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魔法使い  作者: さき
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第一話 あんたにとって、これは人生の選択だろう

フワフワ 新暦962年 アルニア


 屋上の風景はいつも素晴らしい、四月の風も人に爽やかな感じ。


「今日はいい天気なぁ。」


 俺は一ノ瀬黒、今年は21歳。爺さんは地球人なので、名前はおかしいです。一応魔法を使える、魔法使いだなぁ、でも魔導師ではない、人を魔法教えるのは面倒くさいんです。ちなみに、魔法は天の恵み、生まれたから決めた能力、旧暦357年、実験結果で証明した魔法使いと普通な人のDNA構成は違う、だから、魔法を使うなら自分で練習して、先生なんかいらないなぁ。いま俺は任務中、一つの特別な女の子を守る任務。任務はつまんないので、爺さんの日記を翻訳してる。


「はぁ、13歳の時、私は魔法工程と実用魔法学の博士学位を取得した、しかし今はどうだ、任務はつまらない、パートナーは一人で喋ってるバカだ、人生は終わったな。」

「ほらっ、だらだらするな、彼女を観察しろ、すべての情報が欲しいです。」

「あーい」


 彼はりん、俺のルームメイトだ、こう見えても、実はすごい魔法使いです、彼は人を見ると、その人の癖を一瞬でわかる、俺たちの任務に彼は観察者、俺は実行者。

 りんは自然系の魔法使い、戦いのは弱い、でも観察力は高い、これは自然系のいい所が、悪い所である。自然系の魔法使いは普通は戦闘力は弱いけど、強い者は強すぎる。かつて魔法大会にたった一人の自然系魔法使いが優勝を取った、そして二連勝、あれから引退した見たい、強すぎて相手がないって。

 魔法は五つ系がある、自然系、超能力系、精神系、特殊系、無系統系、俺は無系統系の、得意のは加速に合わせていろんな魔法を使う、実戦向けの魔法使い。


「関係ないだが、聞いておく、何をやってる」

「これ、爺さんの日記、俺は翻訳したい、任務に集中しろ。」

「あなたの爺さん確か地球人ですよね」

「えぇ、60年前来ました、それは大変な経験だった、最初に来た時助かれたのは人と思ったが、あれは精霊だよ。」

「実は、あんな田舎惑星からここへ来るのはほぼ不可能だった、しかし、世の中にはワームホールという物がある、よかったですね、そんな不可能のことを可能になった、おかけでいろんな惑星の生物は目が開きましたね。」

 

 彼の言う通り、爺さんのいた惑星はフワフワとは違う、まずは地球人は自分の太陽系まで飛ばせない、これだけで地球は終わりだ。いくら資源があっても、いつかが再生できない、そして惑星の寿命は終わり、その惑星のすべてもなくなるだろう。こういう惑星の生き物には他の惑星に行くのは方法が一つだけ、それはワームホール、時空の穴。


「意味わかんない、何を言いたい」

「私は言いたいのは太陽系まで飛ばせない種族にとっては面白い経験だった、大変な経験とは言えない。」

「……多分ねぇ」

 

 わからないなぁ、他の惑星の生物にとって違う惑星に行くのはどういう気分だろう、国際旅行ではないし、宇宙旅行だぞ、爺さんがいたとき聞いたらいいなぁ、十年前爺さんがなくなった、最後の顔を覚えている、満足そうな笑顔で寝てた、永遠に。りんの言う言葉は正しいかもしれないなぁ、爺さんにとってはこれは面白い経験だね。


「黒、これは大変なことになった。」


 突然何かあった見たい、りんは望遠鏡で何かを探している、多分あの子が視線になくなる。

 

「どうしたか」

「その……彼女を見失った」

「なっ」


 話を聞いたら無意識に日記でりんの頭を叩く、なんでだろうか、そうやりたい。

 

