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目にうつる

作者: 篠枝 蒼

初投稿です。

ふと頭に浮かんだ最後のフレーズを使用したいがために書きました。

不確かなものを何処と無く遠くから見ている雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

ありとあらゆる物が、

溢れている世界がある。


飽きれるほど溢れすぎている。


偉そうにした大人が、

教壇の上から訓示を垂れる。


絵空事によく似ている。


箱の中でふんぞり返った人が、

野次を吐き散らす。


くだらない言い合いに発展する。


何も考えていない様な少女たちが、

詰まらない事で笑い続ける。


通りすがりに嗤ってやる。


僕と大して相違ない少年が、

明日部屋で首を吊る。


血液の緩やかな失速。


煩わしく思った僕が、

電源を切った。


もう会うことはない。

閲覧有難うございました。

宜しければ感想等お聞かせください。

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