして、黒魔術か、名前書いたら死ぬ、この魔法は凄いな。」


「可愛い妹よ、黒魔術じゃないよ、名前は死神のノート、当然死神の物だよ、便利なもんだ。」


「でも、死神ミーナは魔法使いだろ、ノートなんて……」


 確かに、俺たちの死神ミーナは本質というと魔法使い、人間だろうか神だろうか、魔法使いは魔法使いだ、大体神様に会った人が会ったっけ。


「世の中は不思議だね」


「ね、ね、これは何、大きなボール」


 白は大きな黄色のボールに行って、中に赤い星がある、四個、これは確か……


「これ竜の玉じゃねーか、噂で七つの竜玉を集めて、神龍を呼び出せる、一つ願いを叶えるだぞ。もし本当ならいいなぁ」


 外から騒ぎが出し始めた、人が皆集まっている。


「え、もしもし、聞こえますか。」


 この町の中央ディスプレイは妙な放送が始まりました、一人の女の子はインスタントラーメンを食っている、後ろは5人の男、全裸で大きな十字に縛られてる、5人の男の下は草と木材。


「皆さん、初めまして、私はルーナ、見ての通り可愛い女の子です、今日はねぇ、私は正義を貫くの、この人たち…」


 ルーナはボタンを押して、電気を付きて、明るくなってよく見えました、後ろの男たちはみんな話せない、パンツを口に押し込んだ。


「私のワンコ先生を殺した、たった唯一の家族のワンコを殺したんだ、私は許せない!」



 フランクス中央安全局に完全にバラバラになってる。


「どういうこと、まだアドレスが探していますか、彼女のすべての情報を出してくれ!」


「もうやってます、隊長、場所は見つからない、女子はスディフ ルーナ、15歳、一人暮らし、魔法使い、自然系。」


「3組の連中に命令を出したか、すぐにこの子の家に行って、早く探さないと、この人たちは……」


「死ぬの、世界の目の前に……」


 すべての人は仕事を止まった、この事件はやばいのが気がした、これはただの殺す事件ではない、これは世界中の人にライブしてる、影響は想像できない。


「どうした、何をしてるお前たち、早く仕事をやれぇ。」


 隊長は命令を出して、皆はもう一度仕事に戻りました。



「はいはいはい、静かにして、君たち話せないよね」


 明らかに後ろの男たちはまだ状況はわからない、一生懸命頑張て逃げ出したい。


「殺人の罪をお前らの命で償えな」


 ルーナは五人の下に置いてる草と木材に火をつけて、一瞬で空気が変わった、五人の男は必死にもがいているが、無理だ。


「ハハハハハハハハ」


 ルーナは笑った、涙まで出ている。世界中に放送してる、皆様は感情は違うな、怖い、痛い、怒り、様々な感情が混ぜてる。


「どうだ、痛いだと、苦しいだろ、死にたいだろ」


「ハハハハハハ」


 ルーナの笑顔がだんだん崩れてる、あれはもう15歳少女の笑顔ではない、変態の笑顔になった。


 ううううううううううっ!


 ううううううううううっ!


 五人の叫び声だんだん大きくなる、日が足から全身にはびこっている。


「そうだ、鳴けよ、地獄でお前らのやったことを懺悔しろ」


 ルーナはもうんざりしてるような、インスタントラーメンを続けて食べる、全然この場で起きたことを気にしない。他の五人はそのまま死んでた、警察はそれまでは何もできなかった、ただルーナの家に行ってた、あそこはも何もいない。


「これはやばいなぁ。」


 この年の女の子はやばいな、この子多分魔法使いだろ、五人の男を捕まえてのは簡単ではない、でも魔法を使いない、少し考えがあるな、この子。


「兄さん、この人知ってる?」


「やだな、知らないよ、俺たちに関係ないし、行こうか、月の森へ」


「ううん」


「少し時間を貸してくれるか」


 俺たち前に現れるのは七月さん、俺を軍に誘う女性、そういえば、まだ七月さんのことを何も知らないよね。


「久しぶりです、七月姉さん」


 最初の二年前、白は七月の処に住んでた、彼女は俺たちの恩人のことは永遠に忘れない。


「何か用があるのか」


「実はね、少し将来のことに関して、俺、考えがある。そこのバールに行かない、君に相談したい。」


 隣はバール、昼間に人は少ないが、夜になったら、人は集まる、皆夜の生き物だから、昼の皆は人形のような動き、働き。


「先月、君たちは組織を消滅した後、俺も仕事を辞めた、ってあとは何をしようか考えてた、それて、答えが出た。」


 七月さんは酒が好きだ、特にブルボン、昔誰かに聞いてた、彼女は前回南北戦争時、一人で北上の軍隊1000人を倒した、酒を飲みながらで。


「俺たち、組織を作って、皆は一緒に遊ぼうはどうか」


 北上から帰った後、俺たち四人はまずは相談して、皆で俺たちを育てた組織の大部の上層を殺した、当然あの前に、一組と二組のやつを殺した、あの人たちは凄いんだ、小夜の言葉に、俺は超能力系魔法爆走して、全然別人になって、狂化のような魔法、当然俺は記憶は全然なし。