「痛っ!知ってる?これこそ大変な経験になる。」

「任務に集中しろって言っただろう」

「そうしたが、彼女は気配まで消えた、意識的に隠した見たい」

「これはまさか……」


 下の商店街に見ると、買い物のはほとんどは隣のアルニア魔法大学と高校の学生、恋人が多いんです。今回の任務はアルニア魔法大学の一年生を守る、卒業まで。彼女は特別な存在、能力は未来予知という魔法。彼女が見た未来は絶対的に発生する、間違いではなく、本物の未来の予知。もし強くなれば、タイムマシンに使えるか、未来に行くかもしれないな。


「しょうがない、探していく」

「頼んだぞ、帰る時例のクッキーをお願い」

「えぇ、自分で買おう、今帰るだろう」

「いいえ、これからは漫画を買っていきます、知っての通り、方向は違う、漫画店と幸せのクッキー」


 あぁ、面倒くさい、何かしないと……


「そんな顔をすぬな、私が言うのは事実だ。」

「はいはい、幸せのクッキー、名前は幸せだけど、全然幸せじゃないなぁ。」


「どうしてこんなことを?」

 

 誰もいない暗い道に一人の女の子と男の子は何をやってる、妙な光で周りを包んでる。男は困ってる表情で話している、迷ってる見たい。


「いちいち聞くな、速くやれ。」

「いいけど、本当に次の恋人の日にデートしますよね。」

「煩いなぁ、もう約束したんでしょう、安心しろって。」

「じゃ、行きますね。」

「ううん、こい!」


 話が終わり、男の子は女のこを少し離れて、十メートル歩いた、そして足が止まった。


「気を付けてください、当たったらただじゃすまないよ」

「全力でやれ。」

「わかりました、じゃー行きます。」

 … …

「スゥ~ハァ~」


 男の子は目を閉じて、深い呼吸をする。

 もう一度目を開いたら、目付きが変わった、残酷な、恐ろしい目付き、そして、すごい殺気が溢れ出る、一天にわかに掻き曇り、風が激しく吹き付ける。

  

 「何、これ、怖っ!」


 女の子は怖くて、怖くて、震えている。


「そこか、すごい殺気だなぁ。」


 なんだろう、この殺気、普通出せるのかなぁ。


「雷神!」


 一声の叫びと共に、空から稲妻が落ちて、一瞬の間に女の子の処が打たれた、人の声も聞こえない、外から見ると、何があったか全然わからない。


 うわぁ、危ねぇ、それにしても、片手で止めった、俺、こんなに強いですか。


 後ろのはあの子か、ウェンデイ シルルフ。未来予知というの能力を持つ者。


「あなたが、黒。」


 ウェンデイは不思議な顔で目の前突然現れた男見て、何かを言いたいけど、この瞬間、すべてを忘れて、たった名前だけを読みだした。


「一ノ瀬黒。」


 なんだ、俺の名を知ってるか、さすがだな、未来予知、名前まで見えるのか、どうしてこんなことをするのか、この男は友達かな、先はあんなに怖いのに、今は心配してる顔をするなんて。わざわざ俺を引き出すために、命まで賭けるのか、いい度胸じゃないか。


「怪我はないよね。」


 よく見ると結構可愛い、何か元気っぽい。


「ねぇ、教えてくれませんか、私、一体どうしましたか、夢の中で何度も見ました、今日のことを、ここまではすべて間違えなく発生した。この前父さんのことも……」

 

