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激突する若い魂


皆さんお久しぶりです!


Nostalgiaです


急なのですがいくつか修正をいれさせていただきます


白崎 杏奈→白崎 美鈴


秋人の一人称 俺→僕



さぁ、それでは、今回も良ければお楽しみください!


広い庭には沈黙が広がっていたいや、喋ることが出来なかった

それほどまでに、勝負は白熱してた




「はぁぁあ!」白崎の槍を避ける。攻撃は全て秋人によって避けられていた


いや、『感知』されていた


秋人の『危険察知』は相手からの攻撃時の殺気を瞬時に感知する、そこから相手の攻撃を予測することによって、この回避力に繋がっている



「もー!なんで当たんないのよ!」

白崎はイラつきを隠せずに文句を言う。秋人はある程度距離をとり左手を開く


「そっちこそ…」

左手に出現したのは炎の塊



「『火の(バーン)』!」

左手から飛び出した火の粉は真っ直ぐに白崎に飛んでいく


しかし秋人の顔は優れない、何故ならこの攻撃はもう何度かやっているからだ


そして顔が優れないのは、一度も成功していないからだ


それこそが白崎の能力




「『時間停止(ストップ)』」




火の粉は白崎の目の前で停止する


一ミリも動かない、まるでそこで置物になったかのようだ


『時間停止』、白崎の能力の1つであるそれは、生物以外の時を一定時間止める事ができる。反則系でも良いのではないかと言われるが、これでも便利系に分類される




「時間を止めるなんて…ありかよ……」

秋人は静かに思考を巡らせる、基本戦闘は得意ではない秋人はこうして少し時間をかけて戦術を練らなければならない、

最初、白崎の攻撃を避け続けて、相手に攻撃が当たらないことを考えさせたのもその為である


今使える魔法は3つ、1つは戦闘用では無いため、実質『火の(バーン)』ともう1つしか使えない


相手の能力は時間を止める、さらにもう1つの能力も頭の端に入れておくとして……



「どうするか…」

そこまで考え終えた瞬間、白崎が距離を一気に詰めてくる



「えぇい!一気にいくわよ!」

白崎がさらにラッシュをかけてくる


さすがの攻撃の多さに体の動きが追い付かなくなる秋人、次の瞬間に大きく後ろに飛び、左手に開いた


「それはもう見飽きたわ!」

白崎が秋人をさらに追い詰める



「こっちこそ!『火の(バーン)』!」

火の粉は真っ直ぐ白崎に…は行かずに庭にあった木の根を燃やした。


木は白崎に向かって倒れてくる


「なかなかいい作戦ね、でも無駄よ!『時間停止(ストップ)』」


倒れてきた木の時間を止める白崎だがここまでは作戦通り



「『水流弾(ウォータ)』!」

秋人は両手からそれぞれ水の塊を放射する、水の砲撃はそのまま白崎に向かっていく、計2発、秋人のとっておきである



「くっ……」

白崎が避けたのを見た秋人に確信が生まれる



(今、時間停止をしようと思えば十分できた、しかししなかったのを見ると時間を止められるのは1つの対象物のみ、今回は木の時間を止めていたことであと2つは止められなかった。)




通常同じ魔法はクールタイムというものがあり、連続で使用はできない。

秋人は『火の(バーン)』で木を燃やし、もう1つの『水流弾(ウォータ)』を使うことで上手く能力を判明させることができた



「やるわね…今ので私の能力の特徴が見破られた…ったく、魔法1つしか使ってこなかったのは自分が1つしか持ってないと錯覚させるためだったのね」


白崎が己の失態を恥じる、と、共にある決意をする



「悔しいけど…使うわ」

能力発動?いやおかしい、今停止させるべきものなどあるだろうか秋人の考えは思いっきり覆される


「『時間加速(ブースト)』」

その言葉が聞こえた瞬間、秋人の腹部には白崎の肘が入っていた


そして吹き飛ばされる秋人



『時間加速』、白崎の2つ目の能力であるそれは、生物以外と、例外で自分の時を加速させることができる。槍を持たなかったのは、加速したスピードに槍の耐久がついていかずに壊れてしまう為である

それでも、秋人の危険察知を使っても防ぎきれない打撃は驚異的な物となる



「くっ……なんだ…それ」

秋人が膝をつく



不覚だった、能力とは大体1つ目と2つ目で類似したり相性がよかったりすることが多い


それをわかっていながら加速が思い付かなかったのは完全にミスだ

自分の実践経験の浅さに歯ぎしりしながら立ち上がる秋人、だが白崎は止まらない




(来る!)



白崎の右膝蹴りを間一髪感知してかわす、しかし避けられたのはその一発のみ

そこから正拳突き、左足の回し蹴りを食らって秋人はまたも吹き飛ばされた




(さぁ、そろそろ君の出番じゃないのかい?)



蒼斗が秋人を見る、いや、彼が見ていたのは…秋人なのか、はたまた…





「いててて…」



しかし蒼斗の考えは外れ、土煙から出てきたのは秋人だった


「蒼斗に勝ったって言うからどれほどかと思ったら…まさか嘘?」




「いや…勝ったのは僕じゃない、僕じゃないからこそ、僕は強くならなくちゃいけないんだ…」


そういって白崎を見る秋人の目には何かの信念がこもっていた

それを見て何かを感じたのか白崎も気合いを入れ直す


「いいわ、本気でやってあげる」


そして、また戦いが始まった



△△△△△△△△△△△△△△△△


「ぐっ…!」



「はぁぁあ!」



白崎の踵落としを両手でのガードで防ぐ秋人、しかしそれ以上はやはり追い付けない

白崎の右ストレートが直撃…


かと思いきや秋人は寸前でかわした




「対応…してきてる…」



蒼斗が驚いたように回りの見てる者たちも驚く

秋人の負けは変わらないだろう、しかし、それでも戦いを見届けてしまう、それほどまでの良戦であった



「はぁ……はぁ…」

しかし秋人は限界が来たのか、倒れた



「ねぇ、蒼斗」

白崎が蒼斗に近づく



「ん?どうしたんだい」


「あいつ、私が鍛える。面白いもの」


倒れた秋人は、無邪気な子供のように、笑っていた




後日談だが、翌日秋人が目覚めた日にまたパーティーを開催したそうである

さらにその時、白崎が秋人に戦いかたを教えるといって、秋人がすごく喜んでいたとかなんとか…


秋人のキャラより実はクロのが書きやすい…でもそこでクロを書きすぎると無双になってしまう


非常に難しいです…。



まぁ自分無双小説も好きなんですけどww


※この作品はそんなことしません、たぶん、きっと

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