「俺と白はやることもないし、別に何をしてもいいよ、っていうか、七月さんは一体何をしたいですか、まさか子供の遊びではないよな」


 七月さんが笑った、何を考えてるのか全然わからない、人との交流は難しいよな、俺本当に苦手なんだ、この辺。


「15歳のくせに、なんて生意気なことを言う。まっ、退屈を思いさせないよ、いいか、とりあえず、他人の依頼は俺たちがやる、ただし、金は高いぞ」


「へぇ、悪くはないが、依頼はどんな依頼か」


俺たちは暗殺組織から、多分その辺の仕事だろ。


「そうですね、一応命をかける仕事かな、どうだ」


「命をかけるのか、わるくはないなぁ、って、メンバーは」


「私もやるよ、兄さん」


 白は何も知らない、これは殺人の仕事だ、俺たちのやることは何となく推測できる、命をかける仕事っで、相手の強さはかなり高いか。


「駄目だ、白は魔術師になった時の話よ、頑張りな」


「とりあえずは君と清水だけ、残りの人数は俺が探す、フランクスに」


「フランクス」


 先外の殺人の放送は確かフランクスに発生したそうだ。


「まさかとは思うが、先の人を連れて来るのか」


「っははははは、それじゃ、よろしくね、黒」


 残りの酒を飲んだら、七月さんはフランクスへ行ってた、最後の笑いはどういう意味か分からない、しかし、確信したのは一つ、七月さんは本気で何かを変えたい、あの時の俺は何も知らなかった。


 あれから二週間、七月さんはフランクスから帰った、他の三人を連れて帰った、一人はりん、一人は黒川静音、それと俺たち三人、これが俺たちの組織最初の六人。


「あんた、どこかで会っただっけ」


 最初声をかけたのはりん、自然系の魔法使い、フランクス中央魔法大学に魔法工程と実用魔法学の博士学位を取得した。


「勘違いだろ、俺は一ノ瀬黒、よろしくな」


「失望させないでね、俺はりん」


「スディフ ルーナ」


 この子が……まさか本当に連れてくるなんて。


「あねは反対しないが、全球放送は進めないよね」


 りんは別に気になってない、ただ自分の考えを言いました。もう一人は何もいいなっか。


「静、っでいい」


 資料を見たからわかる、彼女は黒川静音、精神系の魔法使い、そして、読心術は止まらない、詰り、今も……


「… …」


 目が合った、きっと考えが読まれた、まったく、全部問題児じゃねぇかよ。


 よろしくな、静。


「じゃ、一応この部屋は部室にしようか。」

 

 先からこうなって、っていうか……


「どうして俺の部屋かよ」


「まぁまぁ、三階の別荘、二人には勿体無いわ、いいじゃん、楽しいじゃないか。」


 七月さんは皆を集めて、何か重要な話をするみたい、白は学校へ行ってた、まだ帰ってない。皆は好きな部屋を決めてすぐ集まる。


「早速ですが、まずは名前を決めましょう」


「組織の名前ですか」


「そんなのどうでもいい」


 りんは全然気にしてない、静は本を読んでる、無関係な人も一人増えた、そしてルーナ、以外的に話好きだな。


「パソコンが準備完了しました、名前があったら、すぐ全世界に情報を公開します」


 ルーナは凄いハッカーなんだ、前回の全球放送も彼女は事前準備をやった。


「じゃ一分、俺たちの組織の名前を考えて」


 七月さんは全然心配してないな、この組織はやる気があるのか、全然見えない。


「はい、時間です、俺から言う、妖精」


「妖精一号」


 静は全然考えてないじゃん、最初はこのつもりなのか。


「えぇ」


 俺の考えを答えた、凄いな。


「蜘蛛」


 これはりんの考え、悪い気はないけど、蜘蛛ってキモイ。


「ううん、そうですね、第501兵団はどうですか」


 何それ、意味わかんねぇ、小夜か、あなたは俺が知ってた小夜か。


「wingsはどうだ」


 それ、どこかのチームの名前だね、他のチームの名前だね、ハッカーのくせに、調子を乗るじゃねぇ。


「……お前たち、本気で考えてるのか」


「黒はどうだった」


「Special Operations Task Central どう、格が違うだろ」


「意味わからん」


「SOTCENT、特殊行動任務中心っという意味だ、どうだ。」


「反対」


 小夜の続き、ルーナは反対した。


「しかたがない、それなら、勝負しよう、勝者が名前を決める。」


 この話を聞いてすぐ、気場は変わった、皆の殺気が部屋を壊そう。


「勝負って、命をかける勝負ようね」


 小夜はヘラヘラ笑ってる、この表情っでやばい。


「君たち、俺に勝つ可能はない、諦めろ。」


 りんは見てから全然強くない気がした、どうしてこんなに自信があるのか。


「皆、聞いて、面白い考えがあった。」


「何」


「ゲームを始めよう!」








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