 彼女の声がだんだん震えてる、涙を押さえて話す。


「何度も見たけど、父さんに言ったけど、何もやったけど、結果は何も変わっていない、なんでだろう、ねぇ、知ってるでしょう、教えてくれ。もう限界なんだよ。」


 御父さんの話かな、彼女は泣いてた。涙がボロボロこぼれて、止まらない。


  えぇ!泣いてる、泣いてるって。どうしよう、こういうのは苦手なんだ、思い出せ、黒、こういう時何をするのか、白はちゃんと教えたはず。


「泣くな、ウェンデイ」


 彼女の頭を撫でて、綺麗な黒髪、短いけれど、とっても似合ってる。


「御父さんはきっと君の笑顔が好きだろう。あなたが知りたいものは全部教えるから、元気出して。」


 本当に俺、天才だ。彼女の涙が止まるそうだ。女の子が泣いたときはどうする?頭を撫でる、一回で成功した、俺もしかして本当に天才だぞ。


「まずは帰ろう、俺の部屋は隣だから、安心しな。」


「うん、ううん。」


 ウェンデイは涙を拭いて、俺を後ろに付いて歩きだした。そういえば、最初の男の子はどうした、先から見ていないな、どこに行っちゃった。


 まぁ、脇役だから、いってらっしゃい。


 クッキーと晩飯を買ったもう夜になった、晩飯はハンバーグ、今夜の番組はドラマ月の森がある、早く帰って見たいな。

 

 「こんにちは」


 マンションの三階は2室がある、向こうはウェンデイの部屋、同じ大きさの部屋、ウェンデイは一人暮らし、大変だろう、小さい頃ハハは事故で死んだ、そして、先月、彼女の父さんは殺された、辛いだろう、一人の女の子っで。


「黒、彼女を連れて来るのはいいアイデアとは思わないよ」


「本当に?この俺にこの質問を?」


 彼女は保護目標として少しリスクを冒す。彼女がもし俺達を知ってた、そして、未来予知で俺たちの未来を見たら、その未来は必ず事実になる。このリスクを知って、彼女を連れてくるのは本来は不可能だ。でも、これは或いは実験にしたい、もしかしたら、彼女が意識的に未来を変える、可能性があるねぇ。


「わからないな、どういう状況でこんな判断を出たのか。」


「まぁ、気にすんな。任務内容を彼女に教えて、ほら、幸せのクッキー」


 りんにクッキーを渡して、月の森を見ていく、正直言って、説明の仕事は苦手、元々複雑な話はできないだから。

  

「ウェンデイ シルルフ、そこのDNA模型を触らないで、こっちへ来い。」


 ハハ、ウェンデイは初めてDNAの模型を見ただろう、二つの模型がある、普通の人間と魔法使いの。


「おぉ、すみません」


 あとは俺に関係ないな、ドラマを見るか、他のやることもないし、小夜達が来るまでは暇だな、っていうか。


「ウェンデイ シルルフ、先月、御父さんは死ぬ前私たちに雇ってあなたを卒業まで保護してあげる。私達は魔法使いだ。」


 意外に普通な説明な。ウェンデイの父さんは俺たちの組長七月七日の友人、彼は知ってた、自分はもうすぐ死ぬのこと、唯一心配してるの娘はよりによって未来予知の魔法使い。


「父さんは、私に?そんな、どうして?」


 ウェンデイはこの件は知らなかったな、自分はその力を持つのも知らない。危険な世界に踏み込まないか、いい父親だ。家のおやじ、今どこにいるだろう、もう十七年か。


「その問題の答えは君自身にある。あなたは特別な存在だ、未来予知を持つ者よ。」


「私自身、未来予知……でも小さい頃から父さんに言われた、私は魔法使いじゃないって。」


「そう言って、自分は少し感じただろうか。これまでは何か未来を見て、必死に事実を変えりたい、だが結果は見たの通り発生した、そうな経験があるでしょう。君の能力は未来をロックオンして、予知するっという物だ。」


「どうしてあなたは……」


 不思議な顔ね、信じないでしょう、自分は今まで騙されたこと。


「自分のことを少し心配してな、君を捕らえたい組織がいっぱいあるぞ、御父さんは私達を雇っていうことは、君の能力は秘密ではないな。」


「この力って、危険なの?」


「知られたらねぇ、かつて何人がこういう神技を持っていた。しかし、様々な組織に捕まえて、その魔法使い達は全部過労で死んだよ。」


「死んだ?」


「安心しな、私達がいるかぎり、君は絶対に安全だ。ここだけの話、そこの黒は昔から中央軍のS級魔法使いだよ。」


「えぇ?まじで!」


 どうして俺のことを、昔からね、懐かしいなぁ。あの頃は何もない、何もできない、毎日毎日必死に頑張って強くなって。


「まぁ、安心して、これから一年間、俺たちは知ってることを全部教える、あなたは自分を守れるまで、明日からね。」


「おい、何をするつもり」


「考えて見ろ、りん、この任務は四年間の長期任務だよ、もし一年間で終わったら、この後の時間は自由活動なんだよ、どうだ。」


 りんは俺のアドバイスを聞いて、考えてる。


「あの、私の意見は?」


 ウェンデイはいたんだ、存在感薄っ。


「そうですね、じゃどっちを選ぶのか。先に言うぞ、もし強くなれば、必ず問題が出る。」


 りんの言う通り、未来予知は確かに簡単な力ではない。


「問題?」


「あぁ。」


 りんは目の前のジュースを飲んでから、話を続きました。 


「強くなったら、あなたは必ず自分の死をみる、それを受けて生きるのか。このまま生きるなら、普通の人間のような生き方も悪くはないな。」


「MUGGLE]


 なんだか、普通の人間はマグル。これは面白いな、地球人は。


「えぇ、何?」


「いや、忘れろ。ゆっくり考えて、明日結果を教えてね、じゃ。」


 りんはもう疲れている、普段より話が多すぎる、頑張ったな。


「いきなりよ、選択難いです。」


「いいや、もしソフィーの選択はこんな簡単なら、映画にはなれないな。」


 ソフィーの選択より、この子の選択は簡単すぎる。それにしても、ソフィーは苦しかっただろう、娘と息子の選択。


「ソフィーの選択、何それ?」


「田舎の惑星の話だろう、いつもこういうことを言う、誰もわからないけど。あぁ、時間だ、自家にゆっくり考えで、じゃ、また明日ね。」


 りんはいつも地球のことをなめている、田舎惑星かな。


「え、ここで考えでだめですか」


「Emm、精霊のとこをみたことがある?」


「いいえ」


「得意な魔法がある?」


「いいえ」


「先月発表した平行宇宙の論文を読んだか?」


「いいえ」

 

 妙な会話だな、りんはがっかりする表情でウェンデイを見てる。


「話はならないですね、じゃここに何をするつもり、このキャラは一人は十分、二人がいると、ここは家とは言えない、地獄になる。」


 りんは俺のことを言うだな、しょうがない、小学まで卒業できないから、りんは博士、それに魔導師。


「そんなひどいことをいうなんて……」

 

「彼の言う通り、一人でゆっくり考えで、あんたにとっては人生の選択だろう」


 こういう選択は一人で考えて、自分で成長するのは大切だ。


「黒……わかりました、じゃまた明日ね。」


 ようやく帰ってた、本当に煩いな子、そろそろあの二人が……


「あぁ、お腹が空いた。小黒、今の子は今回の任務目標なの?」


 家に入るのは二人の女の子は清水小夜と黒川静音。小夜は超能力系の魔法使い。静音は精神系の魔法使い。小夜はいつも俺のことを小黒で呼んでる、仲良くかな。静音は氷の美人だね、そして天才美少女、12歳の時も博士学位を取った、しかし、自家から逃げ出した、理由は誰も知らない。


「うん、まだ何も知らない大学生だよ。それより、任務の確認は終わったか。」


「うん、毎日午後四時、必ず散歩に行きます、その時やる、防衛は13人、男8人、女5人、中に魔法使いは二人がある、男一人は魔術師、かなり危険な任務なので、気を付けてね。」


「お疲れ。」


 






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